2013年6月13日木曜日

取り付け騒ぎでもないのに、銀行前に人だかりがある! 第2弾

銀行前の人だかり
前回のBlogに続いて、この銀行前の人だかりの話。

周囲の人に聞くと・・・
 「政府がある程度の補助をしてくれる」
 「場所は決まっていない」
 「場所は決まっている」
 「中心部から離れている」
など色々です。
情報が中途半端で新聞でも判らない。
依然として伝聞なので情報の正確さという点では怪しいのですが
“場所も決まっていて、政府が補助を出す事も無い”との事です。

エチオピアでのテレビニュースにて(アムハラ語)
ではどうしてこんなにも人が殺到するのか?

今現在、人々が殺到しているのはデポジット(毎月支払い)を収めるべく
口座開設、登録をしている模様です。
Condminiumが出来上がるまでにデポジットを収め
その後は残りを30年間など掛けて、月々返済していく仕組みになています。
つまりは住宅ローンですね。

しかし、低所得者はこうした長期間のローンを組むのが困難なため(信用が無い)
一般に販売されている住宅は、ローンを組めないので 購入出来ません。
しかし、今回は月々約200Birr〜3000Birrを積み立てて
デポジットとして、低所得者でもローンを組む事が出来るので殺到している模様です。


情報を探して新聞を読み返していたのですが、そんな中に気になるニュースを発見。
Bole空港移転の計画?
エチオピアの玄関、Bole空港の移転計画に関するニュースが載っていました。
今でも工事中なのに、こうした移転計画が出てくるという辺り・・・どうしてでしょう?

大規模な住宅建設、道路拡張工事、大型公共工事、・・・。
かつての日本と同じ様に、ゼネコンが絡んでいるのでしょうか?
維持するコストを無視した建設ラッシュが続きそうな気がします。



これまた伝聞ではありますが、このCondminiumが建設される場所は決まっておれど
銀行口座を開設して、毎月お金を積み立てても
どこのCondminiumが手に入るかはわからないとの事。
  • 運が良ければ街の周辺。
  • 運が悪ければ中心部から20〜30kmも離れた様な場所。
  • 同じ様にお金を積み立てても、手に入るCondminiumの場所によっては資産価値が大きく違ってくるはず。
それでも人々は今日も銀行の前に列をなしております。

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