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2013年12月31日火曜日

エチオピアとエリトリアの再統合

出勤途中の事務所運転手さん(ド)との世間話シリーズ。
今回は経理担当(経)も含めた3名
お題はタイトルのある
 「エチオピアとエリトリアの再統合」
もちろん、こんな話は現在の所ありません。

エリトリアは1991年に独立を宣言するまでエチオピアの自治州の一つでありました。
その後、エチオピアとエリトリアは国境紛争にてもめて
2000年に至るまで戦争をしてる様な状況にりました。
2008年にUNMEE(United Nations Mission in Ethiopia and Eritre)が撤退してしまいましたが
依然として緊張状態が続いています。

エリトリア国内は食料、燃料、様々な物資が事欠く状態で
私自身がいた2007年〜2008年の間でも様々な物が配給制になっていました。
ガソリン、軽油、灯油、牛乳、・・・。
依然として現地にて国際協力の仕事をなさっている方に現状を聞くと
以前よりも停電は増え、国営航空は飛ばず、脱走者が後を絶たないとの事。

個人的には
 「エチオピアとエリトリア、再び一つにまとまった方がいいのでは?」
と思うのですが、ここエチオピアではどういった意見でしょう?

 私:依然としてエリトリアは大変な状況にあるね。
 ド:奴らは馬鹿さ。エチオピアから独立して行ったんだから。
 私:エリトリアの独立戦争には従軍したの?
 ド:あぁ、高校を卒業した後だったな。
 私:え!どんな所へ行ったの?
 ド:ほら、9月に陽介はTigray州へ行っただろう?
   あの北部の様にあまり雨の降らない林の中さ。
 私:どのくらいの期間、従軍していたの?
 ド:7年くらいかな。
 私:その後、エリトリアは独立して行った訳だ。
   でもさぁ、エリトリアはエチオピア無くしては成り立たない国じゃない?
 ド:奴らはエチオピアの子供みたいな物さ。
 私:もう一度、一つの国になる事って、有り得ない?
 ド:有り得ないね。
 経:そんな事無いよ。その内、両方の政府が仲直りすれば、一つに国にならなくても
   VISAが無くても自由に行き来する事が出来る様になるさ。
 ド:いや、有り得ない。
 私:どうしてそんなにも無いって思う?
   エリトリアが独立して行った理由は、
    ・マッサワ(Massawa)港の使用料について揉めた。
    ・エリトリアが独自通貨を導入した。
    ・エチオピア政府のエリトリア人のエチオピア同化政策
   等があるよね。
 ド:そんなもんじゃない。数えきれないくらいにあるさ。
 経:しかし、エリトリアもエチオピア無くして成り立たないし。
   再統合しても良いんじゃない?
 私:エチオピアとしてもジプチの港を使うよりも
   マッサワ(Massawa)港を使った方が良いんじゃないの?
 ド:確かにかつてはエチオピアはマッサワ港を使っていた。
 私:マッサワ港の方が、ジプチ港よりもAddis Ababaに近いんじゃない?
   それにエリトリア政府は、マッサワ港の改修工事を進めているじゃない。
 ド:Addis Ababaからはマッサワ港も、ジプチ港もそんなに距離の違いは無いんだ。
 経:エリトリアもマッサワ港をエチオピアに使わせてくれれば
   ジプチ港との価格競争が起きて、ジプチ港の使用料が安くなるんじゃない?
 私:あれ、それじゃぁ、依然としてエリトリアの港を使わないじゃん。
 ド:そうさ、エチオピアにとって、エリトリアはどうでもいいのさ。
   向こうから「一緒になりたいです」って言ってくるなら考えてもいいけど。

運転手さんが具体的に教えてくれなかったエリトリア独立戦争へ突入した経緯。
この部分は、現在40〜60歳の世代には、相当根が深く“恨み”として残っている様です。
これと言った資源や、両国にとって大きなメリットが無い限り
再び一緒になる事はなさそうな感じです。
 

2013年12月29日日曜日

混合ガソリンしかないAddis Ababa。

「うちは、混ぜ物無しなんだぜぇ。」とは紅の豚の中で出てくる台詞のです。

エチオピアの首都Addis Ababaでは
時よりガソリンスタンドに列をなした車を見掛けます。
特にこうした列を見掛けるのは、エチオピア歴にて月が変わる前。
走っている車の中より。
事務所のドライバーさん曰く
「来月、燃料代が上がるって情報が流れると、みんなガソリンを前もって入れるのさ」
一説によると、エチオピアのガソリンの多くはスーダンより入ってきているとの事。
仮に南スーダンから入ってきているとしたら・・・最近荒れているので
ガソリンの輸入にも影響をしかねません。

