2013年3月1日金曜日

農産物加工のデモンストレーション@Bure, Amhara Region

今回は前回の空振りとなってしまったエチオピア国内出張の仕切り直し。
とはいえ、行き先は別な所。

イベント開催前日に現地入りをして、準備の様子も写真に撮らせてもらいます。

開催場所の周囲は、一切の舗装道路がない地方の集落。
一風吹けば、もうもうと土煙が上がります。
舗装すらされていない集落内部の道路。
今回は農業機械のデモンストレーションなので
そのデモンストレーションをするために、周辺の農家へ掛け合って
農作物を提供してもらうべく調整をします。
こちらの農家さん、これまでは手作業で行っていました。

一夜明けてイベント当日。
まずはホールにて説明を行います。でもどうしたわけか男性が殆ど。
どうして女性が極端に少ない?

集落を歩いていても、見掛けるのは断然男性の方が多い気がします。
とはいえ、イベントスタート。
持ち込んだ農業機械に、周辺の農家さん達は興味津々な様子。

農業機械に興味津々

当日、会場が止められたトラックで狭くなってしまったのですが
そんなことなんのその。
農家さん達は、トラックの荷台へよじ上ってデモンストレーションを見学です。

トラックの荷台まで沢山の人達
最初は機械の音に驚いていた農家さん達。
次第に処理された農作物を手にとり、処理時間の早さに驚いている様子です。


私個人的にも、農家さん達にも多くの注目を集めていたのがこの機械。
エンジンを使わずに、手動で動かすのですが・・・シンプルな造りとは裏腹に
ひじょうに効果が期待できそうです。
エンジンやモーターを使った機械は、導入コストの高さから二の足を踏みますが
エチオピア国内でも製造可能な、この手動の機械であれば導入し易そうです。
「我先に!」と試してみる農家さん達

今回、デモンストレーションを行って、次の一歩はどう進めるのでしょうか?
機械を紹介しただけでは、アディスアベバまでアクセスする事が困難な農家さんにとって
単に機械を見るだけの見本市になってしまいます。
今回ご協力頂いた農家さん一家
今回、農作物を提供して下さった農家さん一家。
処理される農作物の出来を手にとり
嬉しそうにしていたお父さんの笑顔が印象的でした。

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