2016年2月5日金曜日

MacBook Pro 13inch Mid2010モデルのFusion Drive化(SSD+HDD)

かれこれ5年ほど使っているMacBook Pro。
CPUはCore 2 Duoとかなり老体になってきました。
しかし、愛着はあるし、最近はSSDモデルが主流で肥大化しまくった写真データを
すべてMacの中へ入れるには容量不足です。
今使っているMacBook Proも、250GBのHDDを振り出しに
何度かHDDの載せ替えを経て、現在は1.5TBを乗せています。

しかし、アプリケーションの起動はだいぶ遅くなってきました。
使用頻度の低いDVD-RWのスペースへ、SSDを乗せることにしました。

多くの先人が、HDDモデルのMacBook ProのSSD化や、Fusion Drive化をしているので
それらから情報を事前に集めて行ったのは言うまでもありません。
特に
その結果、下記の通りに構成します。
  • SSD 256GB + HDD 1.5TB
  • SSDはSuper Driveが搭載されていたスペースに設置
  • HDDは従来通りの場所へ設置
多くの方は
  • SSDを従来のHDDスペース
  • HDDをSuper Driveのスペース
へ設置していますが、HDDスペースにはクッションの役割をするゴムがありました。
一方、クッションのないSuper Driveのスペースへ、HDDを設置するのは不安を感じたからです。
また、Mid2010のモデルでは、HDD側もSuperDrive側も
SATAの規格がSATA2規格に揃っていたからです。

簡単な手順となります。
1.TimeCapsuleにてバックアップ実施
2.SSDとHDDを搭載
既存の状態
HDD、Super Drive共に外した状態
SSDとHDDの両方を搭載
3.Fusion Driveの設定
  USBドライブから起動を行って、ターミナルよりデバイスの確認です。
無事にSSDも、HDDも認識されていることを確認。
コマンドにて「Fusion Drive」を構成。パーティションは1.5TBを1つ。
4.Time Capsuleからシステムを復元
  待つこと8時間ほど。システム、データは無事に復元!

5.構成を再確認
  無事に「HDD」から「Fusion Drive」に切り替わっていることを確認。
Super Driveを取り外したので表示されません。

これれで全てが機能すれば、万々歳なのですが・・・Bluetoothが機能しません。
Yosemiteに関連する問題なのか?SSDを乗せる過程で、配線を触ったことが原因か?
一応AHT(ハードウェア診断)では問題ありませんでした。
しかし、引き続きBluetoothは使えない状況が続いています。
Bluetoothのデバイスを認識していない様子。
と、やはりSSDと、HDDと2台常に稼働していることから、バッテリーの消費が激しいようです。
それでも、これまでアプリケーションの起動にも時間がかかっていたのが
目に見えて早くなったのは、やはり気持ちのいいものです。

Bluetoothが動かない件、引き続き検討課題です。

最後に、起動時間の比較を載せます。
SSDにシステムが入っているのか、やっぱり起動は早いです。

2015年6月3日水曜日

タイのバンコクにてにて、SIMフリー(iPhone4S)携帯電話を使用について

タイには3社の携帯電話キャリアがあります。
これまでAISTrueと使ってきました。
今回は半日今日の滞在ですが、タイはSIMカードの単価が安いので
 「今回も購入しよう」
と決めてきました。

いつも通り、空港で税関通過後に携帯各社のブースがあります。
一番手前のdtacのブースで値段を確認。すぐ隣のAISでも値段を確認。
だいたい旅行社向けに各社が販売しているSIMはTHB300で横並び。

そんな中、dtacのブースで更に安いプランを見付けました。
 SIMの価格:THB199
 データ通信:500MB
 通話:THB150
とのこと。

データ通信に使えるパケットはTHB300のプラン(データ通信1GB)に比べると
格段に少ないですが、短期滞在には十分!
早速SIMカードを刺し込んで使用開始です。
3Gで繋がります。
iPhone4sなので、LTE接続は確認できず。
ただ、APNの情報等を一切入れなくても、直ぐに使えました。
日本帰国後、日本国内のSIMへ戻せば
APNの情報も基の状態に戻っているのは助かりました。

