2008年6月18日水曜日

組織の狭間

出発前、「瀬畑さん、現地では基本的に『放置』されますよ」とブリーフィングを受けて出発してきました。

案の定・・・放置です。

まぁ、これは表現の仕方の問題だと思いますが
協力隊の時は色々とかゆいところまで準備されていましたが
今回は契約内容であったり
国連ボランティアとしてやるべき事は自ら動いていかないと
動かなかったりします。

現地到着をしてから
  • セキュリティテスト
  • 基本的な契約
  • 現地生活費手続き
  • 赴任当初の支度金
  • 現地銀行口座の開設
  • 在住者登録
  • 国連組織へのID登録
とこなしてきました。
これらをキッチリこなしておかないと
現地生活費がもらえなかったり、事故・災害時に保障されなかったり
あとあと面倒なことが多いので
まずはきっちりと事務手続きをしております。

とはいえ、段々と「こんな仕事をやって欲しい」と言われるのですが
一つの建物に二つの組織(UNDPとUNFPA)。
この片方(UNFPA)に私は所属しているのですが
所属している上部組織(UNDP)からも仕事を頼まれそうです。
いえ、既に頼まれています。

「陽介、明日の会議に出席してくれ!」

まだ本来の所属組織の仕事を一切手を付けていないのに
上部組織であるUNDPから会議出席の依頼です。


UNDPが私をUNFPAから引き抜きをしようという動きも。
それに対抗して、そうはさせまいと動くUNFPA。
二つの組織の狭間に立たされて、私はいったいどうなるのやら。
雨上がりの事務所の空

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