2013年6月30日日曜日

蓋を開けてみれば・・・まさにこういう事か。

昨日、調達した電池。
さっそくUPSへ搭載するべく蓋を開けてみると・・・あれぇ!

一人、週末の事務所で叫んでしまいました。

なんと、Smart-UPS 1500用の交換電池を手に入れたのに
蓋を開けてみたら、そこにはSmart-UPS 1000用の電池が入っています。
右が正しい大きさの電池です。
本体裏側を見て、そこに書いてあるのはやっぱりSmart-UPS 1500!
いったい何処で入れ替わった?
中の配線は、きちんとSmart-UPS 1000用になされています。

何処までを信じれば良いのやら。
このUPSって、確かマリ国外に発注した品物の気がするんだけど。

あぁ、購入した電池は、しばらく事務所でお蔵入りです。

2013年6月29日土曜日

無印電池を買うはずが、予期せず純正品を手に入れた!

“あぁ、そういえば僕は暑さに弱かったんだ・・・。”

そんな事を思い出したのも、同僚から
 「陽介、疲れている?」
と聞かれた事から。

出張して来て今日で3日目、なのに・・・かなり長く居るかの様に疲れております。

確かにマリは暑い!
一年で最も寒い時期のエチオピアから来た身としては
身体が暑いのに慣れておりません。

しかし、仕事はこなさないと。


今日、追加で壊れている物を見付けたので、急ぎ購入しに行くとに。
購入した物は、UPSの交換電池。
なかなか倉庫から届かないと思っていたら、真新しいUPSを持ってきました。
 「この中身の電池だけを取り出すから」
真新しい箱を開けているよ!
えー!いいんですか?
と思いつつも、無印の電池を購入する事になるかと思っていただけに
純正品の電池を手に入れられるのは嬉しい誤算!
取り出しております。
中身が空になったUPSはどうなるんだ?
中身が空になったUPSは一体どうなるのでしょうか?
僕が手に入れるはずだった無印電池を入れて、素知らぬ顔で売りに出しちゃうのかな?


ちなみに、本業の方は苦戦をしております。

2013年6月28日金曜日

マリでのiPhone/Android携帯を利用について

マリには数社携帯電話会社ある様ですが、ここではOrange Maliを触れます。
いかんせん、マリの旧宗主国はフランスなので、外国語となるとフランス語になります。
細かい説明されても、サッパリ判らないし
係りの方も、そうとう言葉を選んで英語で説明してくれました。

前回購入したSIMカードは、間が空いてしまったからなのか使えなくなりました。
致し方なく、SIMカードを改めて購入です。
道端で買わずに、Orangeの事務所へ出向きました。
Orange Maliの係りの方、ご丁寧にProfileをiPhoneへ入れてくれました。
細かい設定は不要となりました。
※APN等の設定は設定はinternetの様です。
  • APN settings
    • APN name: internet
    • username: (blank)
    • password: (blank)

事前にネット接続のパッケージをGoogle Transrateを使って調べていたのですが
(forfaits mobiles prépayés:http://www.orangemali.com/mobile/forfaits-mobiles.php)
そちらのパッケージは契約できませんとメッセージが出る始末。

すると、係りの方が別な紙を持って来てくれました。
あら、データ通信だけのパッケージもあったのね。
フランス表示なのは係りの方に判り易い様に。
表にある通り、 コマンド操作したらあっさり開通!

