2008年12月30日火曜日

私にとっての『今年の漢字』は・・・

政治・経済の“変化”を受け~今年の漢字は「変」に決定
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=694405&media_id=54

世の中が色々大きく変わった年であっただけに
今年の漢字が「変」に選ばれるのは納得。

私個人としては一文字ではないが「経験」が当てはまる。


1.部署の上司を差し置いて役員と出張

入社して1年にも満たない若輩者が
その道数十年の会社役員の方と一緒に出張させていただいた。
具体名は出せないが、世界的な企業の日本法人社長に対して
盾突くのが最終目的となりそうな出張であった。
出張先にてお会いする方々もみなその道数十年の役員クラスの方々。
金沢出張の際、懇親会に参加させていただいたが
管理職にもなっていない私が呼ばれるには場違いな料亭であった。

当分?いや二度と"経験"出来ないような料亭での接待であった。



2.国連ボランティアへの参加

6月にアフリカのエリトリアへ国連ボランティアとして赴任をした。
これまでJICA関連のボランティア事業に関わることはあっても
それ以外のボランティア事業や、国際協力関連に関わることは
皆無に等しかった。

所属組織が日系から国連へと変わって
大きく環境に変化があり、何事も目新しい"経験"となっている。

アフリカ赴任は2回目であるが
長期滞在は今回が初めてである。
このアフリカという土地での生活も、新しい"経験"の連続である。



3.派遣中の任国での虫垂炎手術

赴任をして半年も経っていないとき現地にて虫垂炎になった。
一般に援助団体などの関係者が入院が必要な場合
最低でも第3国へ搬送されるのが常なのだが
今回は任国にて手術・入院を"経験"した。

数々の幸運に恵まれて手術は成功した。
手術が終わってから聞く数々の不安要素を
手術前に聞いていたならば
エリトリアでの手術は決意しなかっただろう。



周りからは「大変だったね」「よくまぁ、また行くね」等、色々言われる。
どちらかというと
「何でそんな大変なところへわざわざ行くの?」
という質問、意見が大半のような気がする。
本人にとっては、他と比較のしようがないので
大変なのか?普通なのかもよく判らない。
しかし、レアな経験を今年はしたと思う。


そんなわけで、私にとっては今年は「経験」の年であった。

2008年12月22日月曜日

帰省

エリトリアからエジプトのカイロを経由して帰ってきました。

混雑、トラブル、遅延に見舞われたカイロ。

電車運休、渋滞に見舞われた成田到着後。


救いであったのは
トラブルのお陰で知り合うことの出来た
ウガンダ派遣中の協力隊員。


さて、二時間も前から始まっている招待された忘年会へこれから乗り込んでいきます!!

2008年12月19日金曜日

コーヒーセレモニー

UNFPA本部ITセクションから来て下さった方との仕事もおしまい。
昨日は同僚がエリトリア式に“感謝の意”をこめて
コーヒーセレモニーを用意してくれました。
怒涛のごとく過ぎ去った今週。
コーヒーセレモニーにて一息。



今日は今週のまとめをして、今年のお仕事もおしまいです。

2008年12月12日金曜日

エリトリア通信 No. 3

エリトリア通信 No. 3

内容
  1. 自転車大国エリトリア
  2. 虫垂炎(盲腸炎)にてセンベル(Sembel)病院へ入院・手術

2008年12月11日木曜日

別れの季節? 師走の忘年会兼送別会

UNFPA Eritrea Office Staff Member
先週の金曜日に上司の家にて行われた
「忘年会&送別会」

今年の6月から半年の期間にてインターンで来ていたノルウェー人。
彼女が12月にて帰国することになり
上司は送別会も兼ねて忘年会を行いました。
(集合写真の真ん中後列の女性)


“自宅でやるのだから、そんなに大して呼んでいないのでは・・・”


という予想をはるかに上回る150名を招待しておりました。
まぁ、全員が来ないにしても・・・かなり来ました。

たぶん、50人も来たら大変なことになるのに
はるかにそれを上回る人数が来ました。

送別会もかねているので、一眼レフを持って
母国へ帰っていく同僚を撮ろうと思ったのですが・・・
広角レンズ(17mm-35mm)を使っても、人が多すぎて撮れません。

