2013年9月27日金曜日

純正品と、リサイクルトナー

かつて日本の民間企業で働いていた時その会社の商材は、汎用品トナーでした。

プリンタメーカーにとって、消耗品(インク、トナー等)は一番の稼ぎどころ。
どのメーカーも基本的には本体を安く売って、消耗品で稼いでいるのは明らか。
純正品はどうしても高いので、汎用品のトナーを売っていたのが当時の会社です。

エチオピアでもプリンタの消耗品代は頭の痛い所。
これをリサイクル品に置換えて、ランニングコストを安くしたくなるのはわかります。
6月にアディスアベバで開催されたICT Exhibition
多くのブースにて、このリサイクルトナーが実演されていました。

品質に疑問があるので、私の居る側の事務所では使っていないのですが
アディスアベバ市内にあるもう一つの事務所では使っていました。
つい先日、国事務所の代表から電話が入ります。
 「陽介、プリンターの調子がおかしいんだ。診てくれないか?」

事務所へ足を運んで、とりあえずはテストページを印刷してみます。
すると・・・
発色は良いのだけど、黒い筋が出る!
黒の部分だけ、筋が入っています。
他のCyan、Magenta、Yellowは異常がないので、トナーを確認すると・・・
明らかに他と違うトナーが収まっていました。
一番手前(Black)だけ、明らかに違う!
並べてみると・・・
左:今回の問題のプリンタ 右:純正品のみ収まったプリンタ
かつてICT Exibitionで説明を行っていた時の様子を思い出すと
どうも感光体等は使い回して、顔料のみを入れている様です。
感光体がへたっているのに、顔料を詰め直して、パッケージして
ここでも品質管理が出来ていない品物に巡り会ってしまいました。
リサイクルトナー紹介ブース
「安かろう悪かろう」でしかない様です。
 

2013年9月26日木曜日

「東アフリカ」と、「アフリカの角地域」

出勤途中のドライバー(ド)との世間話シリーズ。
先日ケニアのナイロビで起こったテロの話に続いて。

 ド:「東アフリカ」ってどの国をいう?
 私:えーっと、ケニア、ウガンダ、タンザニア、・・・かな。
 ド:よし、ではエチオピアはなんて表現される?
 私:「アフリカの角」って言われるね。
 ド:そう。でも、どこにも方角を表す言葉が入っていないんだ。
 私:確かにそうだね。
 ド:あと、エチオピアは植民地になっていないんだ。
 私:それは知っている。
 ド:電話も、電気も、全て政府が管理している。
   時々、不調だったり、サービスがイマイチな事はあるけど。
 私:(非常に迷惑しています。いい加減、サービス改善して欲しい)
 ド:それに対して東アフリカの国々ときたらどうだ?
   ぜーんぶインド人に面倒をみてもらっているじゃないか!
   あれじゃぁ、お金は全てインドの銀行へ流れて行ってしまうよ。
 私:(今、エチオピアも中国に色々面倒をみてもらっているけど...中国はいいの?)
   かつてウガンダが、インド人を追い出したとき、経済が停滞した事あったね。
 ド:そう、東アフリカの国々は自分たちだけでは何にも出来ないんだ。
   今回のテロにしたって、アディスアベバで起きたって半日で解決できるさ。

どことなく、東アフリカの国々に対してライバル視をしているのを感じます。
エチオピアは電気も、電話も全てを政府が管理しているため
安定性を含めてサービス全般が低い気もしますが・・・そこは言わない事に。

また「エチオピアは植民地になっていない」というのも・・・実際にそうなのでしょうか?
 ※イタリア領東アフリカについて
エチオピアよりも海に近いエリトリアは、色濃くイタリアの影響を受けていました。
アディスアベバにしても、街中の地名にイタリア語があったり
食べ物にしても、イタリアの影響を受けていたりします。


東アフリカ諸国、かつてイギリスやドイツの植民地になっていました。
その植民地になった国出身の人達がアディスアベバをみて、エチオピアをみて言います。
 「むしろ植民地になって良かった」
今現在のアディスアベバ市内のインフラの状況をみると
東アフリカ出身の彼・彼女の言い分もわかる気がします。
  