さらにドライバーさん曰く
「砂糖を生成する過程で発生するエタノールをガソリンに混ぜているんだ。」
との事。

確かにブラジル等では、エタノールが混合されたガソリン販売が一般的です。
その為、ブラジルで販売されている自動車はエタノール混合ガソリン対応になっています。
日本でも試験的に容積比3%のエタノールを含むガソリンが販売されていますが
他国に比べて一般的ではありません。

混合ガソリンに対応していない車にエタノールの混合比率が高いガソリンを入れる場合
点火のタイミングなどを調整しなければ十分な性能が発揮できなくなります。
また、内部のゴムやプラスチックを腐食する恐れがあります。

標高2300mという高地で空気が平地に比べて薄い事によるエンジン出力低下。
そして混合ガソリン(比率は不明)を使う事でエンジン出力低下。
こりゃぁ、燃費が悪いはずだ!
Addis Ababaは盆地で、車が古くて、燃費も悪ければ、空気が悪くて当然!


輸入品でないエタノールをガソリンに混ぜたくなる気持ちが判りますが
いったい、どれくらいの料のエタノールをガソリンに混ぜているんだろうか?
 
どこで入れても同じ値段。

出典:Wikipedia

2013年12月27日金曜日

道路工事中の営業保証

出勤途中の事務所運転手さん(ド)との世間話シリーズ。
道路工事で、昨日は通れた所が、今日は予告も無しに通れなくなっていました。
そんな事を切っ掛けに話し始めたお話。
道路工事で全く通れなくなってしまった道路
私:相変わらず道路工事が激しいね。
 ド:まぁね、でもまぁ、数年もすれば大きく変わるさ。
 私:あそこ(通り過ぎる景色を指して)のお店なんか大変じゃない?
   以前、Bole通り(一番の目抜き通り)が工事のとき
   通り沿いのお店の人達は大変そうだったけど。
 ド:あぁ、お客さんは来られないし、だいいちお店の人達も行くのが大変だ。
 私;どうしているの?
 ド:お店を畳むのさ。
 私:畳むって・・・、だって彼らにだって生活あるでしょ?
 ド:まぁね。しかし、お店を開けていたって、見ての通りお客さんは来られない。
   だからお店を畳んでしまうんだ。
 私:えー、でもそれって道路工事が原因だから、その間の営業保証を
   道路工事の施主であろうAddis Ababa市とかがしないの?
 ド:そんなもんないさ。

道路工事が始まって、その沿道の店舗は軒並みお店を一度畳むそうです。
お客さんが来なければ、テナント代を支払う事も出来ず、それこそ破産。
それであれば、一度お店を畳んで、商品はどこかにしまい込んでおくとの事。

個人商店が大多数をしめるAddis Ababa。
無計画な手順で道路工事が始まるたびに同様の事が起きている様です。
それでも誰も文句を言わないのはどうして?

以前、やはり道路工事でお客さんが殆ど来なくなっていた店主の一言が思い出されます。
 「国の発展の為には仕方ないのさ。」
貧弱な民間部門が国の発展には欠かせないと思うのですが
彼らは全体(国)の為と思えば個人の苦しみを我慢してしまいます。
依然として社会主義時代の考え方が生きているのを感じます。
 

2013年12月25日水曜日

倍返しにしてやる!

出勤途中の事務所運転手さん(ド)との世間話シリーズ。
ラジオから流れてきたニュースに耳を傾け、そのニュースの事を教えてくれました。

 ド:陽介、このラジオのニュース面白いぞ。
 私:ほうほう。
 ド:15年間一緒にくらしてきた夫婦がある晩喧嘩をしたそうだ。
 私:ふむふむ、まぁ、時に喧嘩は避けられないね。
 ド:しかしそこで終わりじゃない。
   怒りの収まらない奥さんは、後日、旦那さんを車ではねたそうだ。
 私:はぁ!
 ド:近所の人がひかれた旦那さんを病院へ連れて行って
   幸い命に別状は無かったそうだ。
   その近所の方が、奥さんへ連絡をとると、奥さんは
    「そのまま放っておいて」
   と。
 私:“車でひいちゃう”とは穏やかじゃないね。
 ド:奥さんがひいたというのがバレて
   奥さんは警察へ捕まって、裁判に掛けられたそうだ。
 私:さすがにバレるだろうね。
 ド:ところが裁判で旦那さんは
    「これまで15年間夫婦共にしてきた。私は今でも妻を愛している。
     どうか今回の事の罪は問わないで欲しい。」
   といって、控訴取り下げをお願いしたそうだ。
 私:ひかれも、そう言える旦那さんはすごいね。
 ド:結果、奥さんは罪に問われる事無く、無罪放免となったそうだ。

 私:とろこで、それってエチオピアの話?
 ド:いいや、イギリスらしいね。
 私:同じ事がエチオピアであったらどうなる?
 ド:間違いなく旦那は奥さんを殺すね。
 私:それって・・・された事以上の事を仕返すってこと?
 ド:当然さ。
   もっとも、その前に奥さんは旦那さんをひき殺しているだろうね。

