2012年6月19日火曜日

パン代ケチって、パンを焼く

子供の頃、冬場に母親がパンを焼く時
生地を発酵させるのに、こたつの中にボールごと生地を入れて
中の膨らみ行く様子を観察する為に、頭からこたつの中に潜り込んで
今か今か?と生地を見つめていたのをパン作りの度に思い出します。

「今は発酵はどうするの?」

「材料を測って、機械へ入れて、あとはタイマーセット」


情緒もへったくれもありませんね。

今夜もパン作りです。とはいえ、材料を測って機械へ放り込むだけですが。
あぁ、なんて便利なんざんしょう。

しかし、機械が全てをこなしてくれると行っても油断をしてはいけません!
最後に大きなポイントが待っています。
100Vしか対応していません。
安定器の240Vのコンセントへ差し込んではダメですよ!

右隣の空いているコンセント(220V)へ差し込む誘惑と戦う日々
240Vのコンセントへ差し込んだ瞬間、日本製の電化製品は一瞬でガラクタになります。
この便利なパン焼き機も今はなき三洋電気製の日本向け製品。
間違っても240Vのコンセントへは差し込めません。


過去、国連ボランティア時代にパソコン3台、プリンター1台を壊してしまった私。
今日もドキドキしながら、電圧を確認してからコンセントへ差し込むのでした。



翌朝、タイマーセットをしたはずのパン焼き機から音が聞こえません。
普段なら生地を練っている音や、何かしらの音がするのですが・・・

「停電?」

でも寝室の電気は付きます。

パン焼き機の所まで行って確認すると・・・

「安定器の電源が切れているじゃないか!」

無意識に昨夜、安定器のスイッチを切ってしまった様です。
これではパンは焼けているはずも無い。
気を取り直して仕事から帰ってきてから
ドライイーストだけ追加してスイッチを入れてみました。
“放置”という名の熟成を重ねた生地は果たして膨らむのか?

お主は一日放置されてむくれて膨らんだか?顔を見せておくれ

とりあえず形になって良かった。
明日は朝GOPANじゃ。

2 件のコメント:

  1. それは一瞬のこと!煙があがってはい、おしまい…気をつけておいしいパンをお楽しみください^^

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