2013年5月10日金曜日

前へ前へ

GW、お盆、年末年始と日本では高速道路の渋滞がニュースになります。
ずらっと車のライトが並んでいる光景をニュース等で見た事があるかと思います。
こうした渋滞は10kmだったり、20kmだったり・・・。

しかし、ここアディスアベバや近隣国の渋滞(10kmなんて渋滞しないし)の場合
お行儀よく車が列をなすとは限りません。
交差点での順番待ち(信号待ちにあらず!)での様子が下の写真。
車と車の距離が異常に近い
隙間、隙間へと車を進めるので、異常に車と車の間隔が狭くなっています。

渋滞ともなれば、なんとかして少しでも前へと進もうとします。
私自身も渋滞嫌いで、脇道を良く使ってしまう質ですが
事務所の運転手さんは、目の前の道路が詰まっていよう物なら、直ぐに脇道を使ったり
逆走してしまうケースもあります。

 私:「どうしてそんなに急いで前へ行きたい?」
 ドライバー「判らんね。でも、こうして進まないと
       1時間でも、2時間でもここに留まってしまうよ」
 私:「ともかく前へと行きたい?負けたくない?」
 ド:「わからんね。でも、前へと進ませたい」

“せっかち”としか言いようがありませんが、無理やり前へと進ませます。
そのせいか、街中では毎日接触事故を見掛けます。

私自身が乗っている時でも2回追突されました。

エチオピア人にとって車は高嶺の花。どうして丁寧に運転しないのでしょうか?
先の会話は事務所のこの道20年のベテランドライバーですらこうですから
どうにも改善しそうにありません。



おまけとして交通事情の動画です。

ナイロビ市内の渋滞と乗り合いタクシー(マタツ)


朝の出勤中の車内より

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