夫婦間といえども、 サバイバルなエチオピア。
未だに生きているのか?目には目を歯には歯を。
いや、それとも今話題の「倍返しにしてやる!」

2013年12月12日木曜日

安倍首相エチオピア訪問ご一行様

出勤途中の事務所運転手さん(ド)との世間話シリーズ。

アディスアベバでは、ニュースでも流れた事もあり
2014年1月に、安倍首相が日本からやって来る事は既知の事。

 私:来年の1月、日本の首相がエチオピアへやって来るのを知っている?
 ド:あぁ、ニュースでも取り上げていたからね。
 私:何人くらい随伴してくるか知っている?
 ド:いや〜、知らないよ。
 私:予想してみてよ。
 ド:なんせ一国の首相が来るからねぇ、いいとこ30人じゃない?
 私:聞くところによると、200人らしいよ。
 ド:え?
 私:多過ぎやしない?
 ド:まぁ、確かに首相が来るとなると、大臣も一緒に来たり
   専門的な会合があるとなると、その専門家も来るだろうし
   SPも一緒に来るだろうな・・・。しかし、200人!
 私:幾らなんでも多すぎる印象だよ。
   飛行機1機、すべて「安倍首相ご一行様」って訳だ。
 ド:ところで何をしに来るんだ?
 私:AUの会合に参加するらしいよ。
   ※2010年1月より、毎年外務副大臣は来エチオピアしております。
   何が決まるのか、とっても気になるよ。

アメリカの小浜さん、いやオバマ大統領が外遊する時は何人くらい随行するんだろうか?
「日本ってお金持ちな国なのね。」と運転手さんは思っているに違いない。

2013年12月10日火曜日

罪はどうやって償う?

事務所にて車に荷物の積み込みを終えて走り出すと
事務所のドライバー(ド)は満足げ。
どうしたのかを聞いてみました。

 私:どうしたの?何かいい事があった?
 ド:いや、さっき俺が話していた彼女の妹に、いい事があったんだ。
 私:どんな?
 ド:彼女の妹の旦那さんは亡くなってしまったんだが
   彼は以前、他の女性とも結婚していた。
   その女性との間には子供が出来なくて
   数年してさっき話していた彼女の妹とも結婚した。
   法律上は結婚していないんだけどね。
   その新たに結婚した女性との間には、娘が3人できた。
 私:ほうほう、ちょっとややこしそうな家族関係だね。
 ド:そう。
   そこで旦那さんは、裁判所、市役所などありとあらゆる所へ
   「この娘は、私の実の娘です」って証明になる書類を提出しておいたんだ。
 私:ふむふむ、ややこしい関係だけに重要だね。
 ド:そう。そして旦那さんが亡くなってしまった。
   当初は一番目の奥さんは
    「そんな人は知らない」
   って言って、財産分与に応じなかったんだ。
 私:そりゃぁ、そうだろうね。独り占めしたいだろうね。
 ド:そして亡くなる前に提出していた書類の効力が発行されたんだ。
   裁判所が、娘さんへの財産分与命令を出したんだ。

 私:一番目の奥さん、最初はウソをついていた訳だよね?
 ド:そうなるね。
 私:そういったウソって、聖書では厳しく罰していないの?
 ド:罰しているさ。何かしらの罰を必ず受けるね。
 私:一番目の奥さん、許しを請ったりしないの?
 ド:許されない。絶対に罰をうけるね。

信仰心の強い彼、教会等でこうした懺悔をどうやってするのか聞いてみたかったのですが
話に乗ってきてくれません。

私自身、目をつむる範疇ですが、彼もウソとは言わないまでも
懺悔すべき事は沢山しているはず。
そうした懺悔すべき事、彼もやはり罰を必ず受けるのかな?と思いきや
以前彼が言っていた事を思い出しました。
「俺は常日頃、ちゃーんとお祈りをしているから神様は許してくれるはずだ」
なんか都合がいいなぁ。
 



2013年12月4日水曜日

警察官の取り締まり対策

市内を車で走っていると、警察官の取り締まりにあった車が居ました。
警察官は既に違反切符を切っている様子。
そんな光景を見て、以前の事を思い出してドライバー(ド)に聞いてみました。

 私:以前、違反切符を切られそうになったとき、別な方法で解決したよね。
 ド:あぁ、違反切符を切られると、警察署へ罰金を支払に行ったりするのが面倒。
   だから別な方法で解決したぞ。
 私:今通り過ぎた人、不通に違反切符を切られていたみたいだけど・・・
   最近は違反切符を積極的に切るの?
 ド:そんな事は無い。
   警察官は、人となりを見ているのさ。