これで繋がりました。
んが、テザリングを入れようとするとメッセージが出て入れる事が出来ません!
テザリングは改めて窓口行かないとダメ?
やはり一筋縄では行きません。

とりあえず、携帯電話だけではネットに繋がって、メールは確認できる様になりました。

スピードもそこそこ出ています。
しかし、テザリングできないと、出張者向け設定を考える上では中途半端なんですよね。
今回は時間切れで、検証できませんでした。


参考までに料金表を載せておきます。

Types forfaits
Volume
Tarifs forfaits*
Tarif hors forfait
Date validité
Forfait 1
10 Mo
200 F
1 F/Ko
30 jours
Forfait 2
50 Mo
1 000 F
1 F/Ko
30 jours
Forfait 3
100 Mo
1 500 F
1 F/Ko
30 jours
Forfait 4
300 Mo
3 000 F
1 F/Ko
30 jours
Forfait 5
500 Mo
4 700 F
1 F/Ko
30 jours
Forfait 6
1 Go
7 500 F
1 F/Ko
30 jours
Forfait 7
2 Go
13 500 F
1 F/Ko
30 jours
http://www.orangemali.com/internet/forfaits-mobile.phpより

2013年6月27日木曜日

初っぱなから躓いた?マリへの出張。

先日からマリ事務所のコンピュータネットワーク復旧の準備を進めておりましたが
やっとこ出発の日となりました。
しかし、いきなり不安を抱えての出発!

前回、国内出張時に預けた荷物が行方不明になる事態が発生。
なるべく荷物は預けたくないのですが、今回は預けざるを得ない量。
2つに分けて、最低限でも仕事を進められる様にしておいたのですが・・・
 「今日は飛行機が小さいから、これも預かります。」
と登場直前になって係官に言われました。
他の人達も、同様に強制的に預ける事となったので、致し方なく従う事に。
バスで運ばれる手荷物。無事に着くのやら。
そんな不安を抱えつつ、離陸となりました。
機内アナウンスで、予期せぬ事を言います。
「途中、Abuja(Nigeria)にて給油を行います」
あれ?この飛行機って、Maliまで直行便じゃなかった?
どうしてAbujaで給油するかの理由なんて、ご丁寧なアナウンスは期待できません。
これで遅延決定!
Maliの後、Dakarまで飛ぶ飛行機。どうしてBamako(Mali)で給油しない?
さて、この時点で2時間超の遅延が決定しました。
しかし今回、Maliへ着くなり、直ぐに使える携帯電話もなく、不安がよぎります。
「事務所の迎えの運転手さんは待っていてくれるだろうか??」

なかなか出て来ない荷物を待って、無事に預けた荷物が両方とも手元にやってきました。
喜んだのも束の間。税関で引っ掛かりました。

今回、事務所のネットワークを直すので、Bamakoで機材を調達する様では不安です。
最悪機材が全て調達できなくて、目的を果たせない不安があります。
そこで主だった必要機材を全てエチオピアから持ってくる事にしたのです。
ことごとく課税対象。しかし、その過程は・・・いい加減。

順番待ちしている間、「USD50でなんとかしてやるよ」と怪しい声掛けにあい
やっとこさ順番がやって来ても、サササッと中身を見ただけで
  「はい、こんだけね。」
と電卓叩いて見せてきます。課税理由なんてものもあったもんじゃなさそう。

税金を支払って税関通過。
この時点で既にアディスアベバを出てから12時間超。予定の4時間遅れ。
事務所の迎えのドライバーは待っているのか・・・。
あぁ、待っていてくれた。
移動時間が13時間掛かりました。本来は8時間程。
ホテルに着いて一安心。
初日から、いや移動日から大変な出張となってしまいました。
本来の目的の方は、スムースに運ぶ事を願うだけです。
そして4時間も空港で待っていてくれたMr. Noël(事務所のドライバー)よ、ありがとう!