写真を撮れたのは開始30分だけでした。

2008年12月8日月曜日

エリトリアの自転車レース

つい先日mail to配信した「エリトリア通信 No.3」。
その中で自転車レースについて触れていたのだけど
そこで使った写真は、自分自身でも“イマイチ”という写真。

日曜日にカメラ一眼レフをもって再度自転車レースを観戦。
チケットを買って、道端から観戦しつつ、カメラ写真や映画動画撮影。


しばらくすると大会関係者が声を掛けてきました。
「こっちへ来て写真を撮らないか?」

まわりのエリトリア人は道端で観戦しているのに
より臨場感のある場所へ行って写真を撮れるなんて
なんとも贅沢だし、第一周りに申し訳ありません冷や汗

執拗に“こっちへ来い!”というので、好意に甘えました。


やっぱりコースの真ん中から撮ると臨場感が違います!わーい(嬉しい顔)
スタッフ曰く、
「エリトリアの自転車レースをもっと世界へ知らせて欲しい」
との事でした。





道端にいるときに撮影した動画

2008年12月5日金曜日

ラストスパート!


一度はあきらめかけた「休暇前のコンピュータ交換作業」

上司から、「なせばなる!」と言われ
日本でのサラリーマン精神を思い起こし、がんばる事にしました。

ここに見えるコンピュータは5台くらい?
14台中、11台交換。
既存のパソコンを入れなおして再配置も含みます。

そんななか、12時間の事務所停電が起きたり
ブレーカーがあがってしまったり
同僚の一人が帰国するので、さよならパーティーがあったり。
病み上がりだから、なるべく残業も控えて...

いやいや、愚痴っぽいですね。
そんなつもりはないですよ。楽しみながらやっています。


さぁ、休暇まで残り少なくなってきた。
ラストスパート!

2008年11月27日木曜日

今日は何にもいいことなかった・・・。トホホ。

とはいえ、昨日の事なのですが。


夕方になるまでは別段、普段と同じでした。
そこからいろいろ起こります。


他のスタッフへ貸していたカメラコンパクトデジカメが戻ってきました。
何気なく、職場の部屋の写真を撮ると・・・なんじゃこりゃexclamation & question
背面の液晶にドット欠けとは思えないくらいのドットが抜けています。
はぁげっそり


夕方に病院病院の執刀医と会う約束をしていたので
職場を後にして自転車で出掛け様と思うと・・・パンクしていますげっそりげっそり


仕方なく歩いて病院へ行き
執刀医にお礼を言って、診断書を書いてもらおうと思うと・・・
「じゃぁ、まずは診察券を出して、先にドル袋支払いを済ませて」
PM7時に約束をしていたのにバッド(下向き矢印)
結局終わったのは夜PM9時近くでした。


会う約束をしていた友達とも会えず、自転車はパンクしていたので
路線バスを待って帰宅。
しかし、そのバス路線バスも30分以上来なくて
家に着いたのはPM10時過ぎげっそりげっそりげっそり



まだ本調子でないところに、こう色々起きるとたまりません。
デジカメは、スタッフを問い詰めても関係悪くなって
仕事をやりづらくなるから、問い詰めないことにしました。
(修理代を請求したって外貨で払えないし)

自転車のパンクは、画鋲のような物が刺さっていました。
(それに気付かず、2回も修理することに)

病院の順番待ちは・・・まぁ、ここエリトリアは“並ぶ文化”なので。


予想外のことが当たり前に起こってくれる。
でもまぁ、ここは日本ではないですからね。

2008年11月26日水曜日

ハーレム

11月24日に現場復帰をしてから
かたつむりボチボチと仕事をするつもりだったのですがね。
まぁ、同僚も「あんまり無理するなよ」といいつつ
「これ、お願いしたいんだけど・・・あせあせ」と仕事を頼んできますあせあせ(飛び散る汗)

それとは別に、病院入院していた時期に予定していた仕事。
これも少しずつ片付けないといけません。
ビル本部からのお願い事、同僚からの依頼事、新たに発生した問題衝撃


気づけば私の席の周りにはパソコンパソコンがいっぱいです。+プリンタ2台。
こんなにワサワサ物がたくさんあって
同室の同僚には申し訳ない限りであります冷や汗
(彼はIT担当ではないので)


限られた今の体力を有効に使って
一つずつ、片付けていくしかないですなぁたらーっ(汗)

2008年11月24日月曜日

現場復帰

を本日から果たしました。

「よく戻ってきた~!」
と温かく迎えてくれる同僚たち。ありがとう!

