2013年11月19日火曜日

Great Run 2013向け安全対策

毎年11月も下旬が近づくと
アディスアベバでは、職場では、Great Runの話題が出てきます。
昨年、私自身も参加しましたが・・・標高の高さから思う様に走れず
最後は少々ばて気味?脱水症状気味?になった気がします。

このGreat Runは参加者数が物凄く、37,000人程(2012年)が参加します。
 ※青梅マラソンは12,000人程 
スタート地点、物凄い数の参加者!

スタートと同時に押し合いへし合い!

さて、今年も11月23日にGreat Runが予定されていますが・・・ここで少々問題が。
今年の10月14日に、ソマリ地区にて爆弾を作っていたと思われる2名が
作る際のミスにより爆発を起こしてしまい、死亡する事件がありました。

折しもワールドカップ予選エチオピア対ナイジェリア戦が開催される前で
この無くなった2名は、この試合会場にて爆弾を爆発させて
爆破テロを企てていたとの見方が有力です。
8月のケニアのナイロビで起きたテロ依頼、エチオピアも治安引き締めに躍起ですが
この先どうなるでしょう。

さて、ここまでは実は前置きで、ここからが本題。
今年のGreat Runは、一体どのような安全対策をするのでしょうか?
沿道10kmのコース全体をくまなく警察を立てるのか?
約37,000人の参加者一人一人をくまなくボディチェックを行うのでしょうか?
私の得た情報(事務所の運転手さん(ド)との世間話)からでは
そんな非現実的な方法ではありませんでした。

 私:今年もGreat Runが予定されているね。
 ド:そりゃぁもちろん、これまで例年開催されているからね。
 私:でも、今年は安全対策は大丈夫なの?
 ド:安全対策?
 私:だって、ナイロビでのテロ以来
   ソマリアの周辺国はみ〜んなセキュリティレベルを上げているじゃん。
 ド:エチオピアは大丈夫。
 私:言い切るねぇ。
 ド:エチオピアのセキュリティレベルは
   元々ケニアなんかとは比較にならない位高いんだ!
 私:え〜ぇ、でもさぁ、ソマリ地区で爆発騒ぎがあったり
   国境付近の街でバスが爆破されたじゃない。
 ド;後者が国境付近だから関係ない。
 私:う〜ん、では前者のソマリ地区は?
 ド:前者もソマリ地区で起きただろう?エチオピア人の居住区じゃない。
   しかも作っている最中に爆発して、失敗したじゃないか。
 私:え?だって、爆弾作れる材料は揃うってことでしょ??
 ド:いやいや、神様が爆弾作るの失敗する様にして下さったんだ。
   神様が我々を守ってくれているから大丈夫だ。
 私:・・・。

神様を持ち出されては、いかなる安全対策よりも有効に聞こえてしまいます。

え?私はどうするかって?参加しませんよ。
 

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