2009年2月26日木曜日

太陽電池の設置作業


停電対策に国連関係者向けには太陽電池とインバーターが支給されます。
上位機関のちょーいい加減な段取りのおかげで
私は何度も上位機関の担当者へ
「電話したほうがいいんじゃない?」
「この間の件、どうなった?」
「大家さんに業者から連絡取るように言った?」
などと一つ一つをお願いする始末。


そんなわけで、実際に業者が我が家へ来るまでに1ヶ月掛かりました。


さて、やっとこ業者と連絡が取れて
いざ我が家へ!
どうにも身軽の彼を見て怪訝に思っていると“下見”でした。

それから1週間弱、やっとこ設置にたどり着きましたが
設置に来た技術者は、どうみても何もわかっていない。
結局、私が「こっちはこうして」「あっちはこうして」と
全てを指図する羽目に。

設置作業も半日で終わると思っていたのに
結局1日と3/4日を費やして終わりました。


その間、仕事を休むわけですよ。
彼らはこれが仕事だからいいけど・・・
これだけ時間を掛けて・・・私は仕事休んでいたんだよねぇ。
判っていたのかな~ぁ。



そして後片付けも私の仕事。

2009年2月24日火曜日

こんな所にも

鉄道好きの方々、どこの国にも現れるもので・・・
ここエリトリアでもお目にかかりました。


この間の日曜日、なんと観光用列車をチャーターして
普段は機関車1両に客車1両なのに
その日は客車と貨車をまぜこぜで6両つないで
機関車も2両で走っていました。


線路の上をトコトコ歩いて“週末トレッキング”をしていた我々は「早くあっちへ行け~!」
と煙たがられる存在。


ちなみに、エリトリアの鉄道はこんなところを走っています。
山の上から下まで、全て1本の線路です。
写真

2009年2月23日月曜日

たかが¥630。されど¥630。

先日、自転車を乗る前に手入れをして
稼動部分に油をさしてから出発しました。


しかし、どうも前ブレーキの効きがおかしいです。
“もしや・・・油がブレーキに付いてしまった?”
とりあえず、外してブレーキシューや、ローターを拭いてみたものの
結果は変わらず、ブレーキを掛けると鳴くばかり。

むしろブレーキが泣いている



専門店のQ&Aを参考にしてみたら
「ディスクブレーキのパッドに油が付いたら交換が一番です」


なぬーーー!交換ですか。
部品代¥630。しかし、エリトリアでは当然ながら
MTBのブレーキパッドなんぞ手に入らない。
たかが¥630ですが、エリトリアにいるみではされど¥630。
いや、それ以上だ!


どうするどうする~。

2009年2月20日金曜日

「質」についてのやり取りは無為に思う

当UNFPA事務所では、だいたい四半期毎に小冊子を作っている。
紙へ印刷するのも一つの“出来上がり”ってわけだが
印刷を更にするために電子データ等も保管する。


さて、今日はレイアウトを行って
最終的にPDFへ加工する担当者から質問をされた。
とはいっても、既に昨年もさんざんやり取りした内容。


同僚:「450KBと1.9MBって、1.9MBの方が小さいでしょ?」
私:「いや・・・それは既に去年も話したとおり
“1.9MBは、1900KBと思って”って話したじゃない」
同:「そうだっけ?」

同:「でもこの45KBのPDFは写真も綺麗だよね?」
私:「それは印刷してみないと何とも言えないよ」

前回(1.9MB)印刷したものと、今回(45KB)印刷したを比較します。
見るからに450KBの方の写真は、細部がつぶれてしまっているのに
同僚は「どちらも同じだ!」と言い張ります。

