EthiotelecomからSMSを受信!
いつもの通り、新しい端末の宣伝かと思いきや
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ICT Exhibition開催を伝えるSMS |
去年、興味があったものの行く事ができなかったイベントでした。
SMSの情報だけでは判らないので
エチオピア政府の
情報通信省のWebサイトにて追加の情報を確認!
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情報通信省のWebサイトより |
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Exhibitionに関するBrochure |
しかし、何時に始まって、何時に閉まるかが書いていない。
致し方なく電話にて問い合わせをしてみますが
「たぶん、16:30には終わります」
との事。“たぶん”って?
余裕をみて現地へ行ってみました。場所はこちら。
大きな地図で見る
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門の上にもバーナーが掲げられています。 |
会場をずんずん進んでいくと、奥に人だかりが・・・
入り口へ向けて人が殺到しています。
なんか・・・近寄りがたいな。
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どーして、どこでもかしこでも並ばないかな。 |
ある程度、殺到している人並みが去った頃合いを計って中へ進みます。
すると入って直ぐに人だかりから呼び止められました。
「ラップトップを持っているなら登録してちょうだい」
なんだか帰りたくなります。
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ラップトップのSerial Noをここで登録 |
さて、やっとこ中へ、建物は全部で3つ。一番大きなホールでのテナントは
こんな感じでそこそこ入っている様です。
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テナントがスカスカではない様子。 |
入り口入ってすぐの左側、一番大きなスペースを取っているのはEthiotelecom。
予算があるのか?コンパニオンまで雇って展示を行っています。
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やはりエチオピア人、コンパニオンも美人! |
しかし、展示自体は目新しい物は無く
既存のキャンペーンのチラシを配っている程度でした。
さて、アテも無く会場をウロウロしていて気になったのは3つ。
- 再生トナーの業者が目立つ
- Thin client(シンクライアント)を紹介している
- Android携帯のメーカー
順に説明しましょう。
1.再生トナーの業者が目立つ
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モノクロトナー、カラーとなー共に詰め替え手順、印刷品質を説明している |
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補充用のトナー、感光体、補充用のインクも揃っている。 |
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別なブースでも再生トナーを紹介 |
パソコンが事務所へ入ってきて、プリンターも増えてきたけど
消耗品のランニングコストには頭を悩ましている様子。
以前から見掛けていた
再生トナーの会社、増えている様です。
4社くらい再生トナーの業者がアディスアベバにはあるようです。
2.Thin client(シンクライアント)を紹介している
日本を初め、先進国ではパソコンの値段が下がったとはいえ、まだまだ途上国では高値!
従業員や、スタッフ全員へパソコンを行き渡らせるのは、まだまだ時間が掛かります。
とはいえ、割とパソコンでなんでもかんでもこなそうとするので
個々にパソコンは必要になっている様子。
OSを初め、ソフトウェアは“無料”という観念がエチオピアではあるので
ソフトウェアに関しては海賊版が普通。
しかし、ハードウェアは購入するしか術が無いので、その部分のコストを下げる上でも
Thin Clientは大きな解決策になります。
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デモンストレーション中 |
停電が以前として多い環境を考えると
パソコンの台数分だけUPSを購入して停電対策を実施するよりも
こうしたThin Clientを導入した方が、停電対策のコストが下がる気がしました。
しかし、スタッフ個々が、自分の写真やら、音楽やら、・・・
パソコンに保管したがるので、サーバーのスペックが大きく問われそうです。
第一、自分のデータを手元に置いておけない事に対する不安は大きく
大きな抵抗がありそう。
3.Android携帯のメーカー
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Android携帯、タブレットメーカーのBrochure。 |
以前、このブログでもエチオピアの
TANA COMMUNICATIONを紹介しましたが
最近はTECNO Mobileが大々的に売り出している様です。
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アディスアベバで割とPopularなTECNO |
このTECNO Mobileはそれなりにバリエーションを揃えている様です。
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ハイエンドからローエンドまで揃っている! |
しかし、この載っているWebサイトへアクセスしても、製品に関する情報は一切なし。
試しにGoogleで"TECNO Moblie"を検索してみると・・・見付けました!
Webサイト:http://tecno-mobile.com/
しかし、エチオピアで販売している携帯電話は、「Made in Ethiopia」の様です。
もう1社、こちらのブースも混み合っていたので、なかなか近寄れません。
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CTRONIQ社の端末を紹介。こちらはタブレット中心 |
以前、友人が主筆しているBlogにて
コンゴ共和国製のスマートフォンを紹介していました。
従来、携帯電話はOSから作る必要がありましたが、Androidの登場で
ハードウェアさえ揃えれば、携帯電話を作れる様になったという事でしょう。
ハードウェアにしても、各社の部品を寄せ集めて作っているので
こうした新興国のメーカーも参入する様になったのだと想像します。
しかし、一番盛況であったのはここかも知れません。
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無料Internetコーナー |
設置してあるパソコンは全て埋まっておりました。やっぱり、パソコンに触れる事自体が、まだまだ貴重という事でしょう。