2013年9月25日水曜日

「〆切」の定義

月曜日の朝から不調だった事務所のサーバー。
復旧作業中の同僚(同)との一こま。

 同:どう?復旧作業は順調に進んでいる?
 私:そうだね。明日の午後には経理システムも復旧するよ。
 同:よかった。9/15が〆切の報告書を出さないといけないんだよね。
 私:え?
   トラブルが起きたのって、9/16だよ。まだ出していないの??
 同:だって、9/15は日曜日だぜ。だから、よく営業日に出せばいいんだよ。
 私:いや、“〆切”て、その日までに出さなきゃダメでしょ?
   土曜日、日曜日に会社へ来て出したくなかったら
   金曜日に帰る前に提出しないと・・・。
 同:そんな事ないでしょ。月曜日で大丈夫だよ。
   だからトラブルが修復したら教えてちょうだいね。

どう考えてもおかしい。自分自身の勝手な理論で決めている様な気がしてなりません。
仮に提出先からせっつかれたとき、どうして提出が遅れたかの理由は・・・
 「サーバーが調子悪くて出せなかった」
って言うんだろうな。

〆切の件は、自分に都合がいい様に理解しているのか?
それとも本気でそう思っているのか?

同じ言葉を使って仕事をしていても
もしかしたら彼らとは根本的に違う理解をしているのかもしれません。
これも異文化か?
それとも、もっと違う次元でずれているのか?ますます判らなくなります。
 

2013年9月24日火曜日

iOS7の節電

視覚効果が増えたiOS7。
古い機種であるiPhone4s等では、動作のもたつきやバッテリーの消費が心配でした。
とりあえず動作のもたつきは感じないものの・・・
バッテリーの消費に関しては、以前より早い様な。

とはいえ、
 「iOSを入れ替えて、こま目に触ってしまうから
  バッテリーの消費が早いのか?
  それともiOS7にしたから早いのか?」
は定かでありません。

とりあえず、視覚効果を減らしたりして、バッテリーの消費を抑える様にしてみました。
  1. 画面の明るさを少し抑える
  2. 壁紙を「ダイナミック」->「静止画」へ切り替える
  3. Appのバックグラウンド更新を止める
  4. 必要のない&望まないモバイルデータ通信を止める
  5. アクセスビリティ内の「視差効果を減らす」をオンにする
さて、これでどれだけの節電効果があるでしょう。
 

2013年9月23日月曜日

宝くじとその勝者

日本でも好きな人には大人気な宝くじ。
サマージャンボ、ドリームジャンボと発売日には、ニュースで取り上げられる事もあります。
エチオピアの宝くじ
ここエチオピアでも、宝くじは販売されていて
昨今の最高当選額は、4,000,000(4 million) Birrとの事!
単純に日本円へ換算しても、21,000,000円(2013/9/21現在)
貨幣価値の違いを考えると、かなりの金額である事は間違いありません。


この宝くじについて、事務所のドライバー(ド)と移動中に話した事があります。

 私「宝くじ、買うんだね。最高金額はどれ位?」
 ド「最高は、4 million Birrだよ。」
 私「でも、本当に当たるの?」
 ド「いや、さすがに最高は期待していないよ。2,000Birrとかが
   当たれば良いかなと思ってね。」

 私「実際に最高金額が当たった人の話を聞いた事ある?」
 ド「うん。しかし、どうした訳か、金持ちが当たる確率が高い気がする」
 私「あー、そういえば南西アジアの国に居た時も
   どうした訳かお坊さんがよく当たっていた。」
 ド「昔な、もっと小額な宝くじの抽選会場での事なんだけど
   俺の隣の男性と、お互いに“当たらないか?”と覗きあっていたんだ
   するとそいつ、当たっても居ないのに“当たった!”って言って
   係員の所へ行くんだよ。おかしいと思ってみていたら
   係員も“当選おめでとうございます!”ときた。
   おかしいなと思って、そいつに“お前、当たっていないだろう!”って問いただしたら
   当選金額の一部を俺に渡して、口封じしようとするんだ。」
 私「ありそうな話だね。つまりそいつはサクラか。」
 ド「陽介、ここを何処だと思っている?」
 私「え?」
 ド「アフリカだぞ。そんな宝くじがキチンと運営されている訳ないじゃないか」

