子供達にも明るい未来を |
「アフリカ理解プロジェクト(以下、アフリカ理解)」
のプロジェクト活動先の撮影を行ってきました。
これまでもお手伝いでいくつか撮影を行っていましたが
いずれもこのアフリカ理解では枝葉の部分と感じていました。
これまでの撮影分と併せて
最終的にはアフリカ理解全体の活動紹介ビデオを作る予定ですが
それにはまだまだ素材が足りません。
これまでの編集済み分:Africa-Rikai.net Channel on YouTube
今回の撮影ですが、アディスアベバ市内でも貧困層が暮らす地区での撮影でした。
アスファルト道路から、石畳の道路の路地へと入り
更にその路地から、舗装も、石畳も入っていない小道を入った奥です。
集会所は、この小道の奥 |
日本人グループの指導のもと、アクセサリー等の加工を行い
検品を通過できた商品を先のアフリカ理解が買い取り
アフリカ理解が販売を行って、収益金から材料費などを差し引いて
活動費にあてている様です。
アクセサリーを作成中 |
活動風景等を録画 |
集会所での撮影を済ませた後
彼女の住んでいる(家ではない)場所の撮影に向かいました。
表通りはLRTの工事が進んでいて、賑やかな状態です。
その表通りから脇道へ入り、急に彼女が立ち止まりました。
「ここが私の今のお家です」
この白いビニールで覆われた辺りが、彼女の住居 |
中は埃っぽく、右には家畜、正面に彼女の住居、その左隣は垂れ流しトイレ |
かろうじて表へ飛び出している部分が厩舎とは違う感じ。
中へ入ると、実際にロバ、牛が寝ています。
そんな一口付近の一角、彼女の“家”というにはあまりにも狭すぎるスペース。
家畜と隣り合わせ、さらにその反対側は垂れ流しトイレと隣接。
こんな環境で寝泊まりをしているとは、カルチャーショックです。
彼女の様に、道路等の拡張工事で立ち退きにあい
住む場所を追い出されてしまった人々は、ここアディスアベバでは珍しくない話。
しかし、彼女の様に貧困層の人にとっては、次に住む場所を見付けるのは困難です。
こうした人々に少しでも安定的な現金収入を作ろうという
「アフリカ理解プロジェクト」
私の出来る協力は微々たるものではありますが
素材が集まった時に制作に着手する活動紹介ビデオは
今から力が入ってしまいます。
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