2013年3月14日木曜日

GmailへPOPアクセスでの問題点

昨日、同僚の一人から
 「このメールのオリジナル、俺の受信トレイへ届いていないんだけど」
と別な人から転送されたメールを指差しながら言われました。

転送されてきたメールの宛先を見ると、確かに同僚の宛先が入っています。
Google appsのメールログにて確認すると「迷惑メール」に振り分けられています。

ということは、同僚が使っているメールクライアントOutlook上では
迷惑メールフォルダにあっても良さそうなはず。
しかし、迷惑メールフォルダにはありません。

はて?これは一体?

システムログ上では迷惑メールに振り分けられているけど
Outlookの迷惑メールフォルダには無い。


調べて少し青くなりました。
POP接続にてGmail、Google appsのメールを受信している場合・・・
  1. 迷惑メール(SPAM)フォルダへ振り分けられて、受信トレイには表示されない。
  2. POP接続にて受信を行うのは、受信トレイのみ。
  3. Outlook側の迷惑メールフォルダ(Junk-mail)は、あくまでもOutlook固有の物。
Web上のGmailから、メールへアクセスしない限りは
迷惑メール(SPAM)フォルダに振り分けられたメールは確認できない事になります。

「じゃぁ、POP接続やめて、IMAP接続にすればいいじゃん」
と言われそうですが、途上国のネット環境ではそれもまた難しい話。
使い慣れたOutlook環境では、POP接続が一番安定してメールの受信ができるんです。


さて、今後の対応をどうするか?
Google apps上でSPAM除外設定を行って
重要メンバーからのメールは強制的に受信トレイへ届く様にするとともに
ドメイン指定も行う必要がありそうです。

あとは、POP接続を利用している同僚たちに
 「月に一度はWeb経由にてメールをチェックしてね」
と告知を行うしかありません。

参考文献:Gmail(Wikipedia)

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