2012年4月2日月曜日

お米 〜短流種をもとめて〜

永年親しんでしまった日本のお米。
途上国での生活でも、やっぱり“ご飯”が食べたくなってしまいます。
しかし、一般的に途上国で見掛けるのは、米輸出量の多いタイのお米に代表される長流種。
日本米の様な短流種は一般的ではありません。

しかし、探してみるとある物で
エジプト米、スペイン米などでも短流種はある様です。
これまではエジプト米の短流種を主に食べていましたが
それが最近、アディスアベバでは入手困難。
そこで代替種を探すべく、色々試しております。

最近試しているお米
“日本米”とありますが、これは帰国される方から譲ってもらった玄米を
7割位精米したものです。その為、黄土色っぽい色がついています。
たまたまスーパーで見付けた短流種
“たまたま見付けた短流種”は、スーパーで短流種を探しまわっているとき
偶然見付けたのですが・・・パッケージは何も無く
食べた感じもエジプト米とも異なり、どこのお米か判りません。

エチオピア産短流種
そして最後。“エチオピア産短流種”
土曜日にたまたまローカルのマーケットで発見しました。
エチオピアでも短流種のお米を作っていると聞いていましたが
全くと言っていい程、アディスアベバ市内のマーケット、スーパーでは見掛けません。
初めて“エチオピア産短流種”を見付けたので、試しに1kg程買って試してみる事しました。


お米を研ぎ始めたのですが・・・
まぁ、石、泥の固まり、籾殻など・・・色々入っています。
丹念にそれらを取り除いて行くのですが、なかなか骨折りです。
しかし、過去にブータンで石がご飯に混ざっていて、それを噛んだ時の感覚がよみがえり
せっせこと石等を取り除いて行きます。
日本のお米は粒も綺麗に揃っている
写真でも判りますが、粒の大きさと言うか・・・精米技術の差でしょうか?
大きさが不均等です。
炊いてみて、食べた印象は短流種らしいモチモチ感がそこそこあり
アディスアベバでコンスタントに手に入るのであれば
これを常食としてもいいかと思いました。

あとは明日以降、まとめて炊いたご飯を電子レンジで温めたときにどうなるか?
“たまたま見付けた短流種”は炊きたてと、電子レンジで温めた時の味の差が大きく
ガッカリした覚えがあります。

消費するお米を全て日本米にするのは無理があるので
なんとか日常的に手に入るお米の中で、なじめそうなお米を見付けたいものです。

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