Talking different language .... 話はかみ合っていなかった。

帰宅時、アディス市内のもう一つの事務所へ立ち寄ると
何だか見慣れない機材が。

誰が調達したのやら？

「これ、誰が買ったの？」
と聞くと、その場にいたスタッフ達は、明らかにばつが悪そう。
“あぁ、見付かってしまった”という雰囲気。
とりあえず、誰が要望して、何の目的かは確認する必要があるので聞いてみると
私の予想通りのスタッフが要望していました。
　「だってよぉ、俺の部屋はWi-Fiの電波が弱いんだよ」とは彼の言い分。

４階建ての事務所の１、２、３階にはWi-Fiのアンテナが設置してあるけど
彼の居る１階にはWi-Fiのアンテナは設置してありません。
とはいえ、電波は届いているんだけど。

４階建ての事務所

彼にとって不満は

Windowsのタスクバーに表示されている電波強度が最高ではないから

です。
その表示が一段階落ちようが、二段階落ちようが
事務所のInternetのスピードは最高で5Mbps。
Wi-Fiのスピードが、54Mbpsから、12Mbpsへ落ちようが
インターネットのスピードに影響はありません。

“この辺り、説明したはずなんだけど・・・判ってもらえなかったな。”と寂しさを感じます。

購入してしまった機材を無駄には出来ないし
中途半端に設定されて、余計な手間が増えるのも嫌なので
設定はしてあげる事にしました。

しかし、既に事務所内にはWi-Fiアンテナが３つあります。

３つのチャンネルに振り分けて干渉を避けてます。

４つ目のアンテナは、どのチャンネルへ入れるか？
干渉させたくないので、どうしたものかと考えていたら
リピーター（中継機）の機能を備えていたので、その様に設定してあげました。

設定作業中

電波の状況を確認すると、親機と同じチャンネルに表示されています。

1 chanelの親機に接続中

あとは事務所へ設置してあげれば
先の彼のパソコンも受信する電波強度は強くなるので満足するはず。
とはいえ、ボトルネックのネット接続のスピードは変わらないから
インターネットのスピードは変わらないんですけどね。

無駄な出費だな。