2009年2月20日金曜日

「質」についてのやり取りは無為に思う

当UNFPA事務所では、だいたい四半期毎に小冊子を作っている。
紙へ印刷するのも一つの“出来上がり”ってわけだが
印刷を更にするために電子データ等も保管する。


さて、今日はレイアウトを行って
最終的にPDFへ加工する担当者から質問をされた。
とはいっても、既に昨年もさんざんやり取りした内容。


同僚:「450KBと1.9MBって、1.9MBの方が小さいでしょ?」
私:「いや・・・それは既に去年も話したとおり
“1.9MBは、1900KBと思って”って話したじゃない」
同:「そうだっけ?」

同:「でもこの45KBのPDFは写真も綺麗だよね?」
私:「それは印刷してみないと何とも言えないよ」

前回(1.9MB)印刷したものと、今回(45KB)印刷したを比較します。
見るからに450KBの方の写真は、細部がつぶれてしまっているのに
同僚は「どちらも同じだ!」と言い張ります。

以前も事務所代表が
「小冊子の写真の質がどうしてこんなに悪いんだ?」
となって、同僚に色々説明したのですが・・・埒があきません。

今回のやりとりも全く同じ。
私:「これは知識や技術の問題じゃないんだよ。
どちらの写真が綺麗か気付くか、気付かないか。
だから、教えろと言われても教えられない」
同:「どうしてコンピュータで作るのに作り方を教えてくれないんだ」
私:「ファイルサイズと写真の質はバランスの問題だから、
“これが正解”って手順は無いんだよ。」
同:「どうしてコンピュータで作るのに作り方を教えてくれないんだ」


結局、やりとりはどうどう巡り。
あぁ、小冊子を作るたびにこんなやりとりが続くんだろうなぁ・・・。
テキトーに教えてお茶を濁すのが良いのだろうか。

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