2013年6月22日土曜日

ネットワークが全てダメになったとの知らせ。

今週の中頃、マリの国事務所から電話が掛かってきました。
いつもならメールで連絡してくるのに、今回はどうしたことか国際電話。

 「陽介、この間の嵐で事務所のコンピュータネットワークが全てダメになった」

第一報は、こんな内容でした。
詳細が判らないのも無理もありません。現地にはIT担当者が居ないのですから。

翌日、現地インターネット業者が来て、接続機器に関しては交換したとの事。
直ぐにでも行って直すべきかもしれませんが、状況が判らないのに行く訳にもいかず
まずは現地とSkypeでやり取りしながら、状況を確認します。

しかし、この確認作業が大変!
  • 私 -> 英語 -> 経理担当 -> フランス語 -> 現地の技術者
  • 現地の技術者 -> フランス語 -> 経理担当 -> 英語 -> 私
と、伝言ゲームの様なやりとりです。
間に入っている経理担当者はコンピュータに関する専門知識はなく
こちらの言っている事がチンプンカンプンな時もあり
確認作業がなかなか進みません。
状況を紙に書き込んで行く。
現地の技術者が何をやったかを説明してもらうも
1回目に聞くのと、2回目に聞くのでは違う答えが返ってきたり・・・。
調査は難航しましたが、なんとか状況が見えてきました。
どうやら雷で、色々と通信機器が壊れてしまった様です。

出張前の所長に、出張の仮申請を行い、飛行機を予約しようと思うけど・・・空席無し!
本当は旅行会社を通じて購入しました。
土曜日なり、日曜日に出発したかったけど、水曜日まで待たざる得ない状況。

それまではインターネット接続と
ネットワーク上で共有されたモノクロプリンターだけで
頑張って頂くしかありません。

色々調査に協力してくれた経理担当者。
にも関わらず、経理システムも私が行くまで使えません。 ご免なさいね。

2013年6月18日火曜日

色々理由を並べるけど、本当の理由は別な所にあるのね。

TICADから帰ってきた同僚。
パソコンの不調を訴えています。
 「横浜のホテルに泊まった時、ソケットの形、電圧が違って難儀したんだ。
  その後、これを見てくれよ・・・モニタが変になっちまった」

彼は日本の電圧の低さがラップトップに影響したと思っている様子。
しかし、これはハードウェア的な問題でありそう。

画面が激しくちらつきます。

本来の予定では、来年度に彼のノートパソコンは置換える予定でしたが
急遽見積もりを取って置換える事となりました。
 「陽介、俺もナイロビで見積もりを取ってもらうから、どんな機種がいいか教えてくれ」
というので、最近、事務所のノートパソコン標準形式としている
DellのLatitudeシリーズを教えておきました。

翌朝、彼が持ってきた見積もりは・・・HP。
 「どう?これで問題ありそう?」
とは彼。
見積もりの詳細を確認すると・・・
  • Windows 8
  • Touch Screen
の文字が。
サポートをする側としては、Windows 8の導入はまだ避けたい所。
メニューの構成が従来のWindowsと大きく違うし
まだまだこなれていないOSを仕事で使うのには大きな不安です。

その旨、説明してDell製をすすめるも
ありとあらゆる理由を並べて、彼が持ってきた見積もりのノートパソコンにしようとします。
しかし、所長と相談して、やっぱり彼の持ってきた見積もりパソコンは却下。
結果的にDell Latitude + Windows 7 64-bitに落ち着きました。
最近、標準的なDell LatitudeシリーズとWindows 7の構成
彼が最後に言った一言
 「あぁ、Touch Screenがよかった」

色々理由を並べていたけど、やっぱり新しい物好きなのね。 

2013年6月15日土曜日

停電時用ランプ、"Made in China"から"Made in P.R.C."製への世代交代。

これまでアディスアベバに住んでから2年間ほど活躍してくれた停電時用ランプ。
最近、停電になってもしばらくすると、この停電ランプも消えてしまっていました。
そして、遂には停電になっても点きません。