 私:以前、違反切符を切られそうになった時はどうしたの?
 ド:ちょっと警察官とお話ししたのさ。
 私:お話??「これで見逃してくれよ!」って??
 ド:まさか!そんな違法な事はしないさ。
   「どうしてあなた自身で、私の事を処罰しないのさ?」
   「Why don't you punish me by yourself??」
   って言ったのさ。
 私:なるほどね、なかなかうまい言い方だね。
   幾ら罰金として渡したの?
 ド:違反切符だと、150Birrだ。だから100Birrを罰金として警察官に渡したのさ。

こうした事、割と頻繁にある様です。
中にはあからさまに現金を要求してくる警察官もいますが
法外な私的罰金を要求して来ない辺り
まだまだエチオピアの警察はまともかもしれません。
  


2013年11月19日火曜日

Great Run 2013向け安全対策

毎年11月も下旬が近づくと
アディスアベバでは、職場では、Great Runの話題が出てきます。
昨年、私自身も参加しましたが・・・標高の高さから思う様に走れず
最後は少々ばて気味?脱水症状気味?になった気がします。

このGreat Runは参加者数が物凄く、37,000人程(2012年)が参加します。
 ※青梅マラソンは12,000人程 
スタート地点、物凄い数の参加者!

スタートと同時に押し合いへし合い!

さて、今年も11月23日にGreat Runが予定されていますが・・・ここで少々問題が。
今年の10月14日に、ソマリ地区にて爆弾を作っていたと思われる2名が
作る際のミスにより爆発を起こしてしまい、死亡する事件がありました。

折しもワールドカップ予選エチオピア対ナイジェリア戦が開催される前で
この無くなった2名は、この試合会場にて爆弾を爆発させて
爆破テロを企てていたとの見方が有力です。
8月のケニアのナイロビで起きたテロ依頼、エチオピアも治安引き締めに躍起ですが
この先どうなるでしょう。

さて、ここまでは実は前置きで、ここからが本題。
今年のGreat Runは、一体どのような安全対策をするのでしょうか?
沿道10kmのコース全体をくまなく警察を立てるのか?
約37,000人の参加者一人一人をくまなくボディチェックを行うのでしょうか?
私の得た情報(事務所の運転手さん(ド)との世間話)からでは
そんな非現実的な方法ではありませんでした。

 私:今年もGreat Runが予定されているね。
 ド:そりゃぁもちろん、これまで例年開催されているからね。
 私:でも、今年は安全対策は大丈夫なの?
 ド:安全対策?
 私:だって、ナイロビでのテロ以来
   ソマリアの周辺国はみ〜んなセキュリティレベルを上げているじゃん。
 ド:エチオピアは大丈夫。
 私:言い切るねぇ。
 ド:エチオピアのセキュリティレベルは
   元々ケニアなんかとは比較にならない位高いんだ!
 私:え〜ぇ、でもさぁ、ソマリ地区で爆発騒ぎがあったり
   国境付近の街でバスが爆破されたじゃない。
 ド;後者が国境付近だから関係ない。
 私:う〜ん、では前者のソマリ地区は?
 ド:前者もソマリ地区で起きただろう?エチオピア人の居住区じゃない。
   しかも作っている最中に爆発して、失敗したじゃないか。
 私:え?だって、爆弾作れる材料は揃うってことでしょ??
 ド:いやいや、神様が爆弾作るの失敗する様にして下さったんだ。
   神様が我々を守ってくれているから大丈夫だ。
 私:・・・。

神様を持ち出されては、いかなる安全対策よりも有効に聞こえてしまいます。

え?私はどうするかって?参加しませんよ。
 

2013年11月15日金曜日

お給料と援助

出勤途中の事務所運転手さん(ド)との世間話シリーズ。
ラジオから流れてくるアムハラ語放送の内容を教えてくれました。

 ド:あるインド人がエチオピア人を雇っている会社での話した。
   ある日、インド人が部下のエチオピア人を呼んだそうだ。
   「おい、君の給料は35,000Birrと高すぎるので、下げたいのだが」
 私:35,000Birrってけっこう良い給料だね。US$2,000ちかいじゃん。
 ド:うん。確かにそうだ。しかし彼女は冗談だと思って本気にしなかったそうだ。
 私:インド人は冗談じゃなかったの?
 ド:そうらしい。そこでインド人は更に
   「エチオピアには依然として2400万人の貧困層が慢性的な食料不足に苦しんでいる。
    その人達に、少しでも分けた方が良いと思うのだが?」
 私:で、その女性は結局どうしたの?
 ド:自主的に退職したそうだ。
 私:その・・・、そのインド人がした事はどう思う?
 ド:賛成だね。

