2011年4月20日水曜日

骨髄バンク

確か大学生の頃・・・と不確かなくらい昔に骨髄バンク登録を行った。


登録したこと自体を忘れかけていた頃、突如として通知がやってきた
「あなたは骨髄提供者の候補者に選ばれました」
たしかそんな内容の通知であったと思う。

骨髄移植の適合率は一説には10万人に一人らしい。
患者さんが日々抱えているリスクに比べて、提供者のリスクは少ないと思い
骨髄液提供者としての適合を確認するための段階へ進むべく、骨髄バンクへ返答した。

しかし、結果的には適合検査を受けることは出来なかった。
理由は“海外に在住している”ということ。
当時、青年海外協力隊員としてブータンへ派遣されて間もない頃であった。
当初は骨髄移植の適合率を考慮すれば、到底納得の出来る理由ではなかった。

今にしてみれば、検査へと進めなかった理由は想像が付く。
患者さんが無事に適合者を見付けられた事を願うばかりだ。
そして、この骨髄バンクの一件は
青年海外協力隊員を終えた後も
“引き続き国際協力の業界で仕事を続けて行きたい”
と思うに至った気持ちの一部分を成し
そして前へと進む原動力となっていると思う。

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