 「あぁ、遂にバッテリーが劣化してしまったか」

依然として停電の多いアディスアベバ。
代わりを探すべく、街中の電気屋さんを色々見てみますが・・・見付からない。

やっと事で見付けたお店では
 「これかい?500Birr(約2,600円)だね」
とやけに高い値段を吹っかけてきます。

仕事絡みの調達で街中へ出たとき、通りがかった電気店を覗くと
そこには見慣れない停電ランプがありました。値段を聞くと200Birr(約1,000円)!
値段の安さ、目的を果たしてくれる品物を見付けた喜びが顔に出たのか
値引き交渉には一切応じてくれませんでしたが、購入を決断しました。
左:今回購入 右:これまで頑張ってくれたランプ
2つ買おうかと思いましたが、まずは1つだけ買って様子を見ます。
早速家へ帰って、廊下にあるコンセントへ差し込んでおきます。
ただ今充電中。ならびに停電に備えてスタンバイ。
どうして必要な個数をいきなり買わないかと言うと・・・
さて、こちらの品物は何処製?
パッケージから中国製らしい事を感じますが
「Made in ....」を探せどなかなか見付からず。
漢字らしき文字があるので、中国製と判断つく
箱を色々回転させてみて、見付けた標記はなんと
 「Made in P.R.C.」
“ P.R.C.”って何処よ?少し考えてみて
「あぁ、People's Republic of Chinaの頭文字ね」と納得。
"Made in China"より"Made in P.R.C"の方が印象が良い?
依然としてMade in Japanのブランド力は強いエチオピア。
日本メーカーのSonyでも、Panasonicでも、....度々確認されるのが
 「Made in Japanだよね?Made in Chinaじゃないよね?」
と日本製信仰が甚だしいです。

「iPhoneだって、Macだって、"Assembled in China"が多いんだよ」と説明しても
納得してくれない様子。
Made in P.R.Cで、印象を良くしようという試みなのでしょうか?
すぐに化けの皮が剥がれてしまうと思うのだけどね。
 

2013年6月13日木曜日

取り付け騒ぎでもないのに、銀行前に人だかりがある! 第2弾

銀行前の人だかり
前回のBlogに続いて、この銀行前の人だかりの話。

周囲の人に聞くと・・・
 「政府がある程度の補助をしてくれる」
 「場所は決まっていない」
 「場所は決まっている」
 「中心部から離れている」
など色々です。
情報が中途半端で新聞でも判らない。
依然として伝聞なので情報の正確さという点では怪しいのですが
“場所も決まっていて、政府が補助を出す事も無い”との事です。

エチオピアでのテレビニュースにて(アムハラ語)
ではどうしてこんなにも人が殺到するのか?

今現在、人々が殺到しているのはデポジット(毎月支払い)を収めるべく
口座開設、登録をしている模様です。
Condminiumが出来上がるまでにデポジットを収め
その後は残りを30年間など掛けて、月々返済していく仕組みになています。
つまりは住宅ローンですね。

しかし、低所得者はこうした長期間のローンを組むのが困難なため(信用が無い)
一般に販売されている住宅は、ローンを組めないので 購入出来ません。
しかし、今回は月々約200Birr〜3000Birrを積み立てて
デポジットとして、低所得者でもローンを組む事が出来るので殺到している模様です。


情報を探して新聞を読み返していたのですが、そんな中に気になるニュースを発見。
Bole空港移転の計画?
エチオピアの玄関、Bole空港の移転計画に関するニュースが載っていました。
今でも工事中なのに、こうした移転計画が出てくるという辺り・・・どうしてでしょう?

大規模な住宅建設、道路拡張工事、大型公共工事、・・・。
かつての日本と同じ様に、ゼネコンが絡んでいるのでしょうか?
維持するコストを無視した建設ラッシュが続きそうな気がします。


2013年6月12日水曜日

取り付け騒ぎでもないのに、銀行前に人だかりがある!

ここ最近、アディスアベバ市内の多くの銀行までは
朝早くから人だかりが出来ています。
てっきり
 「銀行が破綻でもしたかな?」
なんて物騒な事を考えていたのですが、そんなはずもありません。
写真はぼやけています。朝7:30頃の銀行前。開店にはまだまだ時間がある。
では、どうして朝早くから人だかりが出来ているのか??

毎月約200Birr〜3,000Birrを口座に積み立てる事で
家が手に入っちゃう!


