貨幣価値が大きく違わない国ではいいと思うのですが
途上国へ行く場合はあまりお勧め出来ません。
エチオピアの最高額紙幣の100Birr札と50Birr札 |
100 Birr≒ ¥440 (2012年2月3日)
となります。
つまりは最高額の紙幣でも¥500しないんです。
日常的にお昼ご飯で利用するアディスアベバのStarbucksと言われる(?)
Kaldisコーヒー。
Addis Ababaのあちこちで見掛けるKALDI'S COFFEE |
ここで食べるお昼ご飯はだいたい80 Birrくらい。
クラブサンドイッチと、パイナップルジュースで82 Birr(税込み) |
日本の厚生労働省が決める日本国内最低賃金は時給で646円です。
今日、事務所の運転手さんから聞いた話では
- 工事現場で物を運んだりする人夫:35Birr/1日(¥153.70)
- 鉄骨、セメント等を扱って作業する人夫:70Birr/1日(¥307.40)
「最低賃金」なんてルールは無いものの
日雇い労働者が始めやすい仕事なので恐らく最低賃金の部類に入るでしょう。
日本の最低賃金で一日働いた場合、¥4,522(7時間労働)となります。
金額の上ではエチオピアの約29倍となります。
さて、話を前半のお昼ご飯にもどして
私が今日食べたクラブサンドイッチとパイナップルジュース。
税込みで82Birrしました。
最低賃金から計算した貨幣価値の感覚では29倍の開きがある事になります。
つまりエチオピアの方々の感覚では、¥10,442することになります。
日本で毎日、昼ご飯に¥10,442も払っていたら給料は底を尽きてしまうでしょう。
第一、日当以上をお昼代には掛けられませんね。
実際は、失業率が高くて給料を得ていない人も多いでしょうから
これ以上に感覚としては高いと思います。
途上国の相対的な物価って、以外と高いんです。
おまけとして、以前エリトリア時代に同様の計算したのをご紹介します。
思いっきり計算を間違っていました。こっそり訂正。
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