安物買いの銭失い

エチオピアのちまたにあふれる中国製品。
そのどれもが割と安価で、エチオピアの人々にとっても手を伸ばしやすい様です。
私自身も昨年、赴任して直ぐに揃えた鍋＆フライパンセットは８点セットで
日本円にして2500円もしなかったはず。
これでしっかりと使い物になればいいのですが・・・そうもいきません。
フライパンは火にかけると反り返り、薬缶はお湯を沸かしても音がならず・・・。

今回、薬缶に関しては結婚式の引き出物のギフトセットで選んで持ってきました。
二つの薬缶の違いやいかに！

左手前は新しい薬缶、奥が昨年買った薬缶

 一見、これまで使っていた薬缶もまともそうなんですけど
どうしてもお湯が沸いても音はなりません。
その原因とは・・・、注ぎ口と、蓋のこの隙間。

一般的にこちらで出回っている中国製品、安かろう悪かろうが多い気がします。
エチオピアの方々の貴重なるお金を使って買っても、直ぐに壊れてしまっては可哀想です。
好きで安物買いの銭失いにエチオピアの人達がなりたい訳でもないと思います。

もうちょっとキチントした質の物を輸入するなり、中国側も供給してあげて欲しいです。
でないと、エチオピアに限らず、アフリカはいつまで経っても
お金をこうして浪費して、貧しいままとなってしまいます。