という事らしいです。

では、どれ位の期間?そしていったいどこの家が手に入るのか?
7年間、積み立てを行う事で家が手に入るとの事です。
てぇと
  200 Birr x 13ヶ月 x 7 = 18,200 Birr (US$973.64)
  3,000 Birr x 13ヶ月 x 7 = 273,000 Birr (US$14,605)
   ※エチオピア歴は一年が13ヶ月なので、12ではなく13を掛けました。
それにしても安いです。
なぜなら、かなりの割合を政府の補助が入るとの事です。
そして手に入る家は、Addis Abebaから10km程離れた土地に位置しているそうです。
  • どうしてここまで安価に家が手に入るのか?
  • 何割くらい政府の補助が入るのか?
  • 手に入った家の辺りでは、上下水道、電気、道路などのインフラは整備されるのか?
わからない事ばかりです。好奇心を刺激されています。
 

2013年6月10日月曜日

数々の失敗を経て、やっとこまともに焼けたパン

朝食に食べるパン、ホームベーカリーを使って焼いています。
しかーし、ここアディスアベバでは、良質な材料が思う様に手に入りません。

では、どうするか?
  1. 日本から全て(小麦粉、イースト、バター、牛乳、・・・)を持ってくる。
  2. こちらで手に入る物でどうにかする。
これまでは前者でした。
さすがに日本から持ってくる物は、小麦粉、イーストでしたが
2日に1回も焼いているので、その分の小麦粉を持ってくるのは大変な事です。

もちろん、アディスアベバにも小麦粉は売っています。
KOJJ。カウジジと呼んでいる。
しかし、こちらの小麦粉、あまり評判は宜しくなく、品質が一定ではないとか。

試しに買ってみたKOJJにてパンをホームベーカリーの説明書通りに焼いてみました。
結果は・・・
あれ?凹んでいる!
テーブルマウンテンみたい。
焼き上がりはテーブルマウンテンの様に、平らに焼き上がりました。
分量を微調整して、何度か焼いてみる物の、綺麗に焼き上がらず
大概は上がぺったんこ。
中も何だかぽさぽさ。
パンを焼くメニューを変えてみたり、分量を変える物のうまく焼き上がらず
結局は2kgのKOJJを使い果たしました。

そして遂に、日曜日の朝に焼き上がったパンは、納得の出来映え!
やっとこ綺麗に焼けました。後ろ側デス。
イースト菌を分量よりも少し減らして焼いてみました。
(手前はイースト菌を分量の半分にした)

「よし、これからはうまく焼けた分量で焼けば、綺麗に焼き上がるんだ!」

と喜びたい所ですが、最初に書いたKOJJの品質の不安定さ
いつやってくるか判らない停電。

試行錯誤は今後も続く事でしょう。

2013年6月8日土曜日

The 6th ICT-Exhibition, Bazaar & Conference

EthiotelecomからSMSを受信!
いつもの通り、新しい端末の宣伝かと思いきや
ICT Exhibition開催を伝えるSMS
去年、興味があったものの行く事ができなかったイベントでした。
SMSの情報だけでは判らないので
エチオピア政府の情報通信省のWebサイトにて追加の情報を確認!
情報通信省のWebサイトより
Exhibitionに関するBrochure
しかし、何時に始まって、何時に閉まるかが書いていない。
致し方なく電話にて問い合わせをしてみますが
 「たぶん、16:30には終わります」
との事。“たぶん”って?

