たびたび行列を見掛けます。
その多くが女性で、恐らく成人していないのではないかと思います。
先日、Immigration Officeへ行った際、この行列を見ることとなりました。
ドライバーからの話では
「彼女達は斡旋業者へ15,000Birr支払って
中東や南アフリカでの仕事を斡旋してもらうんだ」
とのことです。
15,000Birrとはいえば大金です。
我々日本人にとっては、76,000円程ですが
首都での工事現場で稼げる日当が15Birr。この1,000日分に相当します。
厚生労働省が発表している日本の最低賃金は時給653円。
この時給で8時間働いて、5,224円。
この1,000日分と言うと、5,224,000円になります。
恐らく彼女達にとってはこれくらいの大金をつぎ込んで
中東や南アフリカへ行く感覚でしょう。
しかし、こうした女性の大多数はアムハラ語はもちろん
英語の読み書きができないそうです。
果たして彼女達に明るい未来は待っているのか?
大きな疑問です。
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