2012年6月15日金曜日

電気火災発生! でもここが燃えるか?

「ネズミの死骸のニオイがする」

全てはここから始まった気がします。
サーバーの設置作業を終えて翌日
サーバーが設置されている部屋の同僚がこんな事を言います。
確かに変なニオイ。
残っている箱や、サーバーまわりを他の人に確認させる同僚。
しかし、ネズミの死骸なんてありませんでした。

しかし、その同僚の直ぐ脇のコンセントから火花が出ている音がします。そしてニオイも。
このニオイじゃー!
接触不良で中で火花が出ている様子
と、ここまでは水曜日の話。
とりあえず水曜日のうちに、なじみの業者に翌日直してもらうべく連絡を取って
サーバーについては電源を落としての帰宅となります。
外したソケット、溶けております。
翌日、外したソケットの内部は黒くただれており
これがニオイの原因という事が判ります。
どうしてこんな事が起きるのか?
エチオピアに限らず、途上国では色んな国の電化製品が流れて来るので
ソケットの形も色々。その色々な形のソケットを適合させるべく
マルチソケットってのがあるんですが・・・この質が悪い。
今回もこのマルチソケットが原因でした。


本来はこのソケットの問題を解決するべく出向いた国事務所ですが・・・
到着するなり予想外のことが起きました。

事務所の直ぐ隣に立っている傾いた電柱に、トランスが乗っているんですが
そこから火が出ているんです。
燃えていますよ。
間違いなく燃えています!
間違いなく燃えています。
付近の人達、その辺の砂・・・じゃなくて土を集めてかけようとするんですが
その土の中には乾燥した葉っぱなんかも混じっていて消える気配がありません。

電気公社の人達がやって来て、電気を切って、火を消してくれました。
再現VTRを見てみましょう。



何とか消し止める事が出来ました。


午後になって別部隊が来て、トランス周辺の部品交換作業を行ってくれました。
傾いた電柱で怖くないのか?
一度は作業が終わった様子。
しかし電気を通電させると火花と共に煙が発生!
改めて確認作業等を行ってヒューズを取り付けて完了と相成りました。
最後にヒューズを取り付けて完了
電気の工事の間、事務所のブレーカーを落として、電子機器が壊れるのを防ぎます。
工事が終わったのを確認して
ブレーカーを戻してサーバー、電話、ネットワーク等の確認作業。


途上国での生活、予想外の事が起こります。



うーん、この日記は2つに分けるべきだったか?

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