2012年5月19日土曜日

自動車運転の習慣

事務所のあるドライバー。
朝晩の送り迎えをしてくれます。

彼の運転に乗るには緊張を伴います。
他の車との接触しそうになったり、犬をひきそうになったり、無理に割り込んだり。
その度に身の縮む思いをしておりました。
日本でも都道府県が違えば県民性からか?運転には違いがあるかと思います。
ましてや国が違えば・・・更に違うでしょう。

これまでブータン、エリトリア、タイと全部違いましたから。
ブータン。交差点で直進車はライトを点灯。
タイのバンコク。道路はすし詰め状態。
エチオピア。隙間を見付ければズンズン車は進んで行く

とはいえ、身の縮む思いをすることがあまりにも多く
感覚的には少なくとも一日に一度はある様な気がしました。
そんな訳で、事務所の総務担当者の女性に相談です。

彼女曰く「じゃぁ、三人で話し合おう」ということで、その通りになりました。

3人で話した席で、彼は
 「今まで18年間運転手をしてきたけど、そんな苦情は一度たりとも聞いた事無い」
と自信満々に言い張ります。
しばらく論点の噛み合ない話し合いをした後、彼女から言われた事は
 “これからヒヤリとした事があったら、それを記録に取って欲しい”
との事なので、日々取る様になりました。

それから数日、ヒヤリとする事が減った気がします。すると彼が
 「陽介、俺の運転は依然として完璧じゃないけど、これまでよりも良くなっただろ」
と言ってきます。
この間の話し合いの時とは大違いな物腰です。どうしてかと続きを聞くと
 「来年の給与の査定があるからね。」
というじゃないですか。

って事は何ですか!?査定が終われば再び危なっかしい運転に戻るわけ?
これは査定に関係なく、私のヒヤリ・ハッとの記録は続けねばなりません。
 

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