わかる様な気がします。
 

2013年9月21日土曜日

Uganda Soli Fertility Project

今年の7月から所属団体のUgandaにて始まった新しいプロジェクト。
 「プロジェクト開始の式典に関するビデオをWeb上で公開して欲しい」
とは同僚からの依頼です。

Ugandaへ出張していた同僚を経て渡されたのはカードサイズのプラスティック。
 “はて?USBメモリとかで渡されると思っていたのだけど・・・”

クレジットカード等と同じサイズのカード
なんとその一部がパタンと開いて、コンピューターへ刺せる様になっておりました。
スペースとるから、日常的には使いたくないな。
中に入っていたビデオ。
素材かと思ったら、完成品のビデオが入っていました。
どちらもUgandaでのプロジェクトがどういった物か、判り易く出来ておりました。




もっと頻繁にこうしたビデオを発信できれば良いのですが・・・
作るには作業量が多過ぎです。
 

2013年9月20日金曜日

ついついやってしまうiOSのアップデート iOS 7.0

スペック的にはiOS7対応の下から2番目のiPhone4s。
ネットで「iPhone4sでも思った程、iOS7は重くなかった」
なんて書き込みを見付けたんで、アップデートしちゃいました。
空き容量が少なく、iPhone単体では更新できなかった。
iTunesに繋いで更新開始!
しかし、今回は途中でエラー発生!
あえなくリカバリーモードへ移行するのでした。

時間は掛かるものの、無事にアップデート完了!
無事に更新完了!


しかし、リカバリーモードへ入ったので、中に入っていたデータは一旦全て消去。
バックアップからの復旧なので時間が掛かります。
まだ復旧できていないアプリ達。

待つ事暫く。アプリの復旧も終わりました。
確かにiOS7になりました。

でも、なんとなく更新して良かったのか、甚だ疑問です。
第一印象は、従来のiOSの方が良い様な気がします。
 

2013年9月19日木曜日

トラブルがドンドン続く

自宅エリアの断水。
告知されている様に、3日間で終わるのでしょうか?
木曜日から水が出る様になるのを願うばかり!

それに引き続き、事務所でも断水です。
汲み置きの水もなくなり、トイレすら水を流せなくなりました。
そしてそこへ輪を掛けるかの様に停電。

幸い、事務所の入居しているビルには発電機があるので、電気は大丈夫!
と思いきや、発電機が回るも、事務所の半分程しか電気が点きません。
同僚に来てきてもらうと
 「電気系のトラブルだそうだ。」

暫く待っても、復旧する様子もないので
延長コードを持って事務所内で使えそうなコンセントを探します。
エレベーターホールにて使えるコンセント発見!
とりあえず、これで事務所のInternetに繋ぐ為のメインのコンピューター等は
使える様になりました。
コードはクネクネ延びて、コンピューターへ
「よーし、これで繋がったぞ!」と思いきや
どうやら電話局も停電で機能していないらしく、Internetも、電話も繋がりませんでした。

どうやって仕事しろってんだ!
 

2013年9月18日水曜日

海外在住者には依然としてiPhone4sで十分。

最近発表されたiPhone 5s/5cですが、個人的にも大きな魅力を感じています。
しかし、こと使う事を考えると・・・二の足を踏んでしまいます。

iPhone4sが発表されたとき、「ワールドフォン」と銘打って
容量の違いこそあれど、一種類だけの販売でした。
つまり、当時のネットワークはこの1機種で全て対応可能でした。
しかし、iPhone5→iPhone5s/5cと経ると、機種(型番)がドンドン増えます。
この型番がドンドン増えてしまったのは、3Gの次のLTEというサービス。
1機種で、全てのLTEバンドに対応できないため
これだけ型番が必要な訳ですが、一カ国で使う分には良いけど
型番が多いのは海外でもLTEサービスを含めて利用したい人にとっては困り者です。
  • 3Gサービスだけ対応と割り切って使うか。
  • LTEを含めて使う場合は、軸足を何処の国のサービスにして使うか。
って、判断が必要です。


