2011年7月31日日曜日

フランス植民地時代の置き土産ですか?

青年海外協力隊員の同期から聞いた話だけど
「西アフリカは、どんな田舎へ行ってもバケットが美味しい」
バケットはフランスパン。フランス植民地時代の置き土産と思われる。
今回出張で来たマリ共和国
過去に約100年間に渡ってフランスの植民地になっていたので
フランスが物凄く浸透していたり、食文化にも大きく影響していると思う。


今回かなった地方の現場視察。
当然、首都を離れるので小シャレたレストランもカフェも地方にはない。
往きに通ったとき、“どこでお昼ご飯食べるの?”と不安になった。
レストランはどこですか?
2つ目の現場視察を終えて3つ目へ行く途中
往きに通った小さな町にて小休止。と思ったらお昼ご飯。
お店の外観からは、どんな食べ物が出てくるのか想像出来ない。
メニューも無いし、選択肢もなさそう。


笑顔で同僚は「陽介の為に頼んでおいた」と言ってくれる。
ドキドキしながら待っていたら、出て来たご飯はこれ。
おーなんともおおざっぱな盛りつけ。


しかーし!うまい。

「うまい!うまい!」と喜んで食べていたらもう一品出て来た。
ちょっとスパイスがキツい鶏肉だけど、汗を沢山かいている身体には丁度良い。
美味しくって、むしゃぶりついてしまった。


4人でUS10位だから、一人¥200にも満たない。

首都で食べる買って来てもらうご飯もおいしい気がする。
なんとも大雑把そうなんだけど・・・食べてみると美味しい。
フランスの食文化の影響が大きい様な気がしてならない。

マリ事務所で食べていたお昼ご飯
そういえば、先日の全体会議でエチオピアへ来ていたマリの同僚たち。
みんなで晩ご飯を食べたとき、あまり箸が進んでいなかった気がする。
(もっともナイフとフォークで食べるから、この表現は正しくないか)
マリの人たち、舌が肥えているとみた!

2011年7月30日土曜日

我がまま言って、現場視察。

タイトルは少々大げさかもしれません。
しかし、私自身の本来業務は“IT関連”なんで、所属組織の笹川アフリカ協会が
現場で何をしているかを視察するのは、直接は仕事と関係ありません。
しかし、現場の様子を見る事は、何か新しいシステムを入れるにあたって
現場を見ているのといないのとでは大きく感覚的な物ですが違います。

と、Webサイトや、出版物系に使う写真が不足しているので
それらに使えそうな写真も撮れればと期待して、上司にお願いしました。


今回の視察先は、今年の11月にマリ共和国で行われる予定の
マリ共和国でのプロジェクト開始25周年記念式典の一環で
現場視察する予定の場所でもあります。
片道、車でおおよそ3時間弱の場所でした。

事務所や、車の中でのんきに話をしてた同僚。
(とはいえ、大半がフランス語なので判らんのですが)
いざ現場へ着くと、ノート片手にずんずん進みます。

現場到着
試験農場に着くなり、仕事モード全開!
農家さんに状況を色々聞いて、それを一つ一つノートに記録しています。
雨期が始まって間もないので、芽を出したての作物ですが
これからどう大きくなって行くのか楽しみです。


今日全体で500kmの移動。
「これって遠いの?」
って聞いたら、普通との事。


こうした事を定期的に行っている同僚たちに関心です。
今回撮った写真、Webサイトや、出版物に使ってもらえる写真がある事を願います。
同僚たちのモチベーションも上がると思うんですよね。

同僚たちの仕事をしている姿をみて、まずは僕自身のモチベーションが上がりました。

2011年7月29日金曜日

Made in Mali

農家さんが手作業にて行っている様々な仕事。
その中には、ちょっとの出費にて、手作業を軽減出来る作業もあります。
そんな作業の一つに、トウモロコシの身をとる作業。

ちょっとした機械なんだけど、輸入品だと農家さんにとっては高価な物になります。
そこで、現地にて同じ様な物を作ってもらえる業者を捜します。



どっちが中国製で、どっちがマリ製は忘れてしまいました。
マリ製の機械が使い物になれば
農家さんには助けになると期待しちゃいます。


担当者の Réné Dembélé さんから、色々聞きたいのですが
フランス語のボキャブラリが Bonjour、Merci、Bonsoir では色々聞けません。
でも、この笑顔が物語っているはず!