貧困で苦しんでいる人が居る一方、こうした高給取りが居る事も事実。
貧富の格差はドンドンと広がって行くエチオピアです。

ドライバーの発言も
 「この人は沢山お金を持っているじゃん、貧しい人へ施しをして当然だ」
という気持ちもこもっている様に感じます。
これって援助国へ対する気持ちに通じている気がします。
 「裕福な国が、貧しい国へ援助をして当然」
そんな印象をアフリカ大陸で仕事をしていると感じる事がしばしば。
それは宗教観に繋がっていたりするので、なかなか根が深くて難しい問題。

おんぶに抱っこでは、いつまで経っても自立は難しいと思うのですが
この既成概念はなかなかひっくり返りそうにありません。
 

2013年11月13日水曜日

“殺人罪”よりも重い刑

出勤途中の事務所運転手さん(ド)との世間話シリーズ。
ラジオから流れてきたニュースに耳を傾け、そのニュースの事を教えてくれました。

 ド:陽介、これはひどいニュースだ。
 私:え?どんなニュース?
 ド:Mescal Squareの近くにある教会そばで人を一人跳ね
   Mescal Square付近で他の車と接触して
   Dembel付近にて、さらに一人跳ねから、他の車と接触事故を起こして止まった。
   この車を運転していた人は捕まったんだけど・・・無免許だった。
 私:う〜ん、刑務所行きだね。
 ド:もちろんそうだ。
 
 私:仮にだよ、この運転していた人が20歳未満とか、18歳未満だとどうなるの?
 ド:その場合は・・・親が刑務所に入れられるんだ。
 私:え?親が??
   本人は無罪放免!?
 ド:その代わりに親が刑務所へ入るからね。
   でも、例外がある。
   過去に窃盗、喫煙、・・・等色々おかしていて、親としてもどうしようもない場合は
   親が刑務所に入らず、18歳未満でも刑務所おくりになるんだ。
 私:へ〜、日本でも少年院ってのがあるよ。

 私:先のニュースの件、どれくらいの刑期になると思う?
 ド:そうだなぁ、裁判所がどう判断するか何とも言えないが
   少なくとも6〜7年くらいか。
 私:他にどういった犯罪が重い刑期になるの?
 ド:もちろん殺人だ。あとは強盗、反政府活動。
 私:殺人よりも刑が重くなる事は何?
 ド:比べるまでもなく、反政府活動だね。
 私:「比べるまでもなく」!
 ド:刑務所でも他と隔離されて収監されるんだ。
 私:特に重い刑だと、地下牢に入れられて、一日数時間しか外の光を浴びれない。

殺人よりも、反政府活動の方が刑が重いとは・・・ 北朝鮮もそうなのかな?
  

2013年11月4日月曜日

休暇の過ごし方

出勤途中の事務所運転手さん(ド)との世間話シリーズ。

就業中、総務担当者から年末の休暇取得に付いて相談されていました。
そーいえば、一般的に旅行とかに出掛ける習慣はなさそうなエチオピア人。
果たしてどうすごしているのか?

 私:中期、長期間の休暇を取得した場合、どうすごしているの?
   どこかへ旅行したりする?
 ド:旅行へは行かないね。
 私:家でゴロゴロしているの?
 ド:いいや、むかしはトラックの運転手とかを臨時雇いでやっていたね。
 私:へー、それって稼ぎはいいの?
 ド:雇い主からトラックを充てがわれて、片道250kmくらいの道を砂を運ぶんだ。
   往復で2日間位か掛かるかな。
   それでおおよそ1,000Birrくらいだ。
 私:へー、けっこう良いお金になるね。
 ド:さらには日当宿泊費もでるんだ。
 私:それなら週に2往復して、2,000Birr。月で8,000Birrは見込めるじゃん。
   今の仕事よりも給料が良いんじゃない?
 ド:いやいや、そんな単純なもんじゃないさ。
   額面だけ見ると良い給料だけど、保険はないし、年金制度もない。
 私:(だからアルバイトでしかやらないのね)
   公的年金制度はエチオピアにはないの?
 ド:今年の9月から始まったぞ。正確な所は判らんが
   給与の18〜19%を年金システムへ収める仕組みになっているらしい。

エチオピアでは政府系、国連系、NGO系などはこうした年金、医療保険が整っているので
就職先として人気がある様です。
一部の民間企業は違う様ですが、多くの民間企業にはこうした制度が無いため
エチオピア人の中でも、就職希望先としては人気がない様です。
民間企業が脆弱 -> 保証制度を充実できない -> 
-> 人材が政府系等へ流れる -> 民間企業が育たない
と、そんなスパイラルになっていた様に感じます。

日本で言う厚生年金制度が始まったこれから、“保証制度の充実”が改善されるなら
エチオピアの民間企業は育つでしょうか?
いやいや、まだまだ民間企業が育つには障害が多すぎる様に思います。
 