以前も事務所代表が
「小冊子の写真の質がどうしてこんなに悪いんだ?」
となって、同僚に色々説明したのですが・・・埒があきません。

今回のやりとりも全く同じ。
私:「これは知識や技術の問題じゃないんだよ。
どちらの写真が綺麗か気付くか、気付かないか。
だから、教えろと言われても教えられない」
同:「どうしてコンピュータで作るのに作り方を教えてくれないんだ」
私:「ファイルサイズと写真の質はバランスの問題だから、
“これが正解”って手順は無いんだよ。」
同:「どうしてコンピュータで作るのに作り方を教えてくれないんだ」


結局、やりとりはどうどう巡り。
あぁ、小冊子を作るたびにこんなやりとりが続くんだろうなぁ・・・。
テキトーに教えてお茶を濁すのが良いのだろうか。

2009年2月19日木曜日

彼の行方はいかに?

昨年の秋口だったと思いましたがプリンターが届きました。
7年間使い込んだプリンターとお別れする日がやってきたわけです。


IT担当としてはセットアップを担当するわけで
まぁ、とりあえずトナーとかをセットして
ステータスシートを印刷するべく電源オン!


ブチン。


事務所のブレーカーが落ちました。


他のコンセントでも試しました。

ブチン。


やっぱりブレーカーが落ちました。

電気の容量不足をまずは疑ったので
2回目はプリンター&コピー機の電源を切って試していましたが
結果は同じでした。



あれ?焦げ臭い。

プリンターの裏を見ると「100v~125v」
なぬ~ぅ!!! 230vに対応していねーっす!


そこから数ヶ月、何度も納入業者(アメリカ)とリサイクルやりとりをしつつ
先日、やっとこレンチ分解に成功して
“電源ユニットが100v対応品です”
って写真を送った結果、納入業者が非を認めて
交換へと向けて動き出しました。

一枚も印刷することなく
プリンターの本懐を果たすことなく
使命を終えようとしている彼。いったいどうなのだろう。

2009年2月16日月曜日

ガスが無い(涙)


プロパンガスが切れました。
“都市ガス”ってものも無いので、み~んなプロパンです。

では買いに行きましょう。


「陽介、今は街中でもプロパンガスが品切れなんだ」
と言うのはエリトリア人の同僚。

「・・・。」


ガスが全くありません。
3食全てを外食にするのはお金が掛かりすぎます。
とりあえず、電気コンロを探してみました。


「陽介、電気コンロも品切れなんだ」
と言うのはエリトリア人の同僚。


「・・・。」

家でお湯も沸かせません。



しかし、まぁ、事務所内でボソっと言ってみるもので。
同僚のノルウェー人が電気コンロを祖国から持ってきておりました。
「重いから持って帰らないから譲るよ」
即決したのは言うまでもありません。

コンロが4口から1口に減りましたが
家でコーヒー飲んでゆっくりして、ご飯を作れるだけでも十分です。



今月の電気代が怖いけど。

2009年2月13日金曜日

ここエリトリアでの一番の楽しみ

走っていける所は限られているのですが
運動をしないことには体力を取り戻せません。
先週の土曜日も走ってきました。


最高地点と最低地点を見ると
60m程しかないので、大して標高差がありません。
しかし、この日はあいにく風が強かったのです。

往きは追い風だったので、妙にスピードが出ています。
しかし、同じ道を帰ってくるので帰りは向かい風。
平均して半分くらいしかスピードが出ておりません。


ここエリトリアでは、体を動かすことが一番の楽しみかもしれません。
(といっても、ゴルフが出来るわけではない)



おまけとして、市内で見掛けたダイハツの可愛い車。

2009年2月12日木曜日

頼むよぉ~。 信用、信頼はお金では解決しないんですよ。

事務所内最年長の現地採用スタッフ。
普段は自身の権利、主義主張を通すので困っております。

先日、「事務所のノートパソコンを借りたい」と言います。
断る理由も見当たらないので、不安に感じつつも
彼女の仕事に対するモチベーションを下げないためにも
所長不在の中で、貸し出しをすることにしました。