2011年7月28日木曜日

ฉันไม่สามารถพูดภาษาฝรั่งเศส

フランス語、話せません。聞けません。読めません。書けません。

と、前回の出張でフランス語圏のマリへ来て散々思いながら
しかも同僚の助けが無いと、何一つ出来ない不自由さを感じていながら
今回の出張は語学に関してな〜んにも準備しないで来てしまいました。

しかもフランス語で聞かれているのに、口から出ようとするのは
片言タイ語や、片言アムハラ語。どんな頭の状態やら。


さて、今回の出張は組織として統一したE-mailを作ったので
その配布&設定作業です。
では、Windowsのスタートボタンをクリックして・・・

コントロールパネルの場所すら判らない。

こうなると、何となく覚えているメニューが出てくる順番や
ボタンの場所をクリックしていって設定作業を続けます。
時に、どうしても判らない時は同僚に聞きますが
画面を見ながら打ち込んでいると、どうも打ち間違えが多いです。

よくよくキーボードを見ると、これまた違うし!

 フランス語って、“基本はアルファベット”と思っていたので
キーボードの配列も同じだと思い込んでいたんですが大きく違うんですね。

「.」や「@」を打ち込むの、かなり難儀しました。


ちなみに、タイトルはタイ語で「I can't speak French」です。

2011年7月27日水曜日

“アフリカ”と一括りにしがちですが・・・広いです。

今朝、アディスアベバを出て、途中トーゴ共和国を経由して
マリ共和国までやってきました。
朝の9時過ぎに出発して、マリに着いたのがエチオピア時間の夕方6:00頃。
9時間近くも飛行機で移動です。アフリカ大陸も広いです。

東経・・・じゃなくて西径8°!
到着してホテルへチェックインを済ませれば、事務所も終わる様な時間。
とりあえずチェックインを済ませて、近くを流れるニジェール川へお散歩です。
とはいえ、地元の方々は普通に帰宅ラッシュのさなか。

 
橋へ至る坂道の斜面を利用して、洗濯物を干していました。
日差しが強く、よく乾きそうです。
 

バマコ市内を流れるニジェール川。
西アフリカのギニア、マリ、ニジェール、ナイジェリアと乾燥した大地には
このニジェール川の潤いは貴重なはずです。

2011年7月26日火曜日

知っているというのはつらい事です。

明日から出張へ行ってしまうので、その前に地方へ赴任する日本人同僚とともに
携行するノートパソコンとプリンタを購入するべく、夕方のお店に駆け込みました。

お目当てのノートパソコン。では動作確認です。
日本の様に保証体制がしっかりしていない途上国では
店頭にて動作確認を行う事は欠かせません。
ん? 確か裏にはWindows 7 Home Premiumと書いてあった様な・・・。

"Windows 7 Ultimate"と表示されている
やっぱり“Windows 7 Home Premium”でした。


はい。海賊版が入っております!
あとあと面倒になるので、このノートパソコンは却下。
開封していない別なノートパソコンを持って来てもらいました。
初期設定画面も表示されて、これで一安心です。


ではカラープリンターも確認。
上から降ろしてもらう時に、既に箱が開いているのが気になります。
とりあえず、こちらも箱から出して中身の確認です。
ん?何だこの一番手前の隙間は??

妙な隙間が一番手前にある
Blackのトナーが入っていませんでした。ははは!
そんな馬鹿な!

というわけで、もう一台を降ろしてもらって中身を確認。
ん?今度は奥の方に隙間があります。

はい。今度はCyanのトナーが入っていませんでした!ははははは!


トナー自体は新品だったので、もう片方のプリンタから欠けている色のトナーを詰めて
Black、Cyan、Magenta、Yellowと全色入っているのを確認して箱に戻しました。

ちょっと気になるのは、CyanとBlackが抜かれたカラープリンター。
何事も無かった様に箱に戻して、元の場所へと戻されて行きました。

トナーが2色も欠けたプリンターは戻されていく
もし、知らない人が買って行ったらどうなっていたのでしょうか?
ノートパソコンは海賊版が入っているので、後で色々なメッセージが出て面倒です。
カラープリンターもトナーを買い足すのでしょうか?