早速冗談を言い合うボスと私。


それから2時間後・・・早くも疲れた。
“あぁ、やっぱりエリトリアは標高が2,200mと高いんだな~”
と実感。

「僕らも待っていたけど、仕事も君の帰りを待っていたよ」
という冗談とも本気とも判断のつかない一言を言われ
早速私は仕事に戻るのであります。


でも、暫くは残業もしないで、さっさと帰ったほうがいいな。

2008年11月19日水曜日

入院ダイエット


エリトリア赴任前、体重は72kgほどありました。

それから3ヶ月。
「途上国の洗礼」とも言える現地の水にあたったり
週末には運動をしたりで
ジリジリと体重を減らし67kgほどに。


しか~し!!10月末からの2週間
エリトリアの病院へ入院をしている間だけで5kg減りました。
流石に2週間で5kg減は体力も同時に失いました。

辛かった入院生活
体重よりも失った体力を取り戻したい!
でも取り戻すには一ヶ月とか掛かるんだろうな。

2008年11月17日月曜日

復帰後のお仕事

入院中にかなり色々な面でダメージを被ったので
それらを復旧?治す?為にお休みをいただいております。

とはいえ、入院からかれこれ4週間も仕事に穴を空けております。

上司の計らいにはとても感謝。
上司は様々な普通ではあり得ない決断をしてくれたので
仕事へのモチベーションはかなり上がっています。
しかし、そのモチベーションに退院直後は身体がついて行けませんでした。


この退院後の休暇中に、しっかりと身体の調子を持ち直し
来週からの仕事復帰に当たっては
すぐに現場復帰をして、仕事を片付けたいと思います。

「上司からの期待、恩に応えるのは、仕事の結果で返すのが一番」
と思う日々であります。
とはいえ、やはり日本人。
手ぶらでお礼の挨拶をするような無粋な事はしません!

2008年11月14日金曜日

失った物を取り戻す努力

入院期間中に、すっかり無くなってしまった物
・体力
・筋力
もともと持久力は自身あったのですが
瞬発系の筋力には自信がありませんでした。

無くなってしまった持久力。
そしてただでさえ少なかった筋力も無くなってしまいました。


トホホ。


静養明けからは、これら失ってしまった物を取り戻さなくてはなりませぬ。
さてさてどうやって・・・。

筋トレとか嫌いな私は、自転車を漕いであっちこっち行ったり
歩き回って有酸素運動をしてみたりとか
一般からすると“生ぬるい”運動しか好きではありません。


果たしてそんな運動で、失った物を取り戻せるのか?

2008年11月10日月曜日

エリトリアで盲腸切りました!

2週間、静かにしておりましたが・・・病院に入院しておりました。
てっきり食中りだと思っていたのですが・・・なんと虫垂炎(盲腸)!!
今は退院して元気にしております。
あぁ、健康が一番!


今回の治療などの経過

10/27(月) 午後からお腹がおかしくなる。夜中から痛みが激しくなる
10/28(火) 昨夜からの痛みが治まらず、UNクリニックへ午後行く。
マグネシュウムの錠剤、鎮静剤の注射を打って収まる
夜中から再び痛み始める
10/29(水) 17:20頃、UNFPAのAdminに電話をして助けを求める。
Adminの付き添いのまま入院。
10/30(木) 朝一番にて血液検査(マラリア他)。
午後、医者が「虫垂炎」と診断。緊急手術必要性を説明される。
21:00~24:00近くまで手術
10/31(金)
11/01(土) 夕方から水を飲めるようになる
11/02(日) 夕飯から食事を採れるようになる
11/03(月)
11/04(火)
11/05(水)
11/06(木)
11/07(金) 朝にて点滴終了
11/08(土) 夕方、抜糸
11/09(日) 午前中に退院

2008年10月27日月曜日

Asmara市内自転車レース


エリトリアのアスマラ市内では
毎週日曜日に自転車自転車レースが開催されております。
普段のコースはそれほど長くなく
レースもいくつかのクラスを分けて数回実施しています。


しかし、昨日のレースは普段よりも長く
(市内の至る所を通行止めにしていました)
走行距離も長いようでした。

先頭集団は交差点をかなりのスピードで曲がっていきます。
時には転倒する選手もいました
転倒する選手は撮影しませんでした走っている姿をお伝えしたいと思います。