一応、一応ですよ。何かあったときのために
そして、慎重に扱うことを促すために書類にサインをしてもらいました。

そして今日返却されてきてビックリ!
明らかに落とすか、ぶつけた跡があります。




困り果てている僕の姿を見て彼女は
「こんなのは知らなかった!」と言い張ります。
しまいには、「借りる前に写真を撮っておけばよかった」
逆ギレともとれる「弁償するから問題ないでしょ?」発言も。


問題はそこではなく、信用問題なんです。
“スタッフに事務所のものを貸すと壊しかねない”
なんてなったら、事務所がスタッフを信用していない事になりかねません。
開口一番「ごめんなさい。多分、私が壊しました」って
言ってくれたほうが、よっぽど良かったんですけど・・・どうしよう。


今月25日に所長が出張から帰ってくるまで保留です。

2009年2月11日水曜日

季節が変わってきた?

2月に入って、だんだんと日中の気温が
以前に比べて高いのを感じますグッド(上向き矢印)
さらに朝晩の冷え込みも弱くなった気がします。

日曜日のトレッキングですが
今までは見晴らしのいい所へ来ると
綺麗な山並みを見ることが出来たのですが
先週の日曜日は・・・“雲が覆っている!”


同僚が
「陽介、朝晩がそんなに寒くなくなっただろう?
日中も暖かくなっただろう?
こんな陽気が5月頃まで続くんだぞ」
言います。


暑くもなく、寒くもなく。
日差しは強いけど、ほどほどの陽気です。

過ごしやすいけど・・・変化が乏しい!!

2009年2月9日月曜日

弧を描く建物

日本では木造建築が多いためか
建物が直線的な場合が多いように感じます。

しかし、ここエリトリアではコンクリートだったり、ブロックだったり
石積みだったり、・・・直線的でない建物も見掛けます。
いえ、多いくらい。


どの写真も広角レンズを使っているわけではありません。
しかし、見事に弧を描いているのが判るかと思います。

2009年2月7日土曜日

窮鼠猫をかむ

仕事をする上で、相手を追い込んではいけないと思っています。
常にどこかに逃げ道を用意して置くようにしています。


4週間、我が事務所は本部に振り回されながら耐えてきました。
そろそろ同僚たちは我慢の限界。
というのも、ほとんど説明もなしにパイロット・プロジェクトに組み込まれ
いきなりネット、メールの使い勝手が悪くなったのですから。


これまでは私も「まぁまぁ、もうちょっと待とうや」などと
悠長にやっていたのですが・・・流石にそろそろ改善してくれないとね。

こちらから意見、文句を付けてばかりでは追い込んでしまうので
確認依頼されていないことも試してみて
その結果も踏まえて提案をしてみることにしました。


さてさて、どうなるか?

2009年2月6日金曜日

お空を見上げて気持ちを晴らす

昨年の12月中旬から始まった本部企画のパイロット・プロジェクト。
(成功すれば全世界のUNPFAへ拡大するプロジェクトです)
今年に入ってからも続いております。
そして、未だに出口の見えないトンネル内におります。


“本部企画”を旗印にここまで心中をしてきましたが
な~んか先行きが怪しくなってきました。
あまり本部担当者を追い込んではいけないと思って
いろいろと考えながらお願いをしていたのですが
今日の電話でさすがに“まずい!”と思いました。

私:進捗状況を教えて欲しいのですけど。
本:私もよくわからん。

あれぇ?あなたを中心にプロジェクトは動いていると思ったのですが
予想外の発言に軽くキレました。

私が本部に振り回されるのはいいけど
同僚まで巻き込んで1ヶ月近く。
この先、このプロジェクトはどうなるのやら。


こんな日は、綺麗な朝焼けを見て
昼間は綺麗な空を見て気持ちを晴らすに限ります。

2009年2月2日月曜日

エリトリア通信 No. 4

エリトリア通信 No. 4 

内容
  1. 井戸端会談
  2. エリトリア事務所が全 UNFPA のパイロットプロジェクトに組み込まれる