知っているだけに気付いてしまった訳ですが何か悲しい気持ちになります。
知らずに買っていれば、悲しい気持ちにならないはず。

2011年7月25日月曜日

出張、第二巡目

明日から短期間ですが、西アフリカのマリ共和国へ出張です。

今回の出張は、一日だけフィールドへ行く日を付けてもらいました。
しっかりしたデジカメを持っての出張です。

出張本来の目的もキチンとこなし
更にフィールド行って写真撮れると期待しています。


その一方、先日赴任をした方のサポート
私自身の出張をずらしてまで対応しちゃうと
上司から大目玉くらっちゃいます。
出来る範囲での対応となりますが・・・他の同僚たちはマイペース。

結果、消化出来たのは予定していた事の半分ちょっとですかね。
まぁ、こういった事も途上国ならでは。

洗面所が一人床屋さん

アディスアベバ市内で髪の毛を切るのは不安なので
前回の短期間一時帰国の際に調達して来た空きバサミ。
前回日本で髪の毛を切ってから、一ヶ月程したので
早め早めに髪の毛を空く事にしました。


前回ので手応えを感じていたので、今回はためらう事なくチョキチョキと
(まぁ、失敗した時に坊主頭になるだけです)
今現在の髪の毛も決して長い訳ではないので、今回は前回程の量の変化はありません。


今後は2〜3週おきに、空きバサミで早め早めの散髪を行って
何とか年末年始まで、床屋に行かなくても済む様に挑戦です。

2011年7月24日日曜日

いつもの日曜朝は晴天でも、今日は雨模様の朝

今朝は朝から雨模様。
毎週日曜日に実施しているテニスも午後に延期。でも、午後までにやむだろうか?
相手がお天気だけに、仮に雨が一日続いてもそんなにはガッカリしないだろう。


一方、仕事で同僚たちにお願いしておいた事
いつまで経っても返信がなかったりする。
たまりかねて「一昨日頼んだあの件、どうなっている?」って聞いてみると
終わっていなかったり、ぜ〜んぜん手をつけていなかったりする。
日本で仕事している頃は“どんだけ時間掛けてんだ?”って怒っていただろう。


郷に入れば郷に従え。こちらの流儀にならわないといけない。
頼んだ仕事を一週間くらいは平気で待つ様になった。
(もっとも、どの仕事を投げてあるかの把握が面倒になったけど)



途上国ではキチンと仕事をやり遂げる事が困難だと思うので
仕事の進むスピードは遅くなったと思うけど、確実には前に進められる様になった。
これでも大きな前進だと思う。

過度に相手に対して期待値を高く持たないと、途上国という大きく環境の違う場所でも
大きなストレスを感じる事なく、仕事ができる気がする。



参考文献:「期待」と「限界効用」でつくるGNH高田 忠典

庶民の足、路線バス

途上国の多くで公共交通機関が発達しておらず
乗り合いタクシー、バイクタクシー、白タクなどが多く存在します。

ここアディスでもバイクタクシーこそ見掛けませんが
乗り合いタクシーは町中を走っています。

大概がトヨタのハイエース。300〜400mで3Birr位?
公共交通機関として路線バスも走っております。
こちらはとんでもなく安く、40km走って2Birrとか。
ちなみに2Birr≒¥10です。幾ら何でも安すぎないか?
これだけ安いと流石に乗客殺到!
ターミナルへ行くと、乗客が列をなして待っています。
バスの絶対数が足りておらず、台数を大幅に増やす計画があるそうです。

そういえば都営バスでも長い路線があると聞いた事があります。
東京都青梅市の青梅車庫から西武線の柳沢駅までを結ぶ路線。
31.82km走って¥560≒121.35Birr
出典:都営バスウィキペディア


アディスアベバの路線バス
こんな低料金では政府の補助金なくしては運行出来ないはず。
日本でも多くの路線バスは、補助金で運行資金を賄っています。

鉄道や路面電車もありませんから
唯一の公共交通機関である路線バスに頼る人が多いため
アディスアベバの周辺地域の山間部でも路線バスは走っています。


需要は高いものの、この低運賃では運営費にしめる補填はどのくらいなのでしょう。
中国との協力で、市内に鉄道を敷く計画があるそうですが
果たしてそれはいつ頃でしょうか?