余裕をみて現地へ行ってみました。場所はこちら。

大きな地図で見る
門の上にもバーナーが掲げられています。
会場をずんずん進んでいくと、奥に人だかりが・・・
入り口へ向けて人が殺到しています。
なんか・・・近寄りがたいな。
どーして、どこでもかしこでも並ばないかな。
ある程度、殺到している人並みが去った頃合いを計って中へ進みます。
すると入って直ぐに人だかりから呼び止められました。
  「ラップトップを持っているなら登録してちょうだい」
なんだか帰りたくなります。
ラップトップのSerial Noをここで登録
さて、やっとこ中へ、建物は全部で3つ。一番大きなホールでのテナントは
こんな感じでそこそこ入っている様です。
テナントがスカスカではない様子。
入り口入ってすぐの左側、一番大きなスペースを取っているのはEthiotelecom。
予算があるのか?コンパニオンまで雇って展示を行っています。
やはりエチオピア人、コンパニオンも美人!
しかし、展示自体は目新しい物は無く
既存のキャンペーンのチラシを配っている程度でした。

さて、アテも無く会場をウロウロしていて気になったのは3つ。
  1. 再生トナーの業者が目立つ
  2. Thin client(シンクライアント)を紹介している 
  3. Android携帯のメーカー
順に説明しましょう。


1.再生トナーの業者が目立つ
モノクロトナー、カラーとなー共に詰め替え手順、印刷品質を説明している
補充用のトナー、感光体、補充用のインクも揃っている。
別なブースでも再生トナーを紹介
パソコンが事務所へ入ってきて、プリンターも増えてきたけど
消耗品のランニングコストには頭を悩ましている様子。
以前から見掛けていた再生トナーの会社、増えている様です。
4社くらい再生トナーの業者がアディスアベバにはあるようです。


2.Thin client(シンクライアント)を紹介している
日本を初め、先進国ではパソコンの値段が下がったとはいえ、まだまだ途上国では高値!
従業員や、スタッフ全員へパソコンを行き渡らせるのは、まだまだ時間が掛かります。
とはいえ、割とパソコンでなんでもかんでもこなそうとするので
個々にパソコンは必要になっている様子。

OSを初め、ソフトウェアは“無料”という観念がエチオピアではあるので
ソフトウェアに関しては海賊版が普通。
しかし、ハードウェアは購入するしか術が無いので、その部分のコストを下げる上でも
Thin Clientは大きな解決策になります。
デモンストレーション中
停電が以前として多い環境を考えると
パソコンの台数分だけUPSを購入して停電対策を実施するよりも
こうしたThin Clientを導入した方が、停電対策のコストが下がる気がしました。
しかし、スタッフ個々が、自分の写真やら、音楽やら、・・・
パソコンに保管したがるので、サーバーのスペックが大きく問われそうです。
第一、自分のデータを手元に置いておけない事に対する不安は大きく
大きな抵抗がありそう。


3.Android携帯のメーカー
Android携帯、タブレットメーカーのBrochure。
以前、このブログでもエチオピアのTANA COMMUNICATIONを紹介しましたが
最近はTECNO Mobileが大々的に売り出している様です。
アディスアベバで割とPopularなTECNO
このTECNO Mobileはそれなりにバリエーションを揃えている様です。
ハイエンドからローエンドまで揃っている!
しかし、この載っているWebサイトへアクセスしても、製品に関する情報は一切なし。
試しにGoogleで"TECNO Moblie"を検索してみると・・・見付けました!
  Webサイト:http://tecno-mobile.com/
しかし、エチオピアで販売している携帯電話は、「Made in Ethiopia」の様です。

もう1社、こちらのブースも混み合っていたので、なかなか近寄れません。
CTRONIQ社の端末を紹介。こちらはタブレット中心
以前、友人が主筆しているBlogにて
コンゴ共和国製のスマートフォンを紹介していました。
従来、携帯電話はOSから作る必要がありましたが、Androidの登場で
ハードウェアさえ揃えれば、携帯電話を作れる様になったという事でしょう。
ハードウェアにしても、各社の部品を寄せ集めて作っているので
こうした新興国のメーカーも参入する様になったのだと想像します。


しかし、一番盛況であったのはここかも知れません。
無料Internetコーナー
設置してあるパソコンは全て埋まっておりました。やっぱり、パソコンに触れる事自体が、まだまだ貴重という事でしょう。