Danshaにてデモンストレーションを実施です。
現在居るGondarは標高が2,500mほど。
一方、Danshaは標高1,000mを切る程標高が下がります。
Gondarを出ての景色は幻想的な世界 |
フィールドへ着くと、景色は一変! |
デモンストレーションが始まっています。
大きな木の日陰で、なごやな雰囲気で進むワークショップ |
とはいっても、至って簡単!
全般的にエチオピアでは、お米を乾燥させ過ぎてしまって
精米する時には割れて、砕けてしまっているケースが多いのですが
今回のFar Boil Rice Machineは、胚芽米の段階で処理を行い
お米の外側をデンプン質で覆う事で
その後の乾燥処理に起こる過度の乾燥からお米を守る事や
栄養分を閉じ込めてしまう等の目的があります。
Far Boil Rice Machineの扱い方の流れを説明中 |
初めて目の当たりにするFar Boil Rice。そしてごみの除き方等を確認中。 |
乾氏も農民に混じって実践中! |
作付け ー> 育生 ー> 収穫 ー> 収穫後処理
と技術移転を行っても、これでは自分たちの口に入れる事の無い作物となってしまいます。
やはり自分自身でも食べて頂く事で、育てたり、収穫後処理も
より良くなる事が望めます。
女性グループのみならず、男性陣にも説明を行います。 |
参加者の皆さんに試食してもらう事にしました。
女性グループのリーダー協力のもと、料理をすすめる乾氏 |
外国人が、エチオピア料理でないものを作るとあって興味津々な様子。
丹念にメモを取ったり、教えあっている様子が印象的です。
作ったのはチャーハンと、ピラウです。
丹念にレシピ、手順をメモする農民さん達 |
試食するにあたっては、かなりのおっかなびっくりでした。
現地にあるもので作ったにも関わらず、概ね好評!
2回めはエチオピア人が自分で作り始めておりました。
2回目を作る時には、エチオピア人からエチオピア人へレシピ、手順を伝える光景も。 |
ピラウを準備中の乾氏 |
最初は恐る恐る試食。 |
レシピの確認にやってくる人達 |
全ての段階で、的確に場をしきり、指示を出して円滑に進めてくれます。
このワークショップはもう1日あり
出来上がったファーボイルライスをパッケージングします。
終止、デモンストレーションを仕切って下さった女性。過去、兵隊だったとか。 |
「その次のステップは、まずは我々が動きます。
Mekeleへ出来上がったファーボイルライスを持ち帰って
実際に商店にて販売をお願いします。」
生産 ー> 収穫 ー> 加工 ー> 販売 ー> 消費
と流れが出来ない事には、農家さん達の安定的な収入改善には繋がりません。
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