しかし、何よりも困るのは
 「アメリカ等でSIM FreeのiPhone 5s/5sを買ってきて、
  持ち込んだ国でLTEが使えないんだけどどうして?」
って相談されるケース。
エチオピアでも近い将来LTEがスタートします。
LTE対応端末を持っていても
エチオピアのLTE規格と、持っている端末の規格が適合するかは別な話。
これをいちいち説明しなきゃならない。

無理に最新のを買って来ないでおくれ。
性能をフルに生かせる保証はないのだよ。
 

2013年9月17日火曜日

「計画的」と「無計画」の違い

月曜日の晩より再び?三たび?断水生活に入りました。
なんでも
 「ボレ地区では、3日間計画断水を実施します」
との事。

日本であれば、事前に用意をして、こうした事態に備えたりするもんですが
いかんせん、3日間断水となると・・・いったいどれだけ対策すれば良いのやら。
しかも、普段見ないエチオピアのテレビや、アムハラ語のラジオでアナウンスされたって
知る由もありません。

さて、ここでタイトルの「計画的」と「無計画」の違いとは?

これまでの無計画な断水は
 「もしかしたら明日の朝には水が戻っているかも」
なんて希望を持てたりします。

しかし、計画的な断水となると、明日の朝になっても水は出る訳ないし
 「いつから3日間よ!」
と疑問がわいてきたりします。
つまりは断水生活の長期戦へ突入ですね。


拝啓、職場の皆さん、
私暫くシャワーも浴びれませんから、少々臭うかもしれませんがご勘弁下さい。


2013年9月16日月曜日

「アフリカ理解プロジェクト」の活動紹介ビデオ撮影

子供達にも明るい未来を
週末、最近お手伝いをさせて頂いている
 「アフリカ理解プロジェクト(以下、アフリカ理解)
のプロジェクト活動先の撮影を行ってきました。

これまでもお手伝いでいくつか撮影を行っていましたが
いずれもこのアフリカ理解では枝葉の部分と感じていました。

これまでの撮影分と併せて
最終的にはアフリカ理解全体の活動紹介ビデオを作る予定ですが
それにはまだまだ素材が足りません。
 これまでの編集済み分:Africa-Rikai.net Channel on YouTube

今回の撮影ですが、アディスアベバ市内でも貧困層が暮らす地区での撮影でした。
アスファルト道路から、石畳の道路の路地へと入り
更にその路地から、舗装も、石畳も入っていない小道を入った奥です。
集会所は、この小道の奥
そこにある地区の集会所にて、女性グループが活動しています。
日本人グループの指導のもと、アクセサリー等の加工を行い
検品を通過できた商品を先のアフリカ理解が買い取り
アフリカ理解が販売を行って、収益金から材料費などを差し引いて
活動費にあてている様です。
アクセサリーを作成中
活動風景等を録画
その女性グループの一人、「最近、住んでいた家を立ち退きで追い出された」との事。
集会所での撮影を済ませた後
彼女の住んでいる(家ではない)場所の撮影に向かいました。

表通りはLRTの工事が進んでいて、賑やかな状態です。
その表通りから脇道へ入り、急に彼女が立ち止まりました。
 「ここが私の今のお家です」
この白いビニールで覆われた辺りが、彼女の住居
中は埃っぽく、右には家畜、正面に彼女の住居、その左隣は垂れ流しトイレ
外から見ても、そこは家畜等を飼っている場所にしか見えません。
かろうじて表へ飛び出している部分が厩舎とは違う感じ。
中へ入ると、実際にロバ、牛が寝ています。
そんな一口付近の一角、彼女の“家”というにはあまりにも狭すぎるスペース。

