2012年1月27日金曜日

停電とウィルス

途上国でコンピューターに関わる者にとって、頭が痛い事がいくつかあります。
海賊版ソフト、停電、Internetの接続速度、....etc.

そしてコンピューターウィルスは日常的に頭を悩ませる問題です。
先日も「コンピューターウィルスに感染した!」と同僚が外付けHDDを持ってきました。
確かにウィルススキャンを始めると・・・どんどん発見されていきます。
スキャンをしている最中にも停電はおき、そうなると再び最初からスキャンです。
どんどん見付かるウィルスに感染したファイル
「ウィルス対策のソフトを一度インストールすれば、恒久的にウィルス対策が出来ている」

と思われがちですが、人間界のインフルエンザワクチンと同じで
新型のインフルエンザが発見されれば、それに対応したワクチンが必要である様に
コンピューターウィルスも日々新しいウィルスがどこかで作られているので
それに対応した情報をInternetから取り寄せなければなりません。

しかし、Internetの接続速度があまりにも遅かったり
海賊版のウィルス対策ソフトしかインストールされていなかったり
最新のウィルス対策の情報をInternetから取り寄せていなかったり・・・
そんなこんなで、殆どのパソコンは無防備です。


で、結局は写真の様な自体になってしまう訳です。
どうすればいいかって?
正規版のソフトを購入して
定期的にウィルス対策の情報をInternetから取り寄せてもらうしかありません。
これって途上国では物凄く高いハードルだったりします。

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