中央に植え込みのある美しい片側2車線道路でした。
2011年3月2日撮影 |
2011年3月2日撮影 |
「拡幅工事に伴って立ち退きが必要なビルは1軒のみです」
と発表された旨を聞きました。
確かにそれまで広かった歩道を削って、中央分離帯を狭める事で
道路の拡幅工事は進んでいきました。
Bole Japan付近の工事中のBole通り 2012年3月4日 |
Boston Spa向かい側付近 2012年8月25日 |
メインストリートのBole通りが通行止めになったので
迂回路になった道路は大混雑で、不便この上ない状況でした。
そしてつい先日、このBole通りが開通し
空港からMaskel Squareまでが再び通れる様になりました。
「AUの会議開催までに間に合わせる!」
との号令のもと、工事が進んでいましたが、なんとか間に合った様子です。
Fantu Supermarket付近 2013年5月26日 |
しかし、歩行者が横断する術を用意していないので
今後は事故が増えるのではないかと危惧します。
車は車線を守らず、歩行者はズンズン横断する。 |
このBole通りの工事終了と前後して始まったHaile Gebre Silase通りの拡幅工事。
こちらは中央に路面電車(LRT)を走らせる予定です。
もともとの歩道の幅が狭かったので通り沿いの商店は
道路拡幅分を取り壊して、新たにお店の入り口を作っています。
道路拡幅分だけ店を下げている様子 |
これらの建物が違法状態だったとの事。本当か?
こうして物凄いスピードで道路工事が進み、街の景観が変わろうとしています。
どういった都市計画を描いているのか判りませんが
「既存の物を壊して、ドンドン新しくしていく」
というスタイルの様な気がします。
そんな街の変貌ぶり、エチオピア人の同僚に聞くと
「道路の建設が進むのはすごくいい事だ!」
と手放しで喜んでいます。
かつての日本がそうであった様に、ズンズンと発展している街においては
「歴史的な」「伝統的な」といった言葉は無力である様に感じます。
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