2013年9月5日木曜日

いつもとは訳の違う断水。

火曜日から再び、いや、もはや再びというのもどうかと思うくらい
何度も繰り返してきた断水。
しかし、今回の断水はいくつかの点で訳が違います。

いつもの断水は、屋内の水道から水が出なくなるのみ。
しかし、今回の断水は、大家さんの住む裏の蛇口も水が出なくなりました。

エチオピアでは多くの家庭で、各々の家に水タンクがあり
屋根と同じくらいの高さにある水タンクまで水をくみ上げて
それから蛇口へと分配しています。
“裏の蛇口”とは、この水タンクを経由していない水道。
つまり、この蛇口は浄水場から直接の水圧で出る事になります。

この蛇口が出ないという事は、本格的な断水!
ペットボトルやら、鍋やらに水を貯めて一時的な断水をこれまでは凌いできましたが
今回はいつもとはレベルの違う断水!
お手伝いさんは雨水を貯め始めました。
ご近所の日本人からの話では
 「工事中にメインの水道管を突き破った」
とのこと。
翌日、別なルートとはいえ、これは事務所の運転手さん(ド)曰く
 ド:「先日の暴風雨のとき、浄水場に繋がる電線にダメージがあったんだ。
    その影響で、浄水場のポンプが停止。
    君の住んでいるエリア(Edna Mall)からカサンチェス(Kazanches) にかけて
    水道水の供給が止まっているんだよ。」
 私:「え?でも、どこでその情報を仕入れたの?新聞?」
 ド:「 いや、ラジオだよ。
    “水曜の夕方には修理を終える”と水道局は約束しているよ」
飲み水の確保は完了!
水道局が約束している通り、水曜日(9/3)の夕方には復旧して
木曜日の朝から何事もなかった様に水が出ると良いのですがどうでしょう。


かつてウガンダの地方(Tororo, Mitiyana)へ出張した際
そこの青年海外協力隊(JOCV)達は、家に蛇口が付いていても水は出た事がなく
日々、ポリタンクを井戸まで歩いて持って行き
汲みに行っている姿を目の当たりにしました。
電気も水道もなく、日々井戸まで水を汲みに行っていたJOCV
家から歩いて10分程の所にある井戸まで往復していたJOCV
少しくらい不便でも、日々井戸まで水を汲みに行っている人達を思えば
まだまだ楽な生活かもしれません。
水の大切さをしみじみと実感する日々。

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