2013年4月30日火曜日

ルールとは、自らが決める事にあらず。

組織で使っているパソコン、プリンターなどの機器。
当然ではありますが、数年経つと古くなって
性能的に見劣りや、不十分な性能となります。

そうした機器は廃棄する訳ですが、個人の所有物ではないので
 「ハイ、これ要らなくなったからあげるね」
という訳にはいきません。
組織のルールに沿って、廃棄処理をすることとなります。

スペック確認して、廃棄処理準備完了
これまで3回程の廃棄処理を行いました。
その手法は“入札形式にて廃棄処理を進める”事です。
エチオピア人スタッフにとっては
中古とはいえ格安にてパソコン、プリンター、カメラ等を手に入れるチャンスです。

すると毎度の事ではありますが・・・

 「陽介、我々はスタッフなんだから、優先権を与えてくれよ」
 「他の人は幾らで入札している?」
 「この最低金額高くない?」
 「この機械、動く?」

と度々質問やら、要望がやってきます。そして今回もご多分に漏れず。
その度にルールを説明して、入札形式の手順を説明してとする訳です。
でも、これって全て案内に書いてある事なんですよ!

入札が終わって、落札者が決まり、支払が終わっても一安心できません。

「この機械は、こんな状態とは思わなかった」
と言って、キャンセルされる事もしばしば。
物品の状態については、保証しません”と、これまた案内に書いてあるんですがね。

ルールも説明もなかなか読んでくれません。これも習慣なのかな?
まさかわざと恍けていないよね?

2013年4月28日日曜日

年に2度のお楽しみ。 〜 Designers Bazaar 〜

今年は例年は5月末? or 6月に開催されていたと思われる
「DesignerBazaar」
今年はどうした訳か、4月27日、28日の開催です。
Tropical Gardenにて開催
今回はCEHP(アフリカ理解プロジェクト)のブースをお手伝いしてきました。
ここのブースでは、エチオピアのハンドメイド製品を販売しています。

商品知識の無い私、ほとんどお役に立ちません。
そんな脇で、エチオピア人スタッフ、お手伝いをしている青年海外協力隊達は
エチオピア人スタッフの接客
青年海外協力隊も積極的に接客
現地語、英語を駆使して商品説明!お役に立っております。
そんな彼女達に比べると、私はお役に立ったかな?いや、役に立ってないな。
常にそこそこのお客さん
お客さんが途切れた時、商品の一つ一つの説明を読んでみると
フムフムと、お客さんの気持ちになって感心してしまいます。

本日はDesingers Bazaarは、明日の日曜日も開催しております。

2013年4月25日木曜日

コストパフォーマンスの高いトルコ製小麦粉

アディスアベバにてコンスタントに手に入るイースト菌はトルコ製。
真空パックになっております。
それに組み合わせる小麦粉は、輸入物パッケージ、エチオピア製パッケージ
そしてどこかへ行くたびに買ってくる小麦粉と色々ですが
エチオピア製は、一番少なくて2kgからと大きめなので試せないでいます。

先日、経由値トルコでも、小麦粉を始め色々と買い込んできました。
これまで使っていたイタリア製小麦粉(アディスアベバ市内で入手可能)が切れたので
これを機会に試しにトルコ製小麦粉を使って、パンを焼いてみました。
トルコ語が判らんので、パッケージで判断
トルコで買う際
  「一体どれがパン焼きに向いた強力粉なんだ?」
とトルコ語と格闘しつつ、結果はパッケージで判断。

さて焼いてみました。
いつもはケースいっぱいの高さにならない。
いつもはパンを保管しているケースの高さいっぱいには膨らまないのですが
どうしたことか・・・今朝のパンはよーく膨らみました。
トルコ製イースト菌を使っているから、相性が良かった?
 ※いつもはこんな感じでした。

ライ麦パン的に焼き上がって、お味も満足。
満足なお味!
これで小麦の1kgあたりの単価は、アディスアベバ市内で売っている輸入小麦粉の
お値段半分くらいとあってはコストパフォーマンスが高いです!


あぁ、もっと買ってくれば良かった。
 

2013年4月23日火曜日

停電からの復旧

昨夜は「さぁ、ごはんを食べよう!」と言った途端に・・・真っ暗。
停電です。

そんなときは、慌てず焦らずロウソクを灯して
キャンドルを明かりに晩ご飯となります。
揺れる炎、ほのかな明かり
廊下にもロウソクを立てます。
とまぁ、ここまではいつもの事。


今朝、スタビライザー(変圧器兼電圧安定器)のスイッチを入れると
 バチン!
と大きな音がしました。
むむ!!!嫌な予感!スピーカーが壊れてしまったか??

幸い、使っていなかった他のスタビライザーを繋ぐと
いつも通りに音が出たので一安心!
変圧器兼電圧安定器と、ヒューズ
「7Aのヒューズ下さい!」って日本じゃ、なかなか買えないんじゃないかな?

エチオピアでは電圧降下が頻繁に起こるので、こうした電圧安定器は欠かせません。
事実、職場のサーバーで電圧変動のログをとってみるとこんな感じ。
昨夜の停電も記録されています。

過去、協力隊員として派遣されていたブータンでは
同期隊員の任地チュカ(Chhukha)では公称240Vの電圧が
時に300Vくらいまで上がる事があったとの事。電球が破裂するとの事です。
Chhukhaの街(Bhutan)

電圧降下のみのアディスアベバ。まだまだ条件はいいかもしれません。

2013年4月18日木曜日

お休みを頂いた日に限って、トラブルは起きる

過去、民間企業に勤めている時、上司が出張している時に限って
重大なトラブルが発生するジンクスがありました。
(そんな時、その上司は大阪出張から東京へ戻る途中で、そのまま羽田から札幌へ。)

4月17日。
週末を跨いだウガンダ出張の代休を取って、ペースの崩れた身体を休めていました。
一応、緊急な要件が無いかとメールを開くと・・・
 「パスワードを確認して下さい」
と、メールのパスワードを変更した覚えも無いのに、メッセージが出ます。

「何だか変だなぁ??」

ネットが調子悪くなる事は度々あるので、最初はISP側のトラブルかと思ったのですが
普通にウェブブラウジングする範疇に関しては問題無し。
試しにGmail経由にてメールへアクセスしてみると、新着メールを確認できます。

Gmail経由にて確認したメッセージの中に
同僚から同様の問題を抱えているメールがありました。

「はて?するってぇと、メールサーバーがダウン?まさかねぇ」
Dashboardを開いてみると、やっぱりエラー。

と疑いつつ、Googleのサービス稼働状況を調べてみると
あら、やっぱりダウンしている!
結局、システムが2013年4月17日 15:38-17:52(UTC + 3)と
2時間程ダウンしていました。

Google appsの稼働率保証は99.9%以上となっています。
年間では9時間弱のダウンタイムを許容する内容となっています。
一般的な途上国のISPのダウンタイムに比べれば、破格に短く
また、 ランニングコストも低いのが特長のGoogle apps。
更には稼働率保証を99.9%から99.99%へGoogle appsは目指しており
これが実現されれば、年間の53分弱のダウンタイムとなります。


でも、やっぱりシステムがダウンするタイミングは
休暇をとっている間に変わりはないんだろうな。