2011年8月5日金曜日

声を掛けてくれるということ

協力隊員が終わってすぐの頃
「国連ボランティアにならない?」
ってお誘いを頂いた事がありました。
その時は
“ワシャー、ブータンに戻って、もう一度頑張るんじゃー”
って心に決めていて国連ボランティアの話は断ってしまいました。
「大学院へ進学しないかい?」そんな声掛けも断ってしまいました。

それから3年近く掛かってエリトリアでの国連ボランティアになりました。
そこから更に2年掛かって大学院も始めました。
もちろん当時、心に決めていたブータンでの仕事はやって来ませんでした。


エリトリアに居る頃、他の日本人の方から
「うちの仕事(国際協力)手伝ってもらえる様な人居ない?」
と頼まれて、適任と思える人を3人程紹介しようと思いましたが
その3人とも、結果的には紹介する前に断られてしまいました。

その中には国際協力の現場へ戻ろうと今も頑張っている人も居ます。



人が自分に対して誘いの言葉を掛けてくれる時
その人は自分自身が考える以上に客観的に“私”を評価し
仕事であれば適任か、不適任かを判断していると思います。
そう考える様になったエリトリアでの国連ボランティア時代。
それ以降、仕事が今の所途絶える事無く続いております。

自分自身の仕事に対する考え方「芯」の部分さえ揺るがなければ
誘いにのってみるのも
自分だけでは経験出来なかった世界を見る事ができて
新たな世界が広がって良いもんだと思っています。
誘いの言葉を掛けて下さった方々に感謝です。

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