2013年11月1日金曜日

急がば回れ

どうも車を運転している時のエチオピア人は全般的にせっかちな気がする。
日常的に朝晩の事務所と家の往復に
運転して頂いている事務所の運転手さん(ド)とのやりとり。

今回の話とは直接関係ないけど、Banbis付近の道路。

 ド:陽介、今通っている道は、これまで通った事が無いだろう?
 私:確かに無いね。初めて通る道だね。

かなりのガタガタ道を進む。

 ド:どうだ?早かったろう?
 私:うーん、どうだろうか?
 ド:リングロード(普段通る道)で渋滞にはまるよりはいいだろう?
 私:でも、デコボコ道を走っていると、車にダメージ加わるし、パンクの危険性もあるし
   アスファルトの道路の方が良いんじゃない?
 ド:・・・。

そこで会話は終わったのでした。
少しでも道が混んでいると、車と車の隙間へ割り込んだり
住宅街の道を抜けてみたり
どうもせっかちな気がしてなりません。

アディスアベバ市内は多くの場所で工事のため、通行止め。
その為、自ずと渋滞が増えてしまいます。
無茶をするドライバーを多く見掛けます。彼もそんな“無茶するドライバー”の一人。
彼に限らず、無茶をしたがために事故を起こして
当人では到底支払えない様な修理代が掛かったりします。
 「自分は事故を起こすはずが無い」
と思っているからでしょう。

どうして?
だって、神様信じているから。



おまけ 

Nairobi市内を走る乗り合いタクシー(マタツ)

2013年10月30日水曜日

お仕事と、Back stop

出勤途中の事務所ドライバー(ド)との世間話シリーズ。
出勤途中、ラジオから流れてきた小話を教えてくれました。

 ド:陽介、仕事では一般的に、休暇をとる時に
   休暇取得中に仕事を替わってこなしてくれる人を設定するだろう?
 私:(日本ではそんな改まってしなくても、誰かがこなすけど)
   そうだね。うちの事務所でも設定しているね。
 ド:しかし、一般的にエチオピアでは、手続き等で事務所へ行っても
   担当者が居ないと・・・
    「明日来て下さい」
   ってにべもなく言われるね。
 私:うん。それが一般的だ。
 ド:どうしてか判るか?
 私:いや・・・、責任とかとりたくないから?
 ド:そんな複雑な理由じゃないさ。
 私:え?
 ド:マニュアルに「明日来て下さい」って書いてあるのさ。

実際、政府関係の諸手続き、組織内の手続きにしても
担当者が不在だと、往々にして
 「明日来て下さい」
と言われがちなエチオピア。
半日手続きで並んで、やっとこもうすぐ順番がやってくる!って時でも
 「今日は時間切れ。明日来て下さい」
と言われる事も度々。

複雑怪奇な書類手続き、そして数々の書類、形式の決まっていない書式、・・・
そしてとどめを刺すのが、この担当者不在時の対応。
これでは手続きに時間が掛かるのも納得です。

発展の妨げになっている様な気がしてしかただない。
 

2013年10月28日月曜日

出産費用と所得の関係

出勤途中のドライバー(ド)との世間話シリーズ。
出勤途中、病院の前を通ったのを切っ掛けに始まった話。


 ド:陽介、知っているか?うちの政府(エチオピア)は良い政府なんだぞ。
 私:どうしてまた急に??
 ド:所得が低い人に対しては、病院に掛かる費用は全額無料なんだ。
 私:全額!?でも、さすがに出産に関しては無料じゃないでしょ?
 ド:無料ではないが、物凄く安いぞ。
   毎月の検査費用 2Birr
   出産費用 50Birr
 私:かなり安いね。
   って事は・・・100Birrも出産に掛からないってことだね。
 ド:そういうことだ。良い政府だろ?
 私:所得が特別低くない場合はどうなるの?
 ド:政府系病院なら、受診料と検査費用を支払うだけだ。
   それにしたって、たいした事ない。
 私:でも「所得の低い人」ってどの辺で線引きされるの?
 ド:安定的な仕事を持っていて、月の収入が500Birr以下の場合は認定される。
 私:500Birrって・・・相当低いね。
 ド:しかし、これはあくまでも政府系の病院に掛かった場合の話だ。
   民間病院だと、一回受信するだけで100Birrは掛かる。
   出産は1700Birrだったかなぁ〜。

我が家の大家さんにお願いされて雇っているお掃除担当お手伝いさんが700Birr/月。
一般的に日本人について働いている運転手さんが1500〜2000Birr。
それでも安いと思っていたのに、さらにその下がいるとは。

でも、世の中無料という事は有り得ません。
その分をどこかの誰かが出しているはず。
キチンとした税収も見込めていないだろうエチオピア政府。
いったい何処からお金が出ているんでしょう。考えるまでもありませんね。

2013年10月25日金曜日

発展しているのか?後退しているのか?