使用感は“特別早くもないけど、特別遅くもない。”
ただ、夕方のSIAM Square周辺では、3Gが拾えずにEDGE接続になっていました。
かつてタイに居た時
 「dtacは一番アンテナが少ない」
なんて聞いた事がありましたので
依然としてアンテナ設置が繁華街では追いついていないのかもしれません。
なぞなキャリア名
気付けば多くの旅行者が、ふつーに
 空港到着ー>キャリアのブースへSIMを買いに行くー>自分の電話を早速使う
という流れが出来ていると思います。

特にバンコクでは、その傾向が強い様に思いました。
SIMロックが掛かっている日本の携帯電話を使うユーザーには馴染みが薄いですが
多くの海外ではSIMフリーが一般的。
行った国で、SIMは現地調達して使うのが安くて便利です。
標準SIMと、microSIMには対応しているけど。
また、こうした行き先で用意されているSIMカードの多くは標準SIMか、microSIM。
nanoSIMを必要とするiPhone 5以降には、まだまだ手が出せません。

2015年5月29日金曜日

マレーシアにて、SIMフリー(iPhone4S)携帯電話を使用について

今回は初入国のマレーシア。
業務出張なので、連絡手段確保はいつも以上に重要です。
という訳で、事前調査をすると
 「空港の入国手続き前の段階にてSIMカード購入可能」
という事がわかりました。
ぶれているけど、現地携帯2社が呼び込みを掛けてきます。
選べるプランは少なめでした。
 ・データプラン1GB、2GB、3GB
  ・通話プラン(確か3種類ありました)
です。
 「このどちらかだけを選んでもいいし、両方を選んでもいい。 」
との事なので、一番安い組み合わせをしました。
1週間の出張では十分でしょう。
APNの情報を入れなくとも、SIMカードを刺すだけで勝手に繋がります。
入国審査が終わる頃には繋がる様になっていました。
iPhone4sなので3G接続なのはご愛嬌。
さて、到着して直ぐに同僚と連絡も取れる様になって大助かりです。
一週間の滞在で、¥1500位で済むんですから、ローミングに比べると格安です。

さて、今回選んだMAXISは、事前情報で
 「地方へ行くとスピードが落ちる」
なんて情報がありました。
途中、高速道路を走っているとき、3G->EDGEへと速度が落ちましたが
町に付けば、いつのまにか3Gに戻っていました。
購入時にパスポート提示が必要な程度で、簡単にSIMカードを購入できます。
また、滞在中はWi-Fiに殆ど繋がずに過ごしましたが、別段問題はありませんでした。

2015年2月2日月曜日

三菱東京UFJ銀行を語る偽物メール

三菱東京UFJ銀行からのメールにしては、やけに素っ気ない内容。
差出人は“bk@mufg.jp”
そして表示されているリンクを見ても、ドメインは三菱東京UFJ。
素っ気ないメール
疑って掛かって、試しにリンクを開いてみようとすると・・・
Thunderbirdからの警告メッセージ
見た目はそれっぽくしてありますが、全然違うドメインへ繋ごうとしていました。
やっぱり偽物でした。
皆さんお気をつけ下さい。

2014年12月25日木曜日

Workgroup環境下でのWindows Serverの入れ替えと、アクセス権限の移行

お代はタイトルの通り「Workgroup環境下でのWindows Serverの入れ替えと、アクセス権限の移行」。
ドメインを構築せず、Workgroup環境下でファイルサーバーや、DBサーバー、・・・etcを運用しているユーザーってのはまだまだ居るはず。

メーカーからの保守期限が来て、必要に迫られてサーバー入れ替えをする場合、最新のWindows Server 2012なんかは、こうしたWorkgroup環境下でユーザーや、フォルダへ設定したアクセス権限なんかを丸っと移行してくれるツールがあるようです。
しかし、Windows Server 2008 R2だと、そんなツールはありません。

しかし、普通に共有フォルダなんてコピーした日には、アクセス権限は移行できなくて、フォルダ毎にアクセス権限を設定等していたならば、手作業でもう一度アクセス権限を設定してあげなきゃなりません。

1.まずは揃えたいもの。
 ・addusers_x86.exe:ユーザの移行に使います。
 ・subinacl.exe:ファイル、フォルダのアクセス権限操作に使います。
 ・getsid.exe:ユーザのSIDの取得に使います。
  ※いずれもMicrosoftのWebサイトから取得可能です。
 ・移行する各ユーザのパスワード情報
  (パスワードは移行できないので、改めて手打ちとなります。)