家畜と隣り合わせ、さらにその反対側は垂れ流しトイレと隣接。
こんな環境で寝泊まりをしているとは、カルチャーショックです。

彼女の様に、道路等の拡張工事で立ち退きにあい
住む場所を追い出されてしまった人々は、ここアディスアベバでは珍しくない話。
しかし、彼女の様に貧困層の人にとっては、次に住む場所を見付けるのは困難です。
こうした人々に少しでも安定的な現金収入を作ろうという
 「アフリカ理解プロジェクト」
私の出来る協力は微々たるものではありますが
素材が集まった時に制作に着手する活動紹介ビデオは
今から力が入ってしまいます。
 

2013年9月12日木曜日

依然として不安定な水の供給。そのまま新年へ突入。

依然として不安定な水道。
朝から午前中位は水が出る様にはなりました。

先日朝、出勤前に大家さん(大)と立ち話をしていると雨がポタポタと。
 私:おぉ、雨が降ってきたね。断水の時は助かるね。
 大:神の思し召しだね。
 今朝も
 私:昨日から午前中は水が出る様になったね。
 大:新年(エチオピア歴)だから、神様がプレゼントをくれたんだ。
こうした断水って、断水になる原因があって
それらの原因を作った人間側に問題があるケースが大半。
 「神様なんて関係ない」
って思ってしまうのですが・・・そこは信心深いエチオピア人。

大家さん一家、この断水生活の中で水を買っている様子はありません。
雨が降ればポリタンクや、バケツを外に出して水を集めています。 
雨が降ればバケツやポリタンクを外へ出す大家さん一家
樋から漏れている水も貴重!
どれだけ水を節約して生活しているのでしょうか?
先日は水を運び込むのを手伝って下さったので
その水の中から10Lほどお裾分け。
わざわざ大家さんは、「お水をどうも有り難う」と言ってくれます。

私も一緒に「神様よ、大家さん一家の水道に水を与えたまえ」と願いたくなります。
 

2013年9月11日水曜日

Happy New Year!!

とはいえ、これはエチオピア歴。

大家さんに頼まれて雇っているお手伝いさん(掃除、選択担当)に
何か新年のプレゼントをあげようと思い、そこへ「Happy New Year」を添える事に。

でも、このお手伝いさんは英語がわからない。
という訳で、同僚にアムハラ語にて書いてもらいました。
同僚に「Happy New Year」と書いてもらった

うーん、全く判らない。
「2006」とは年号です。エチオピア歴で、2006年が始まります。
 

2013年9月10日火曜日

水が戻ったのに、素直に喜べない

先週の火曜日から続いていた断水
週末に至るも復旧の兆し無し!

と思っていた矢先、日曜日の朝に水道から水が出るではありませんか!
と喜ばしておきながら、9:00amには水が出なくなる始末。トホホ。

と、トホホを経験したので、月曜日の朝に水道から水が出ても
なぜか喜びが湧いてきません。
水道から水が出ても、なぜか湧かない喜び。
暫く様子をみて、夕方になっても、夜になっても水が出る日々が続いて
やっと安心できるのではないかと思います。

今の状態なら、再び断水になってもガッカリしないはず。
常日頃、ある程度のバッファー(今回の場合は水を貯めておく)を持っていれば
こうした状況になっても、なんとか乗り切れるし
高くない期待値から精神的なダメージも少なくなっています。
こんな時、思い出すのは友人が書いたコラム『「期待」と「限界効用」でつくるGNH

とはいえ、やっぱり水は安定して出て欲しいのが本音。

2013年9月9日月曜日

なぜか続くHDD(ハードディスク)絡みの問題。

エチオピアの国事務所へ立ち寄った際
同僚から外付けHDDを見せられて
 「陽介、パソコンに繋いでも、中のデータを見れないんだ。
  ランプはピコピコしているから・・・動いていると思うんだけど」
との事。

試しに私のパソコンに繋いでみるものの、やはり反応無し。
確かにランプはピコピコ光っています。

あれ?変な音がする!