アディスアベバの空港から街中への目抜き通り
ボレ通りの工事が終わり、一段落したと思いきや
今度は東西と南北方向に路面電車を走らせる工事が活発です。

街中のあちこちで通行止めがおき、停電がおき、断水がおき・・・どうなっているのやら。
そんな渋滞の最中、事務所の運転手さん(ド)との小話。

 私:「相変わらず渋滞がひどいね」
 ド:「まぁ、あと2年の我慢さ」
 私:「2年もですか・・・
    中国が中心となって工事を行っているけど・・・
    エチオピアもパートナーを考えた方が良いんじゃない?」
 ド:「リングロード(環状線)は出来て数年後には
    雨期になると100mおきに大きな水たまりが出来て、走るのに問題があるな」
 私:「でしょ!ボレ通りも大丈夫?」
 ド:「2年経てば、街中はガラッと変わっているよ」
 私:「えーーーっと、それは前向きに変わっている?後ろ向きに変わっている?」
 ド:「・・・・」

運転手さんの沈黙は何を意味するのか?
 

2013年9月26日木曜日

「東アフリカ」と、「アフリカの角地域」

出勤途中のドライバー(ド)との世間話シリーズ。
先日ケニアのナイロビで起こったテロの話に続いて。

 ド:「東アフリカ」ってどの国をいう?
 私:えーっと、ケニア、ウガンダ、タンザニア、・・・かな。
 ド:よし、ではエチオピアはなんて表現される?
 私:「アフリカの角」って言われるね。
 ド:そう。でも、どこにも方角を表す言葉が入っていないんだ。
 私:確かにそうだね。
 ド:あと、エチオピアは植民地になっていないんだ。
 私:それは知っている。
 ド:電話も、電気も、全て政府が管理している。
   時々、不調だったり、サービスがイマイチな事はあるけど。
 私:(非常に迷惑しています。いい加減、サービス改善して欲しい)
 ド:それに対して東アフリカの国々ときたらどうだ?
   ぜーんぶインド人に面倒をみてもらっているじゃないか!
   あれじゃぁ、お金は全てインドの銀行へ流れて行ってしまうよ。
 私:(今、エチオピアも中国に色々面倒をみてもらっているけど...中国はいいの?)
   かつてウガンダが、インド人を追い出したとき、経済が停滞した事あったね。
 ド:そう、東アフリカの国々は自分たちだけでは何にも出来ないんだ。
   今回のテロにしたって、アディスアベバで起きたって半日で解決できるさ。

どことなく、東アフリカの国々に対してライバル視をしているのを感じます。
エチオピアは電気も、電話も全てを政府が管理しているため
安定性を含めてサービス全般が低い気もしますが・・・そこは言わない事に。

また「エチオピアは植民地になっていない」というのも・・・実際にそうなのでしょうか?
 ※イタリア領東アフリカについて
エチオピアよりも海に近いエリトリアは、色濃くイタリアの影響を受けていました。
アディスアベバにしても、街中の地名にイタリア語があったり
食べ物にしても、イタリアの影響を受けていたりします。


東アフリカ諸国、かつてイギリスやドイツの植民地になっていました。
その植民地になった国出身の人達がアディスアベバをみて、エチオピアをみて言います。
 「むしろ植民地になって良かった」
今現在のアディスアベバ市内のインフラの状況をみると
東アフリカ出身の彼・彼女の言い分もわかる気がします。
  

2013年9月23日月曜日

宝くじとその勝者

日本でも好きな人には大人気な宝くじ。
サマージャンボ、ドリームジャンボと発売日には、ニュースで取り上げられる事もあります。
エチオピアの宝くじ
ここエチオピアでも、宝くじは販売されていて
昨今の最高当選額は、4,000,000(4 million) Birrとの事!
単純に日本円へ換算しても、21,000,000円(2013/9/21現在)
貨幣価値の違いを考えると、かなりの金額である事は間違いありません。


この宝くじについて、事務所のドライバー(ド)と移動中に話した事があります。

 私「宝くじ、買うんだね。最高金額はどれ位?」
 ド「最高は、4 million Birrだよ。」
 私「でも、本当に当たるの?」
 ド「いや、さすがに最高は期待していないよ。2,000Birrとかが
   当たれば良いかなと思ってね。」

 私「実際に最高金額が当たった人の話を聞いた事ある?」
 ド「うん。しかし、どうした訳か、金持ちが当たる確率が高い気がする」
 私「あー、そういえば南西アジアの国に居た時も
   どうした訳かお坊さんがよく当たっていた。」
 ド「昔な、もっと小額な宝くじの抽選会場での事なんだけど
   俺の隣の男性と、お互いに“当たらないか?”と覗きあっていたんだ
   するとそいつ、当たっても居ないのに“当たった!”って言って
   係員の所へ行くんだよ。おかしいと思ってみていたら
   係員も“当選おめでとうございます!”ときた。
   おかしいなと思って、そいつに“お前、当たっていないだろう!”って問いただしたら
   当選金額の一部を俺に渡して、口封じしようとするんだ。」
 私「ありそうな話だね。つまりそいつはサクラか。」
 ド「陽介、ここを何処だと思っている?」
 私「え?」
 ド「アフリカだぞ。そんな宝くじがキチンと運営されている訳ないじゃないか」

