2009年11月15日日曜日

カンチャナブリーまで、もう一度。


昨日は国連の他組織へインターンとして来ている日本人の方と
カンチャナブリーまで行ってきました。

一緒に行った方、初途上国、旦那さんを日本に残しての単身赴任ということで
「不安がいっぱい!」みたいな所が当初あったのですが
たくましくなっていっております。


予定としては観光列車(臨時快速列車)の切符を買いたかったのですが
あいにく満席で買えませんでした。
しかたなく、通常走っているローカル線にて行ってきました。
とはいえ、観光列車と使っている車両に大差はありません。

クーラー無し、窓は開けっ放し、掃除はいつしたのか判らない。
そいうった列車で片道6時間も揺られてきました。
僕も疲れた。

1日2本しか走っていない列車では目的地滞在時間が短すぎるので
帰りは行き当たりばったりで交通手段を駆使して帰ってきました。

写真
ローカル線の終点からもう一駅(観光列車はここまで行く)へ行くべく
ソンテオにてサイヨーク・ノーイ滝(Sai Yok Noi)まで20Bhat。
マイナスイオンをたっぷり浴びてから
クウェー川鉄橋まで戻る足を探す。


列車が2時間遅れていたので、既に夕方。
たまたまバンコク市内からお客さんを乗せてきたタクシーを捕まえる。
クーラーが無い環境で疲れていたので、タクシーは快適そのもの。


クウェー川鉄橋を散策してから、歩いてカンチャナブリー駅付近へ
といっても、ハッキリした場所を知っているわけでもなく
“なんとなく~”
途中、たまたま通りが方バイクに乗った方に駅の方向を聞いて
トコトコと線路の上を歩いていると
さっき、方向を教えてくれた人が戻ってきた。
タイ語はわからないけど「後ろに乗りな」。
駅までの距離はそこそこあった。
乗りながら、“どうやってお礼をしようか?”と考えながら駅へ。
駅へ着くと、小銭を要求する素振りを一切見せず
軽く会釈をしてこちらが持っていたお菓子を出すのよりも早く走り去っていった。
カッコイー!


写真
駅前にてフルーツの売り子さんにバスターミナルの場所を聞くと
そこそこ離れている様子。
バイクタクシーにてバスターミナルまで移動。
3人乗り、2人ノーヘル。日本ならすぐに捕まるな。


バスターミナルへ着くと、すぐさま発車時刻。
エアコンの効いた車内は快適そのもの!
高温多湿の環境で、汗をかなりかいていた身体には
リクライニングも可能なバスは、往きのローカル線とはかなり差がある。

僕「あ~ぁ、なんてバスって快適なんだろう(心の底から)」
友「普通だと思いますよ」
僕「・・・・そうかもしれない」


日本で暮らしていると
時間通りに来て、冷暖房完備の列車はもはや普通。
タクシーにしたって、バスにしたって“安全性”も確保されている。

途上国に来ると“自己責任”を無意識に意識している。
小さな事に感動したりしてしまう。
「あ~ぁ、なんてバスって快適なんだろう(心の底から)」

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