2013年9月16日月曜日

「アフリカ理解プロジェクト」の活動紹介ビデオ撮影

子供達にも明るい未来を
週末、最近お手伝いをさせて頂いている
 「アフリカ理解プロジェクト(以下、アフリカ理解)
のプロジェクト活動先の撮影を行ってきました。

これまでもお手伝いでいくつか撮影を行っていましたが
いずれもこのアフリカ理解では枝葉の部分と感じていました。

これまでの撮影分と併せて
最終的にはアフリカ理解全体の活動紹介ビデオを作る予定ですが
それにはまだまだ素材が足りません。
 これまでの編集済み分:Africa-Rikai.net Channel on YouTube

今回の撮影ですが、アディスアベバ市内でも貧困層が暮らす地区での撮影でした。
アスファルト道路から、石畳の道路の路地へと入り
更にその路地から、舗装も、石畳も入っていない小道を入った奥です。
集会所は、この小道の奥
そこにある地区の集会所にて、女性グループが活動しています。
日本人グループの指導のもと、アクセサリー等の加工を行い
検品を通過できた商品を先のアフリカ理解が買い取り
アフリカ理解が販売を行って、収益金から材料費などを差し引いて
活動費にあてている様です。
アクセサリーを作成中
活動風景等を録画
その女性グループの一人、「最近、住んでいた家を立ち退きで追い出された」との事。
集会所での撮影を済ませた後
彼女の住んでいる(家ではない)場所の撮影に向かいました。

表通りはLRTの工事が進んでいて、賑やかな状態です。
その表通りから脇道へ入り、急に彼女が立ち止まりました。
 「ここが私の今のお家です」
この白いビニールで覆われた辺りが、彼女の住居
中は埃っぽく、右には家畜、正面に彼女の住居、その左隣は垂れ流しトイレ
外から見ても、そこは家畜等を飼っている場所にしか見えません。
かろうじて表へ飛び出している部分が厩舎とは違う感じ。
中へ入ると、実際にロバ、牛が寝ています。
そんな一口付近の一角、彼女の“家”というにはあまりにも狭すぎるスペース。

家畜と隣り合わせ、さらにその反対側は垂れ流しトイレと隣接。
こんな環境で寝泊まりをしているとは、カルチャーショックです。

彼女の様に、道路等の拡張工事で立ち退きにあい
住む場所を追い出されてしまった人々は、ここアディスアベバでは珍しくない話。
しかし、彼女の様に貧困層の人にとっては、次に住む場所を見付けるのは困難です。
こうした人々に少しでも安定的な現金収入を作ろうという
 「アフリカ理解プロジェクト」
私の出来る協力は微々たるものではありますが
素材が集まった時に制作に着手する活動紹介ビデオは
今から力が入ってしまいます。
 

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