アディスアベバ市内はどうなるかと不安を感じていました。
政府へ対する不満を普段は言っている同僚。
(日本人だって政府に対して不満は言いますね)
今回のメレス首相に関してとなると
「悲しい」
と口を揃えます。
これまでの愚痴?不満?怒り?と、どれともとれない
これまでの同僚たちの発言を思い返すと、“悲しい”と口を揃えるのは不思議でした。
8月21日の夜、大家さんが電話をしてきます。
「陽介、古いテレビが一台あっただろう?
俺のテレビは買い替えて、エチオピアのチャンネルが写らなくなってしまったんだ。
持っていっても良いか?」
もちろん断る理由も無いのでOKです。
昨日の20:00からエチオピアのテレビでは特別放送が流れました。
それを大家さんは見たかったのです。
夕方、職場から家へ帰る時点でも、空港のそばではメレス首相の遺体へ
哀悼の意を表する為に、市民が列を作り始めている光景を目にしました。
職場の運転手は『みんな、メレス首相へ哀悼の意を表する為』と教えてくれます。
8月21日夜、メレス首相の遺体はアディスアベバ到着
From BBC News
「ここまで敬愛されていたのか!」と驚かされています。
メレス首相(Meles Zenawi)
エチオピアを急速な成長軌道に乗せるとともに地域紛争の調停でも大きな役割を果たした。約20年にわたってエチオピアを強権的に支配し、野党弾圧や人権抑圧で批判も受けた。
AFP Newsより
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