おまけとしてエリトリアでも路線バスは超低運賃でした。いつも大混雑。
いつも超混雑していたAsmara, ERITREAの路線バス

2011年7月23日土曜日

緩やかな連携で実を結ぶ

現在、エチオピアには200名前後の日本人が在留邦人として居ると聞きます。
その大半はJICAに代表される援助機関で働いている人でしょう。
この援助機関で働いている多くの人たち。大概は手に職を持っています。

「何をお仕事されていますか?」
って質問をすると、「事務職です」と応える人は少なく感じます。


さて途上国では日常生活でトラブルに遭遇した時
電気屋さんを呼んだり、電気製品を修理に出したり
はたまた健康面で不安を感じた時にお医者さんに行ったり・・・
日本の様に出来ないのが現実です。

以前書いた冷蔵庫の話。
修理の質は疑わしく
“もう一度頼んだ方がいいか?やめようか?”
と考えてしまう質です。


さて冒頭に書いた様に200名程の在留邦人ですが
聞いてみると皆さん、様々な技術であったり趣味を持っていたりします。
そういった情報交換って・・・なかなか出来ません。

月に一度実施されていて参加させて頂いている農業勉強会。
農業関連の勉強会でもありますが、勉強会の後の雑談を通して
日常生活の話なんかもしていると、意外とお手伝い出来る事があったりします。

勉強会の様子。テーマを決めて発表
仕事面でも農業から少し離れた部分についても
思いがけず雑談の中からポンっと“それって協力出来ますよ”ってな感じで。

身構えて『連携しましょう!』やっても出来る連携もあれば
仕事を離れて雑談の中からの方が出来る連携があるのを感じます。



おっと、そうそう帰国される方のガレージセールの情報を聞いたんで
早速電話してみないと!

2011年7月22日金曜日

卓上コンロ(エチオピア製)

すっかり寒くなったアディスアベバ、明日の朝の冷え込みが激しいでしょう。
くれぐれも路面の凍結にはお気をつけ下さい。


と、お天気お姉さんが言っているかは定かではありませんが
(なんせ我が家にはテレビがないので)
エチオピア人にとっては冷え込みは厳しい様です。
毎朝、同僚たちは何枚も上着を着て、更に首周りもマフラーまでいきませんが
何かしらの防寒対策をしてやってきます。

帰り間際、同僚の机の足下に見慣れない物を見付けました。
聞く所によると“電気コンロ”。

簡単なスイッチが一つ付いているだけ
同僚が「陽介、これは幾らだと思う?」と聞いてきます。
色々想像を巡らせて出した答え、日本円で¥4,000弱の値段を言いました。

「何言ってんの。250Birr(¥1,200弱)よ!」

安さに驚きつつ、裏返してみると手作り感いっぱいです!
スイッチは工事現場で見掛けそうな実用本意。

中はブリキをトンカントンカン、大雑把に切って作っただけ。
同僚も初めて使うとの事ですが・・・忠告しておきました。


「ローストチキンみたいに真っ黒にならないでね」

う〜ん、最後のオチがつまらない。

晩ご飯を食べに行った途中で見掛けた子供達

2011年7月21日木曜日

厄よけですか? 魔物の封印ですか?

久々に“仕事”に関する事を書く気がしますが、・・・内容としては仕事でないかも。


昨日着任した日本人の新しい同僚を連れて
今朝はアディスアベバ市内のもう一つの事務所へ。
所長に挨拶や打ち合わせをすませ、副所長とも挨拶や打ち合わせをすませ
「さぁ、総務担当者に挨拶をしなくては」
と部屋に向かうと

 

ドアに何かが張ってあります。


他の同僚に聞くと“休暇に入った”との事ですが、用心し過ぎな気がしてなりません。

すっかりご無沙汰なんです。

すっかりご無沙汰なんです。
本格的なのは、ほんと、ご無沙汰です。
男として、かなり切実です。


今週の日曜日から便秘なんです。
一所懸命トイレで頑張っても、結果は散々。

昨日着任された、新しい日本人同僚の方から漢方薬を頂きました。
“腹痛”といった痛みは伴っていないんですけど、心配なので服用してみました。


4日間も便秘なら、女性でも切実ですかね?