2.旧サーバー(移行元)にて作業。作業フォルダを作成
  2.1. 作業フォルダへ、addusers_x86.exeをコピー
  2.2. コマンドプロントで、作業フォルダへ移動
  2.3. ユーザー、グループ情報をエクスポート
    addusers_x86.exe ¥¥【旧サーバー名】 /d:u 【作業フォルダのパス】 ¥addusers_old.txt
  2.4. エクスポートしたファイルから余分な情報を削除
  2.5. addusers_old.txtをメモ帳等で開き、[User]と[Local]セクションを
   残して削除します。
  2.6. 「addusers_old.txt」内のサーバー名を新サーバー名に。
    また、administorator、Guestを削除したうえで、別名にて保存。
    例えば addusers_move.txt。

3.新サーバー(移行先)にて作業。作業フォルダを作成
  3.1. 作業フォルダへ、addusers_x86.exeをコピー
  3.2. コマンドプロントで、作業フォルダへ移動
  3.1. 新サーバーに、旧サーバーのユーザー、グループ情報をインポート。
    addusers_x86.exe /c 【作業フォルダのパス】¥addusers_move.txt ¥¥【新サーバー名】 /p:e
  3.1. 各ユーザーのパスワードを一つずつ再設定。

4.データ/権限の移行
  4.1. robocopy等を使って権限を含めてフォルダやファイルをコピー
robocopy.exe ¥¥【旧サーバー名】¥共有フォルダ名 "¥¥【新サーバー名】¥共有フォルダ名" /sec /e /copyall /R:3 /W:3 /NP /LOG:robo.log
  4.2. 新サーバー上のコマンドプロンプトにて、作業フォルダへ移動
  4.3. addusers_move.txtを開き、グループ/ユーザ名以外を削除。
   ユーザー名のみが表示された状態に編集・削除。
   削除後、ANSI形式でファイルを保存。  

  4.5. addusers_move.txtを開き、グループ/ユーザ名以外を削除。
  4.6. 以下のBATファイルを作業フォルダに作成して、1.batとして保存。

echo off
   cls
   if exist sid.txt del sid.txt
   for /F "tokens=1" %%a in (【作業フォルダ】¥addusers_move.txt) do call 2.bat %%a

  4.6. 以下のBATファイルを作業フォルダに作成して、2.batとして保存。
getsid ¥¥【旧サーバー】 %1 ¥¥【新サーバー】 %1 > getsid.txt
for /F "skip=1 tokens=5,7" %%a in (getsid.txt) do call 3.bat %%a %%b
4.7. 以下のバッチファイルを作業フォルダに作成し、ファイル名を3.batとして保存。
echo %1 %2 >>sid.txt
4.8. 1.BATを実行。→sid.txtが生成される。
  4.9. 2行セットにて、旧サーバー情報、新サーバー情報が出力されるので
    旧サーバーに関してはSIDを残し
    新サーバーに関してはユーザ名(or グループ名)を残して保存。
  4.10. 2行セットのデータから、下記の様なコマンドを生成。
subinacl /subdirectories D:¥【共有フォルダ名】¥*.* /replace=S-1-5-21-3991236707-3509720041-2108512118-1011="【左のSIDに対応したユーザ名orグループ名】"
4.11. 2行セットのデータから作ったコマンドのファイルの拡張子をbatに変更して
     BATファイルとして実行。


参考にさせて頂いたWebとは4.10から違うのですが、もともとは参考Webサイトに沿って
準備を進めていたのですが・・・どうにも上手く行かず
結果的に1ユーザーor1グループ毎にコマンドを生成して
それを順次実行に落ち着きました。

ゼロから共有フォルダのアクセス権限を設定するよりも
遥かに効率的で間違いも起きません。大変助かりました。

参考Webサイト

2014年12月24日水曜日

海外在住者が一時帰国の時に、携帯はどんな契約にすればいい?