“なーんか、基盤か本体を損傷したんじゃない?”と思われる様な音。

最近、こうした外付けHDD絡みの問題が続いているので
こうした外付けHDDの分解も、やけになれてしまいました。
ケースを壊す事なく、無事に分解。
中に入っているHDDを別なケーブルで直接繋ごうと思ったのですが・・・
ガビーン!SATA(Serial ATA)のケーブルが刺さらない!
USB3.0のコネクタがHDDに直接付いている!
ちなみに、一般的なSATAのコネクタはこんな感じ。
3.5inchですが、2.5inchも同様。
これはもはやどうしようもありません。
ケースに入っていようが、ケースから取り出そうがコネクタの形状が変わらないので
このまま同僚へ返却するしかありません。



ここからは別件ですが、先日知人の外付けHDDをMacで使うべく
MacのHFS形式でフォーマットを掛けようとしましたが失敗!
 「うーん、NTFSでも、FAT32でもだめなんだ。どーしてもHFSじゃないと」
と言う事で、こちらも分解して別なケーブルを使ってHFSにフォーマットしました。
 「よし!これで無事にフォーマットも終わった!」
と喜んだのも束の間!
ケースへHDDを戻すと、MacでもWindowsでも認識しません!
こちら認識しなくなった同型機
どうして認識しなくなったのか?
Webサイトには「Macにも対応」ってあるのに・・・どうして??

説明書をダウンロードして、隅々まで読むと
 「HDD内に入っているツールを消去すると、HDDが認識しなくなる事があります」
なんて書いてあります。
ケースから出して、HDDを丸ごとHFSでフォーマットした際?
これらのツールも全て消してしまった様です。

先の中のHDDのコネクタ形状
そしてこうしたツールの入っている外付けHDDって多いので、注意が必要ですな。

2013年9月6日金曜日

Gmailを使用中、文字を打ち込むと勝手にスクロールする

タイトルの事象が発生!
ノートパソコンで、Num Lockが入っている訳でもなければ
どこか変なキーを押している訳でもなさそう。

実際の問題が発生したパソコンで、何かしらを打ち込んでみると
打ち込むたびに画面がスクロールします。
はて?これはどうしたものか??

Google先生(G)に問い合わせてみる事にしました。
私:先生、こんな事象が発生しているんですが・・・どうしてでしょう?
G:ちょっと待っておくれ。
  おぉ、ここに解決策が載っておる。
  「IE10 scrolls down on every keystroke when composing replies in Gmail」
私:え?だって、これって表示の倍率を直しているだけじゃないですか??
G:まぁ、ものは試しだ。やってご覧なさい。

という訳で、疑心暗鬼のままに試してみました。
「Internet Explolerの表示倍率を100%に戻す」のが解決策なのです。
表示の倍率を100%に戻すのが解決策?
確かにこの問題が発生したパソコンの表示倍率は130%に設定されていました。
一度100%へ戻して、再び130%へ戻しても問題は再発しませんでした。

解決こそすれど、なんともしっくりきません。

2013年9月5日木曜日

いつもとは訳の違う断水。

火曜日から再び、いや、もはや再びというのもどうかと思うくらい
何度も繰り返してきた断水。
しかし、今回の断水はいくつかの点で訳が違います。

いつもの断水は、屋内の水道から水が出なくなるのみ。
しかし、今回の断水は、大家さんの住む裏の蛇口も水が出なくなりました。

エチオピアでは多くの家庭で、各々の家に水タンクがあり
屋根と同じくらいの高さにある水タンクまで水をくみ上げて
それから蛇口へと分配しています。
“裏の蛇口”とは、この水タンクを経由していない水道。
つまり、この蛇口は浄水場から直接の水圧で出る事になります。

この蛇口が出ないという事は、本格的な断水!
ペットボトルやら、鍋やらに水を貯めて一時的な断水をこれまでは凌いできましたが
今回はいつもとはレベルの違う断水!
お手伝いさんは雨水を貯め始めました。
ご近所の日本人からの話では
 「工事中にメインの水道管を突き破った」
とのこと。
翌日、別なルートとはいえ、これは事務所の運転手さん(ド)曰く
 ド:「先日の暴風雨のとき、浄水場に繋がる電線にダメージがあったんだ。
    その影響で、浄水場のポンプが停止。
    君の住んでいるエリア(Edna Mall)からカサンチェス(Kazanches) にかけて
    水道水の供給が止まっているんだよ。」
 私:「え?でも、どこでその情報を仕入れたの?新聞?」
 ド:「 いや、ラジオだよ。
    “水曜の夕方には修理を終える”と水道局は約束しているよ」
飲み水の確保は完了!
水道局が約束している通り、水曜日(9/3)の夕方には復旧して
木曜日の朝から何事もなかった様に水が出ると良いのですがどうでしょう。