2011年7月18日月曜日

Made in Japan

今日、所用で事務所を留守にする間際
エチオピア人の同僚からデジカメに関して相談を受けました。
見せられたのはSony Cybershot W530。
※価格.comにて¥9,614(7/18現在)で販売中。

「陽介、このデジカメどう思う?」
「Sonyだからいい?日本製?」

二つの目の質問は、依然としてSonyを無条件で選ぶ傾向に驚きです。
そして、“日本製”。多くの日本メーカー電化製品は
中国製か、タイやマレーシアなどの東南アジア製。
純然たる日本製の電化製品を見付けるのはかなり困難かと思います。
この事実をエチオピア人の同僚に言っても、信じがたい顔をしていたので
「iPhoneだって中国で組み立てているよ」
と教えたら大変驚いていました。
Assembled in China
そういえば、5年程前の話ですが
「日本製はいい!しかし高い!
買えないから品質的には一段劣ると思うけど韓国製を買う」
と言っていた同僚の顔を思い出しました。


まだまだ電化製品の日本製信仰は強いようです。

2011年7月17日日曜日

我が家の住民(人間以外)

我が家には二匹の大家さんの犬が居ます。

いつも元気いっぱいです。
いつも静かにしております。
この二匹、仲がいいのか悪いのか?
帰宅時にコーギー君をなでてやると、すぐに大興奮!
もう一匹に飛びかかります。



さて、もう一つ、いえ、一羽の住民、ニワトリ君です。
当初、どうしてニワトリが一羽だけいるのか不思議でした。



いつも庭をウロウロしているだけ。

そんなある日、自転車置き場にしか使っていないバルコーに置いてある
穴の開いたソファーに卵がありました。


守衛役のお兄ちゃんへ渡すと、いそいそと大家さんへと届けに行きました。
卵目当てで飼われているのが判りましたが
あちこちに産み落としているので、時々忘れ去られた様に卵が庭に落ちています。

この卵、美味しいかな?

2011年7月16日土曜日

日曜サイクリング

一向に体重が70kgを割らない事に嫌気がさし始めています。
「一瞬でもいいから、70kgを割った体重を見てみたい!」
そんな理由でサイクリングへ行ってきました。

先週末、思いがけずに行ったEntotto山目指してGoです。

と、いきなり寄り道をしてアディスアベバの駅を視察。
とはいえ、地球の歩き方では昨年3月位までは走っていた様ですが
現在は走っていないどころか、アディスアベバ市内で線路は寸断されています。

2011年7月現在、列車の走らぬアディスアベバの鉄道駅
駅舎にDjiboutoと読めます。ジプチまで通じていた事を伺えます。


さて、改めて自転車を漕ぎ始めたんですが、気付いていたとはいえ
アディスアベバは坂の多い町です。
駅前ロータリーから目抜き通り方面を見ると、高低差があるのがよくわかります。
駅を背にして目抜き通りを眺める
あまり中心部へ来ないのでキョロキョロしながら自転車を漕いでいると
ちょっと変わった形のガソリンスタンドを発見です。
2階はカフェになっている様です。


こうした昔からの建物も
後ろのビルの様にドンドン取り壊されてしまうのでしょうか?
エチオピアのお隣、エリトリアでは、昔からの建物が多く残っています。
“ガソリンスタンド”ということで
今は営業していませんが、Asmara市内の変わった形のガソリンスタンドを。
Asmara市内(Eritrea)のFIATのガソリンスタンド
翼を広げた様な形をしています。真ん中以外に柱がありません。


街中をウロウロした後、やっとこEntotto山目指して走り始めたのですが
先日は車の後ろに乗っていた為、道順がおぼろげな記憶・・・。
1時間半程走って、折り返して来てしまいました。
家を出発時、2,300mに標高をセットして最高地点は2,509m。
たかだか209m登っただけですが、なんせスタート地点が2300mなので
かなりの有酸素運動をしたのではないかと思います。

明日の朝の体重やいかに!