2013年12月29日日曜日

混合ガソリンしかないAddis Ababa。

「うちは、混ぜ物無しなんだぜぇ。」とは紅の豚の中で出てくる台詞のです。

エチオピアの首都Addis Ababaでは
時よりガソリンスタンドに列をなした車を見掛けます。
特にこうした列を見掛けるのは、エチオピア歴にて月が変わる前。
走っている車の中より。
事務所のドライバーさん曰く
「来月、燃料代が上がるって情報が流れると、みんなガソリンを前もって入れるのさ」
一説によると、エチオピアのガソリンの多くはスーダンより入ってきているとの事。
仮に南スーダンから入ってきているとしたら・・・最近荒れているので
ガソリンの輸入にも影響をしかねません。

さらにドライバーさん曰く
「砂糖を生成する過程で発生するエタノールをガソリンに混ぜているんだ。」
との事。

確かにブラジル等では、エタノールが混合されたガソリン販売が一般的です。
その為、ブラジルで販売されている自動車はエタノール混合ガソリン対応になっています。
日本でも試験的に容積比3%のエタノールを含むガソリンが販売されていますが
他国に比べて一般的ではありません。

混合ガソリンに対応していない車にエタノールの混合比率が高いガソリンを入れる場合
点火のタイミングなどを調整しなければ十分な性能が発揮できなくなります。
また、内部のゴムやプラスチックを腐食する恐れがあります。

標高2300mという高地で空気が平地に比べて薄い事によるエンジン出力低下。
そして混合ガソリン(比率は不明)を使う事でエンジン出力低下。
こりゃぁ、燃費が悪いはずだ!
Addis Ababaは盆地で、車が古くて、燃費も悪ければ、空気が悪くて当然!


輸入品でないエタノールをガソリンに混ぜたくなる気持ちが判りますが
いったい、どれくらいの料のエタノールをガソリンに混ぜているんだろうか?
 
どこで入れても同じ値段。

出典:Wikipedia

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