かつてウガンダの地方(Tororo, Mitiyana)へ出張した際
そこの青年海外協力隊(JOCV)達は、家に蛇口が付いていても水は出た事がなく
日々、ポリタンクを井戸まで歩いて持って行き
汲みに行っている姿を目の当たりにしました。
電気も水道もなく、日々井戸まで水を汲みに行っていたJOCV
家から歩いて10分程の所にある井戸まで往復していたJOCV
少しくらい不便でも、日々井戸まで水を汲みに行っている人達を思えば
まだまだ楽な生活かもしれません。
水の大切さをしみじみと実感する日々。

2013年9月4日水曜日

これで3回目のSIMカード発行

使えなくなったSIMは廃棄して、新しいSIMを発行してもらいました。
過去、2回の再発行をお願いしてます。
  1. 携帯電話を盗難にあって再発行
  2. GSMサービスから、3Gサービスへの切り替え
今回で3回目になります。

過去2回に共通していた事は・・・・
  1. 同じ番号での再発行
  2. 以前、チャージ済みのバランス(お金)は引き継がれない
です。
「そーいえば、先月下旬にチャージしてばっかりだな。あのお金は消えるのか」
とあきらめモードでした。

さて、改めて届いたSIMカード。
SIMの端子部分が金色から銀色へ変わっておりました。
毎回カードのデザインが違います。
ちなみ、SIMカードの再発行手数料は15Birr。¥75ほど。
以外に安い手数料!
そして無事に繋がりました。
でもあれ?今までと左上のアイコンが変わっています。
 従来:MTN-ETH
 今回:ethio tel
NTT docomoでも、NTT DOCOMOと表示されたり、JP DOCOMOと表示されたり
と経験してきているので別段驚きませんが
エチオピアでは
 「何か新しい事でもあるのかな?」
と期待してしまいます。
左上のアイコンが変わった!
こちら従来のアイコン
SIMが新しくなったので、お金を入れなければなりません。
では100birr入れてみると・・・
あれ?100Birr入れたらから残高も100Birrのはずなのに??
旧SIMカードの残高を引き継いでくれました。
これは嬉しい誤算!

おまけで3Gの接続スピードを確かめてみました。
こちらは驚きはない。
SIMカード再発行時、残高を引き継いでくれるようになりました。
少しながら進歩を感じます。
こうした基本的なサービスをしっかりさせた上で
更なるサービスへと進んで欲しいものです。

2013年9月3日火曜日

バッテリーの消耗

先日、我が家は昼過ぎから停電。
そのまま夜を迎え、朝になっても停電は復旧せず。
しかし、お隣さんは電気のラインが違うのか、我が家が停電の時も
こうこうと電気が付いていたのです。

そういえば似た様な状況で、5日間も停電が続いた事がありました。


家で停電が起きれば、事務所でも停電は起きます。
そんな時の頼もしい、いや必需品はUPS(無停電電源装置:Uninterruptible Power Supply)
 出典:Wekipedia

内部に蓄電池をそなえているので、使っているうちに劣化してきます。
これはノートパソコンでもそうですね。

このUPS。説明書にも記載がありますが、充放電を繰り返していると劣化してきます。
その結果が・・・
バッテリー中央部がポッコリと。
こうなると、ほとんど様をなさなくなってしまいます。
本来姿(左)と、劣化したバッテリー(右)
重いバッテリーを取り外し、新しいバッテリーに差し替えて戻してあげます。

本来は非常用のはずなんですが
ほぼ毎日活躍する環境下ではこうした激しい劣化も致し方ないのでしょう。