わかる様な気がします。
 

2013年5月10日金曜日

前へ前へ

GW、お盆、年末年始と日本では高速道路の渋滞がニュースになります。
ずらっと車のライトが並んでいる光景をニュース等で見た事があるかと思います。
こうした渋滞は10kmだったり、20kmだったり・・・。

しかし、ここアディスアベバや近隣国の渋滞(10kmなんて渋滞しないし)の場合
お行儀よく車が列をなすとは限りません。
交差点での順番待ち(信号待ちにあらず!)での様子が下の写真。
車と車の距離が異常に近い
隙間、隙間へと車を進めるので、異常に車と車の間隔が狭くなっています。

渋滞ともなれば、なんとかして少しでも前へと進もうとします。
私自身も渋滞嫌いで、脇道を良く使ってしまう質ですが
事務所の運転手さんは、目の前の道路が詰まっていよう物なら、直ぐに脇道を使ったり
逆走してしまうケースもあります。

 私:「どうしてそんなに急いで前へ行きたい?」
 ドライバー「判らんね。でも、こうして進まないと
       1時間でも、2時間でもここに留まってしまうよ」
 私:「ともかく前へと行きたい?負けたくない?」
 ド:「わからんね。でも、前へと進ませたい」

“せっかち”としか言いようがありませんが、無理やり前へと進ませます。
そのせいか、街中では毎日接触事故を見掛けます。

私自身が乗っている時でも2回追突されました。

エチオピア人にとって車は高嶺の花。どうして丁寧に運転しないのでしょうか?
先の会話は事務所のこの道20年のベテランドライバーですらこうですから
どうにも改善しそうにありません。



おまけとして交通事情の動画です。

ナイロビ市内の渋滞と乗り合いタクシー(マタツ)


朝の出勤中の車内より

2013年4月7日日曜日

車を独りで運転している女性には声を掛けない。

少々長めのタイトル。

これまた事務所のドライバーと帰り道での会話から。

男と女の話をしていた中で出てきました。

男は自分の彼女を男友達へ紹介しない。結納が済むまでは。
男は自分の彼女を女友達へも紹介しない。

男は指輪をしている女性に声を掛けない。結婚しているから。
男は車を独りで運転している女性には声を掛けない。女の後ろに誰が居るか判らないから。

この最後の「男は車を独りで運転している女性には声を掛けない。」が気になりました。
ドライバーへ素朴な疑問「どうして声を掛けないの」と聞いてみると・・・

男性でもセッセコ働いても車を買うのは物凄く大変なエチオピア。
確かに日本と賃金格差、所得格差が激しく大きいエチオピアでは
「どーして男でも買えない車を
 女が、しかも自分よりも若い奴が転がしているんだ!」
と想像するとの事です。

社会主義時代の影響?

今の世の中、仕事の内容によっては、男女関係なく、年齢に関係なく
収入は様々なはずですが、やはり社会主義時代を生き抜いてきた人達にとっては
納得できない所があるのでしょう。
 

2013年4月5日金曜日

離婚した場合の親権・監護権の行方 〜エチオピア〜

帰り道での事務所運転手さんとのお話から。
 
 私:「エチオピアでは離婚した場合、子供をどっちが引き取るの?」
 ドライバー(以下、ド) :「それは旦那が決めるんだ」
 私:「え? 裁判所とかへ離婚調停みたいになった場合は?」
 ド:「まぁ、間違いなく“男親が決める”判決がでるね」

このやり取りがある前に、もちろん色々なやり取りがあった訳です。
事の発端は国際結婚についての話をしたのが始まり。

彼から聞く所によると
子供が5歳未満の場合、母親が引き取る権利があるが
5歳以上の場合は、父親に“引き取るか、引き取らないか”の決定権があるとの事。


ここの点一つでも、女性の権利が弱い様に感じてしまいますが
そこはエチオピアの文化。
その分男性が荷を背負っていると想像をします。

女性の権利が弱い影響か?
彼曰く「旦那が多少浮気をしても、女性は気付いても気付かぬ振りをするんだ」
悲しいけど、それはそうかも知れませんね。
離婚したくても、腹を痛めてまで産んだ子供と引き裂かれる恐れがあるんですから。

国際結婚して、悲しい事に離婚になった場合も
エチオピアの法律?ルール?が適用されるのでしょうか?