かつて私自身が選んでいた選択肢は、ドコモユーザーなので
タイプXi にねん(¥743)+パケホーダイライト(¥4,700)+
mopera Uスタンダード(¥500)=合計¥5,943(税抜き)
という組み合わせを使っていました。
海外ではSIMフリーのiPhone4sを使って、日本へ帰ってきた時は
上記のプランにて契約して、mopera経由にてネットに繋いでいました。

しかし、今年の夏に「タイプXi にねん」が廃止!
2014年8月末にて新規受付終了!
なんと、「パケホーダイライト」も廃止!
こちらも2014年8月末にて新規受付終了!
海外へ出ている間、回線(電話番号)を安く維持する術がなくなってしまいました。
 ※従来は「タイプXi にねん」のみ契約を維持して番号も維持していました。

となると、少々面倒だけど
日本出国→回線休止→海外生活→日本一時期国→回線復活→日本出国→回線休止→
を繰り返すしかなさそうです。

そして日本に居る間は
カケホーダイ(¥4,200)+データSパック(¥3,500)+
mopera Uスタンダード(¥500)=合計¥8,200(税抜き)
という組み合わせになりました。

従来の¥5,943からは大幅な値上がり!
何か他に番号も維持できて、いい方法はないからしら。

2014年11月25日火曜日

ビジネスセキュリティやコーポレートエディション、初期設定はどうしてこんな検索方法?

トレンドマイクロの最近の多くの製品は2つのスキャン(検索)方法を備えているようです。
初期設定のままではスマートスキャンという方法でスキャンを行う様ですが
この「スマートスキャン」って何なんでしょう?

トレンドマイクロのサポートページに詳細は任せるとして
 「最小限のパターンのみ使用するため
  メモリ使用量などを長期的に抑制、低減できる。」
とあります。
つまりコンピュータの動作に影響を与えにくいって事になります。

ただ、会社等で定期的にパソコン内をスキャンする様なケース
なんだか以前よりもスキャンに掛かる時間が伸びた様な気がします。
スマートスキャンなのに、従来型よりもスキャンに掛かる時間が伸びるとは!

調べて、サポートセンターへ問い合わせて
結局は「従来型スキャン」設定を戻してしまいました。
ビジネスセキュリティ内の切り替え画面
というのも
スキャンに時間が掛かる→昼休み中に終わらない→スキャンしなくなる
となってしまいそうなので、スキャンに掛かる時間を短くするべく
設定を「従来型スキャン」に戻した訳です。

ネットワークに負荷を掛けて、スキャンに時間も掛かって
これって「スマートスキャン」?



以下、トレンドマイクロのサポートセンターとのやり取り
9:21 AM  本日はサポートセンターに、お問い合わせいただき、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
10:21 AM  宜しくお願い致します。
10:21 AM  現在、お問い合わせ内容を確認中です。少々お待ちください。

※現在、複数のお客さまを同時に対応させていただいております。
順次回答させていただいておりますが、回答が遅くなる場合がございます。
10:21 AM  了解しました。
10:28 AM  現在情報確認中ですが、現在お客さまの環境で、スマートスキャンと従来型スキャンで検索時間に大きな差が発生している状況なのでしょうか?
10:30 AM  御社の下記Webサイトを参考にはさせて頂きました。
http://esupport.trendmicro.com/solution/ja-JP/1308555.aspx?cm_re=Sup-_-biz-_-insunins_check_9

常にビジネスセキュリティサーバーと通信が発生すると理解しました。となると、VPN越し接続では、ローカルネットワークよりも、通信に時間が掛かるので、検索のパフォーマンスにも影響が出るのではと理解しております。
10:33 AM  大変お待たせいたしました。
スマートスキャンと従来型スキャンの全体検索時に、どれくらいの差が発生するのか明確な情報はございませんでした。
10:34 AM  スマートスキャンは、常にビジネスセキュリティサーバーと通信が
発生しているわけではなく、クライアント側に配信されたスマートスキャンの
パターンファイルで検索したファイルを不審、安全と判定できなかった場合にサーバと通信を行う仕組みになっております。
10:34 AM  スマートスキャンの場合は、一部パターンファイルをクライアント側に
配信し、配信されたパターンでファイルの判定が出来なければ、サーバに
問い合わせファイルの判定を行います。
10:34 AM  上記仕様から、検索したファイルにもよりますが、サーバ⇔クライアント間の
通信が発生する可能性が有る検索方法のため、検出されたファイルにもよりますが、従来型に比べスマートスキャンの方が検索には時間がかかる傾向あります。